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銀行で硬貨整理手数料の徴収がスタート!小銭貯金はもう時代遅れ?手数料を掛けずに入金する方法

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一部の銀行で「硬貨整理手数料(大量硬貨入金手数料)」なる手数料の徴収が始まっています。これは両替手数料とは逆で、小銭(硬貨)を持ち込みして入金や振込をする時、硬貨の枚数に応じて手数料が発生するというものです。大手行を中心として2020年くらいから導入する銀行が増えています。

私が小さいころは小銭を貯金箱に貯めて、貯まった硬貨を銀行(郵便局)に持ち込みしてジャラ~と計測してもらって通帳に入金したものですが、そうしたことは全く歓迎されない世の中になったようです。
キャッシュレスな世の中、小銭貯金をするというのはもう時代遅れなのかもしれませんね。

主要銀行の硬貨整理手数料(大量硬貨取扱手数料/小銭手数料)

まずは主要な都市銀行やゆうちょ銀行、地方銀行の硬貨の入金時の手数料を見ていきましょう。

※以下はすべて窓口利用の場合、手数料無料の枚数は1日1回限りの設定となっている場合があります。

銀行名 無料枚数 500枚時 1000枚時
みずほ銀行 100枚まで 550円 1,320円
三井住友銀行 300枚まで 550円 1,100円
三菱UFJ銀行 100枚まで 660円 1,100円
りそな銀行 100枚まで 600円 1,100円
ゆうちょ銀行 50枚まで 1,100円 1,650円
横浜銀行 100枚まで 770円 880円
福岡銀行 100枚まで 無料 330円

結構シビアですね~。
貯金箱でコツコツと小銭を貯金して~というのは時代ともマッチしていないのかもしれません。
みずほ銀行に10円玉を1000枚持ち込んだたら、1万円に対して1,320円の手数料(13.2%)というバカみたいな手数料がかかることになってしまいます……。1円玉だと預けたら逆にお金取られちゃうわけですね。

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大量の硬貨を紙幣などにまとめる方法については上記記事でも紹介しましたが、硬貨整理手数料の登場によって一度にまとめて行うのは難しくなってきましたね。
ゆうちょ銀行も2021年1月17日~小銭手数料を有料化しました。特にATMでの預入時は1枚からでも110円の手数料(ATM硬貨預払手数料)がかかりますのでご注意くださいね。

硬貨整理手数料(大量硬貨取扱手数料)を節約する方法

大量の硬貨を貯金している……というような方はどのようにして硬貨整理手数料(大量硬貨取扱手数料)を節約したらいいのでしょうか?

  • 硬貨入金対応のATMでコツコツ入金する
  • スーパーのセルフレジなどで小銭を消費する
  • 寄付や義援金を贈るときなどに使う

硬貨入金対応のATMで無料範囲でコツコツ入金する

硬貨の枚数がそこまで多くないというのであれば、一定の無料での受け入れがある硬貨入金に対応ATMを使う手があります。

銀行の本支店にあるATMは硬貨入金機能も備えているものが多いです。1回100枚まで程度と上限がありますので、大量の硬貨を持ち込む場合は何度も操作する必要がありますが、そこまで多くない量の硬貨ならATMでコツコツ入金するのも手かと思います。

スーパーのセルフレジなどで小銭を消費する(小銭を貯めない)

ほおっておくとサイフが小銭で膨れてしまうという方は、小銭を貯金箱に入れるのではなく、スーパーなどのセルフレジで小銭をまとめて入れてお会計しちゃいましょう。

ちなみに、大量の小銭を投入すると機器トラブルなどが発生したケースもあるようなので常識的な範囲で。

寄付や義援金を贈るときなどに使う

これはちょっと特殊なケースですが、郵便局の窓口などで普通に入金をすると手数料がかかりますが、福祉や寄付を目的とする場合には手数料が免除されるケースがあります。
なお、手続きは窓口で行う必要があります。小銭貯金が大量にあるけど、手数料がかかってしまうし、どうしようもない……というようなケースではこうした制度を使って寄付してみるのも良いと思います。

小銭貯金はもう時代遅れ?

サイフに入っている小銭を貯金箱に入れて貯金していくという「小銭貯金」という方法は現代ではもう時代遅れなのでしょうね。キャッシュレスの時代でもありますし……
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小銭貯金の代替といえるか?といわれると少し違うかもしれませんが、昔ながらの小銭をコツコツ貯めていく方法はあまり推奨できる方法でなくなっているのは間違いないことですね。