セブン-イレブン系列の銀行であるセブン銀行。セブン銀行自体の口座はもっていなくても、全国に28,000台以上設置されているコンビニATMとして利用したことがあるという方は多いのではないでしょうか?

そんなセブン銀行ですが、同じくセブン-イレブンの電子マネーであるnanacoのポイントがたまる銀行でもあります。

給与振込やその他振込、口座振替など、お金の負担がない取引でもポイントをためることができます。超低金利時代の昨今を考えると、預金金利を期待するよりもはるかに大きなメリットとなる可能性もあります。今回はそんなセブン銀行の基本スペックや最新のスマホ対応機能、そして取引でたまるnanacoポイントの上手な貯め方を紹介していきます。

セブン銀行の総合的な評価と評判

sevenbankセブン銀行という銀行は、銀行を利用する人によってメリット、デメリットが大きく分かれる銀行となっています。

ネット銀行のように各種手数料を完全に無料にしたり、高金利の預金を利用しようとする人にはあまり向いていない一方で、セブン-イレブン関連のサービスをよく利用する方や、スマートフォンで銀行手続きを完結させたい方にとってはメリットが大きかったりします。

そのため、上手に使えば便利な銀行、下手に使うとコスト高な銀行となってしまいます。

セブン銀行の銀行としての基本スペックのほか、特徴的なサービス、他の銀行と比較したときの強みなどをまとめます。

  • 最短10分で口座開設が可能
  • スマホだけで入出金ができる「スマホATM」が便利
  • ATM手数料や振込手数料のサービスは標準的
  • 預金(普通預金・定期預金)の金利も標準的
  • 銀行サービス利用やデビットカードでnanacoポイントが貯まる

スマホATMと最短10分の口座開設が現代の強み

セブン銀行の現在の大きな強みは、スマートフォンアプリ「Myセブン銀行」の利便性です。

アプリを使えば、キャッシュカードを持ち歩かなくても全国のセブン銀行ATMでQRコードを読み取るだけで現金の入出金が可能な「スマホATM」機能が利用できます。財布を持たないキャッシュレス生活をしている方と非常に相性が良く、利用者からも高い評価を得ています。

また、口座開設もアプリから申し込めば最短10分で完了し、すぐにスマホATMを利用開始できるというスピード感も大きな特徴です。

ATM手数料や振込手数料のサービスは標準的

手数料という面では、普通の銀行と比較して可もなく不可もなくといったレベルです。一方で、各種手数料の無料枠が充実している他のネットバンクと比較すると、やや弱いといえるでしょう。

ATM手数料に関しては、セブン銀行ATMが利用でき、7時~19時の間は手数料無料で利用できます。一方でそれ以外の時間は110円(税込)のATM時間外手数料が必要になってしまいます。

また、振込手数料に関しては、利用経路によって以下のようになっています(2026年時点)。

利用経路 セブン銀行宛(同行) 他行宛
Myセブン銀行(アプリ) 無料 165円
ATM・ダイレクトバンキング 55円 165円

アプリを使えば同行宛は無料、他行宛は165円と、過去(216円時代)に比べれば引き下げられてはいますが、無条件での他行振込無料枠などが設定されているわけではありません。

ネットバンクの中には、会員ステージに応じて時間外も含めてコンビニATM利用手数料が月に何度でも無料だったり、他行振込手数料まで無料とする銀行があるため、こうした銀行と比較するとやはり弱いです。

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預金(普通預金・定期預金)の金利も標準的

預金金利に関しても評価は「標準的」です。メガバンクや地方銀行、ゆうちょ銀行などの一般的な銀行と比較すれば同等レベルではありますが、各種サービス連携で0.3%〜0.6%といった優遇金利を提供する上位のネット銀行と比較すると、金利面で充実しているとは決して言えません。

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セブン銀行は取引でnanacoポイント等がもらえる

セブン銀行を利用するうえでのメリットといえるのが、この「ポイントが貯まる仕組み」です。セブン銀行は特定のサービス利用で、セブン-イレブンの電子マネーであるnanacoポイントや、セブンマイルが貯まるようになっています。

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ただ、セブン銀行のポイントサービスは、かつては色々なアクションでポイントが貯まりましたが、現在は整理され、大きく稼ぐことは難しくなっています。

主なポイント・マイル獲得条件

  1. 給与や賞与の受取: 500ポイント(初回のみ)
  2. デビットカードの利用: 基本0.5%相当のnanacoポイント還元

また、口座の利用状況に応じて「セブンマイル」が貯まるプログラムも用意されており、貯まったマイルをnanacoポイントやVポイントなど他のポイントへ交換することも可能です。

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デビットカードの利用でnanacoポイントが貯まる

セブン銀行のキャッシュカードは現在、JCBのブランドデビットカードが一体となっています。JCB加盟店ならデビットカードとして日常のお買い物に利用できます。

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通常のJCB加盟店での利用なら0.5%のnanacoポイント還元となりますが、セブン-イレブンやイトーヨーカドーなど、セブン&アイグループ店舗での利用であれば1.0%のポイント還元となります。日頃からセブン-イレブンを利用する方には手軽でおすすめです。

セブンカード・プラスとの連携が鍵
セブン銀行単体でポイントを貯めるよりも、クレジットカードの「セブンカード・プラス」の引き落とし口座にセブン銀行を指定するなどの方法をとることで、「セブン&アイ経済圏」としての恩恵を効率よく受けることができます。定期的に引き落とし設定によるボーナスポイントキャンペーン等も実施されています。

セブン銀行はあえてメイン口座として使うメリットは薄い?

2016年頃まではポイント還元が諸々あって、ポイ活的な利用もできた銀行でした。ところがそうしたポイント還元も整理されてしまって、手数料無料枠や預金金利という点では「どうしてもこの銀行でなければ」という特徴が薄い銀行になってしまっているのが実情です。

あえてセブン銀行をメイン口座として使うメリットというのは、個人的には特段見出すことができない状況ですが、「カードレスで全国のコンビニATMから入出金したい(スマホATM)」「セブン-イレブンの利用が多いのでサブ口座として持ちたい」という明確な用途がある方には、非常に便利なツールとして機能します。

なお、セブン銀行以外にも銀行サービスの利用でポイントがたまる仕組みを用意している銀行は多数あります。詳しくは「ポイントが貯まる銀行比較。上手に利用してお得にポイントを貯める」の記事でもまとめているので、ぜひご一読ください。

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ふかちゃん
マネーライフハック編集長。証券会社で個人向け金融サービスに従事した経験をもとに、2004年より金融・投資・クレジットカード・節約・ポイント活用に関する情報を発信しています。2011年からMoneyLifehackを運営し、2018年3月には月間200万PVを達成。金融サービスの提供側ではなく、利用者目線で実際に使って検証した一次情報をもとに、家計改善に役立つ情報を分かりやすくお届けしています。
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