振込手数料、ATM手数料、預金金利などが秀逸!給与口座におすすめの銀行。
銀行で硬貨整理手数料の徴収がスタート!小銭貯金はもう時代遅れ?
一部の銀行で「硬貨整理手数料(大量硬貨入金手数料)」なる手数料の徴収が始まっています。
これは両替手数料とは逆で、小銭(硬貨)を持ち込みして入金や振込をする時、硬貨の枚数に応じて手数料が発生するというものです。大手行を中心として2020年くらいから導入する銀行が増えています。
私が小さいころは小銭を貯金箱に貯めて、貯まった硬貨を銀行(郵便局)に持ち込みしてジャラ~と計測してもらって通帳に入金したものですが、そうしたことは全く歓迎されない世の中になったようです。
キャッシュレスな世の中、小銭貯金をするというのはもう時代遅れなのかもしれませんね。
目次
主要銀行の硬貨整理手数料(大量硬貨取扱手数料)
まずは2020年7月28日時点での主要な都市銀行やゆうちょ銀行、地方銀行の硬貨の入金時の手数料を見ていきましょう。
銀行名 | 無料枚数 | 500枚時 | 1000枚時 |
---|---|---|---|
みずほ銀行 | 100枚まで | 550円 | 1,320円 |
三井住友銀行 | 300枚まで | 550円 | 1,100円 |
三菱UFJ銀行 | 100枚まで | 550円 | 1,100円 |
りそな銀行 | 500枚まで | 無料 | 550円 |
ゆうちょ銀行 | 無料 | ||
横浜銀行 | 500枚まで | 440円 | 880円 |
福岡銀行 | 500枚まで | 無料 | 330円 |
都市銀行は結構シビアですね~。
貯金箱でコツコツと小銭を貯金して~というのは時代ともマッチしていないのかもしれません。
一番手数料が高いみずほ銀行に10円玉を1000枚持ち込んだたら、1万円に対して1,320円の手数料(13.2%)というバカみたいな手数料がかかることになってしまいます……。
大量の硬貨を紙幣などにまとめる方法については上記記事でも紹介しましたが、硬貨整理手数料の登場によって一度にまとめて行うのは難しくなってきましたね。
硬貨整理手数料(大量硬貨取扱手数料)を節約する方法
大量の硬貨を貯金している……というような方はどのようにして硬貨整理手数料(大量硬貨取扱手数料)を節約したらいいのでしょうか?
- ゆうちょ銀行を利用する
- 硬貨入金対応のATMでコツコツ入金する
- スーパーのセルフレジなどで小銭を消費する
ゆうちょ銀行を利用する
大手金融機関で小銭の預け入れ手数料(硬貨整理手数料)を徴収していないのは「ゆうちょ銀行」です。同行のFAQには以下のような表現があります。
窓口で大量の硬貨を預け入れることはできますか。また、手数料はかかりますか?
A.お預け入れは可能ですが、お時間がかかりますので、あらかじめご来店いただくゆうちょ銀行または郵便局の貯金窓口にご連絡ください。なお、手数料はかかりません。
ということですので、まとまった量の小銭があってどうしようもないという場合は、ゆうちょ銀行に持っていくといいですね。
硬貨入金対応のATMでコツコツ入金する
硬貨の枚数がそこまで多くないというのであれば、硬貨入金に対応しているATMを使う手もあります。
銀行の本支店にあるATMは硬貨入金機能も備えているものが多いです。1回100枚まで程度と上限がありますので、大量の硬貨を持ち込む場合は何度も操作する必要がありますが、そこまで多くない量の硬貨ならATMでコツコツ入金するのも手かと思います。
スーパーのセルフレジなどで小銭を消費する(小銭を貯めない)
ほおっておくとサイフが小銭で膨れてしまうという方は、小銭を貯金箱に入れるのではなく、スーパーなどのセルフレジで小銭をまとめて入れてお会計しちゃいましょう。
ちなみに、大量の小銭を投入すると機器トラブルなどが発生したケースもあるようなので常識的な範囲で。
小銭貯金はもう時代遅れ?
サイフに入っている小銭を貯金箱に入れて貯金していくという「小銭貯金」という方法は現代ではもう時代遅れなのでしょうね。キャッシュレスの時代でもありますし……
小銭貯金のような方法としては、おつり自動的に投資してくれる「おつり投資」のようなサービスが登場しています。
小銭貯金の代替といえるか?といわれると少し違うかもしれませんが、昔ながらの小銭をコツコツ貯めていく方法はあまり推奨できる方法でなくなっているのは間違いないことですね。
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