銀行の口座維持・未利用口座・紙通帳の手数料|通知が来たときの対処法

銀行口座の手数料は、すべての口座に一律でかかるわけではありません。長期間使っていない口座の管理手数料、紙の通帳の利用料、ATMや振込の手数料を分けて確認します。「検討中」という昔の報道だけでなく、自分の開設日と取引状況が現在の条件に当てはまるかが重要です。
口座の種類・開設日・未利用期間を見る
| 種類 | 確認すること |
|---|---|
| 口座維持・管理手数料 | 対象の口座種別と免除条件。有料サービスの契約料とも別 |
| 未利用口座管理手数料 | 対象の開設日、最終取引からの期間、残高などの除外条件 |
| 紙通帳の利用・発行手数料 | 紙かWeb通帳か、口座開設日、年齢の免除、年額か発行時か |
| ATM・振込手数料 | 利用する方法、月間無料枠、時間帯 |
三菱UFJ銀行の例:未利用と紙通帳で対象日が違う
未利用口座管理手数料は、2021年7月1日以降に開設された普通預金が対象です。2年以上入出金がなく、銀行の案内後も所定期間に利用・解約がない場合は年1,320円となります。2021年6月30日までに開設済みの口座のほか、定期預金・外貨預金・投資信託等の他の預かり資産が1円以上ある場合や、同行で借入れがある場合は対象外です。免除のためだけに不要な運用や借入れを始める必要はありません。利息入金や当該手数料の引落しは利用実績に含まれません。
同じ銀行でも紙通帳利用手数料は2022年4月1日以降に開設した普通預金が対象で、年550円。毎年1月末時点で18歳未満・70歳以上の個人は対象外です。未利用口座手数料と混同しないようにしましょう。
通知が来たら、記載された期限までに対処する
届いたメールのリンクをそのまま開かず、銀行の公式アプリや自分で開いた公式サイトから対象口座を確認します。住所や連絡先が古いと事前案内を受け取れないこともあるため、登録情報も見直します。
手数料の通知への対処
開設日・最終取引・残高条件を銀行の通知と照合する。
給与・カード・公共料金・返金先に残っていないか確認する。
明細を保存し、引落先や受取先を移してから解約する。
少額を一度動かせば永久に無料になるとは限りません。使い続けるなら管理し、不要なら口座を整理します。未利用口座の手数料と、10年超の取引停止などで対象になる休眠預金の制度も別です。
利息が増えても手数料を放置しない
100万円で金利が年0.10ポイント増えると、税引後の増加は約797円です。年1,320円の費用がかかるなら、その増加分より大きくなります。不要な口座を減らし、必要な預金は条件を比較して管理すると、利息と手数料の両方を改善できます。
近い支出に備えるお金は普通預金の金利と優遇条件、満期まで使わないお金は定期預金の期間別金利と税引後利息を比べられます。最高年率だけでなく、自分の残高に適用される範囲と手数料をそろえて選びましょう。
金利・銀行条件の確認日:2026年10月20日。金利は税引前の年率です。普通預金は変動金利で、個人の利息には原則20.315%の税金がかかります。出典:未利用口座管理手数料FAQ、普通預金商品説明書、休眠預金の取扱い。
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