JCBカードの自動リボ払いに「スマリボ」というサービスが在ります。昔は支払い名人という名称でしたがサービス内容が変更されています。
リボ払い自体は当ブログでも「実は危険なリボ払い」の記事内でも紹介している通り、非常に恐ろしい決済方法です。高金利&返済が進まないという仕様の為、何も考えずに使うと借金増幅装置になってしまいます。
ただ、そんな風にカード会社が儲かるシステムだからこそ、カード会社もリボ払いをしてもらうためにあの手この手で特典を付けて勧誘してきます。賢い消費者としてはそれらを熟知して逆手にとって特典だけを美味しく頂きましょう。
今回はJCBブランドのクレジットカードの自動リボ払い「スマリボ」で活用できる年会費節約術を紹介します。
自動リボとは?
自動リボとは、設定をしたクレカでの買い物がすべて自動的にリボ払いになるというシステムです。1回払いで購入した決済も自動的にリボ払いにしてくれます。
[bloglink url=”https://money-lifehack.com/creditcard/3001″]
知らないうちに登録して、いつの間にか残高が増えてしまった……なんてトラブル事例も耳にしますのでご注意を。
JCBカードの年会費をスマリボ利用で節約する方法
JCBカードの自動リボのスマリボに登録をすると、条件達成でカードの年会費のキャッシュバック特典があります。
- スマリボに登録している
- 有効期限付きの前月の15日~12か月遡った期間にショッピングの利用がある
これが条件です。条件を満たすと年会費が優遇されます。
カードグレード | 年会費 | キャッシュバック金額 |
---|---|---|
一般カード | 1,375円以上 | 1,375円 |
1375円未満 | 全額キャッシュバック | |
ゴールドカード | 5,000円以上 | 5,000円キャッシュバック |
5,000円未満 | 全額キャッシュバック |
こうなります。ちなみに対象となるのはJCBのプロパーカードだけでなく、一部の提携カードを含みます。
なお、以下のカードは対象外です。
- JCBザ・クラス、プラチナカード
- 家族カード、ETCカード、クイックペイなどの年会費
- ペルソナカード
- 株式会社セブン・カードサービスが発行するカード(セブンカード)
- 小田急電鉄株式会社が発行するカード(OPクレジット、JALカードOPクレジットなど)
- 西日本旅客鉄道株式会社が発行するカード(J-WESTカードなど)
なので、たとえばANA JCBカードなどは対象ということになりますね。一般カードだと2,200円(税込)、ゴールドカード(ワイドゴールド)だと15,400円(税込)なので、それぞれ条件をみたせば、一般カードは825円、ワイドゴールドは10,400円に年会費を節約できるということになります。
他にも住信SBIネット銀行の発行しているミライノカードなどもJCB発行なので対象です。ミライノカードGOLDはちょうど年会費が5000円なので年会費全額キャッシュバックできちゃいますね。
1度以上の利用が条件なので注意、リボ手数料を考えるとお得じゃない?
一方で条件として1回以上のショッピングが必要になります。
そして、選択するコース(ゆとりコース、標準コース)ごとに返済プランが異なります。
ゆとりコースは5,001円以上、標準コースは10,001円以上の利用があると手数料が発生する仕組みになります。
実質年率は15%なので使いすぎるとキャッシュバックを超える手数料が発生
手数料率は実質年率15%となっておりますので、超過していると高額なリボ手数料が発生することになります。仮に8万円の残高がある場合の年間のリボ手数料(金利)は約12,000円に達しますので、年会費キャッシュバックの特典などは消え去ってしまいます。
つまり、スマリボ自体は普段決済に使うカードには向いていないということになります。この特典は月間に1万円未満の決済にのみ利用する人(カード)向けということになります。
1万円以上を利用したら繰り上げ返済をする
ちなみに、1万円以上を利用した場合であっても、支払が確定した時点で金額の繰り上げ返済(事前入金)をすればリボ手数料の発生を回避機できます。
JCBカードは毎月15日が利用の締め日となっています。一方で算定日は21日です。そのため期間的には短いですが、15日~20日までの間にATMから入金をして残りの請求額を1万円以下にしておけば手数料は発生しません。
ATMはセブン銀行ATMやローソン銀行ATM、ゆうちょ銀行ATMなどが利用可能です。
死蔵カードの年会費節約には効果的
このスマリボでの年会費節約術はいわゆる「死蔵カード」に関して有効です。
[bloglink url=”https://money-lifehack.com/creditcard/use/16429″]
死蔵カードというのは、普段の決済には使わずに保有だけして特典を得るというカードです。たとえばANAJCBカードだと保有だけで毎年1000マイルがもらえます。年会費は2200円必要ですが、スマリボ特典で年会費割引で825円になれば、1000マイルを825円でバイマイルできていることになり非常に効果的。
また、SFC修行やJGC修行を経てそのステータス維持のためにANAカード(ワイドゴールド)、 JALグローバルクラブCLUB-A JCBカードなどを保有する場合の年会費を5,000円も節約できるのはメリット大です。
住信SBIネット銀行のミライノカードGOLD(年会費5000円)も年会費無料とすることができます。
死蔵カードは年1回Amazonギフト券でも買って条件を達成する
一番お手軽な方法としては1万円以下のAmazonギフト券等の金券をクレカで購入するという方法が有効です。年1回ギフト券を購入するようにすれば大丈夫です。
なお、電子マネーチャージ、モバイルSuicaは対象外なのでご注意ください。
今、一番おすすめのモバイル回線は「楽天モバイル」です。
今は『楽天モバイル』が最強。楽天リンクを使えば通話かけ放題だし、パケットも使い放題で月々3,168円。データ通信をあんまり使わない人は1,078円で回線を維持できます。
さらに、家族と一緒なら110円OFF。
今なら三木谷社長からの特別リンクから回線を作ると、他社からMNPで14,000ポイント。新規契約なら7,000ポイントもらえるぶっ壊れキャンペーン中。
>>三木谷キャンペーン申し込みはこちら
※一人当たり最大5回線まで利用可能。
5回線までMNPすれば14000P×5=7万円相当の楽天ポイントがもらえます。