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株の短期売買、デイトレードとスイングトレードの違いと難易度、向いている銘柄

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株式投資における株の売買スタイルにおいて、短期売買とされるものに、「デイトレード(デイトレ)」と「スイングトレード(スイング)」と呼ばれる二種類のトレード方法があります。

今回はそんな株の短期売買のデイトレとスイングについて、それぞれの違いや難易度、どっちを選ぶべきか?どんな銘柄でデイトレやスイングトレードを行うべきなのか?ということについてまとめていきたいと思います。

株の短期売買と投資スタイル

デイトレードもスイングトレードも、基本的には短期売買なので、チャートやローソク足などのテクニカルな要素を重視します。そのため、長期投資(長期保有)と比較して資金効率が高く、投資の成果(結果)がすぐに出るというメリットがあります。

その一方で同じ短期売買であるデイトレ、スイングの二つにもそれぞれで違いがあります。今回は株の短期売買をしようと考えている人向けに、短期売買の2つのスタイルであるデイトレとスイングの特徴と違いを比較していきます。

 

デイトレードのやり方とメリット、デメリット

デイトレードは1日を売買期間とする短期売買です。1日の中でもより細かく売買する超短期売買を“スキャルピング(スキャル)”と呼ぶこともありますが、基本的には同義です。

 

デイトレードで投資をするメリット

  • 取引時間外の影響を受けずに対処できる
  • 良いも悪いも投資の結果がすぐに出る
  • 日経平均が動かないような時期でも投資機会がある
  • 取引回数が増えるので資金の有効活用が可能

デイトレード(デイトレ)は基本的にその日の取引時間内(9時~15時)で売買を完結させます。スイングトレードを含めて1日をまたぐと、海外市場の影響や引け後(当日の売買終了後)のニュース、業績発表、自然災害といった影響をより受けやすくなります。

また、デイトレでは個別株の動きに注目することになるので、相場全体が動かないようなタイミングでも投資チャンスがあります。その日に売買を完結させるので良いも悪いも結果がすぐにわかるのは魅力的といえそうです。

 

デイトレードで投資をするデメリット

  • 取引時間中は相場に張り付きになる
  • ロスカット(損切)の判断がより重要になる
  • 取引が増えるとその分だけ手数料や金利が高くなる

一方でデイトレードで投資をするデメリットを考えてみましょう。

一番大きいのは相場への依存度です。デイトレードはチャートの動きなどを見て、自分の相場観(タイミング)で売買することになりますが、そのためには相場に張り付きとなります。取引時間中は相場を確認し続ける必要がありますので、サラリーマンのように昼間お仕事をしている方にはかなり難しでしょう。

また、売買回数が必然的に多くなりますので、手数料や金利(信用取引を行う場合)といった費用も気になります。いくらネット証券の手数料が安くなったとは言え、取引回数や総取引金額が大きくなればコストもバカになりません。

 

スイングトレードのやり方とメリット、デメリット

続いては、スイングトレードです。こちらは数日~長いものだと数週間、数か月程度保有することを前提として投資をする方法です。短期で売るつもりではあるけど、1日の値動きではなく、もう少し長いスパンでの値動きを投資チャンスとする投資方法になります。

 

スイングトレードで投資をするメリット

  • デイトレード同様に短期間で結果が出る
  • デイトレと比較して相場を注視する時間が短くていい
  • 数日掛けて調整しそうな投資に適している

基本的はデイトレと同様に短期間で結果がでる、相場が大きく動かない時でも取引チャンスがあるというのはメリットといえそうです。

デイトレと比較すると相場への張り付き度が小さくて済むというのは強みといえそうです。デイトレは取引時間中、相場に張り付きとなることも多いですが、スイングトレードの場合、テクニカルな要素も重視はするものの、デイトレほどの要素はないので、サラリーマンの方でもスイング投資は可能でしょう。

 

スイングトレードで投資をするデメリット

  • 取引時間外の材料の影響を受けやすい
  • 信用取引で長期投資をすると「金利」や「貸株料」がバカにならない

スイングトレードの場合は、取引時間外の影響を受けるというデメリットがあります。テクニカルな要素と関係ない、悪材料が出ることでこれまでのチャートの流れが断ち切られてしまう事もよくあります。

また、スイングトレードで数日程度の保有ならそれほど大きくはないかもしれませんが、数週間単位でポジションを維持すると金利や貸株料といったコストが重くなります。

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デイトレードとスイングトレードの違いと向いている人、銘柄

ここまでデイトレード、スイングトレードの二つの短期売買のやり方について紹介してきました。

以下では、それぞれの取引の取引の違いと、どういう人やどういう銘柄に向いた投資方法であるのかを比較していきます。

デイトレード スイングトレード
売買期間 その日、1日のうちに売買を完結させる。翌日以降に持ち越さない。 保有期間は数日から数週間程度。特に明確な日数はないが、長くても数か月以内には売買を完結させる。
重視する項目 チャートなどのテクニカル部分がほとんど。そのほかの要因はほとんど影響しない。 チャートなどテクニカルな要素のほうが重視されるものの、保有期間が長期化する場合は、それ以外の要素も絡む。
強み 取引を持ち越さないので、大きなポジションをとっても精神上安定する。 デイトレと比較して長期で持つため、相場をチェックする時間はより短時間でも構わない。
弱み 売買回数が膨らむので負けが続くと厳しい。また、売買手数料等のコスト面もバカにならない。無暗にポジションを持ちたくなる。 テクニカルな要素以外の部分も影響するようになり、自分の投資判断に対する不確定要素が増える。信用取引を利用する場合“金利”がバカにならない
向いている銘柄 ・1日で値動きがありそうな銘柄
・SNS等で話題になっている銘柄
・値動きが比較的大きい銘柄
・短期間で値動きがありそうな銘柄
・今後、好材料が予想される銘柄
・材料に過剰反応している銘柄

 

デイトレードに向いてる人と銘柄

相場にほぼ張り付きになって情報収集や銘柄選び、売買ができる人。専業トレーダーなどに向いているスタイルです。何かしらの材料等で話題になって大きく動いている銘柄についてチャート等のタイミングを見て短期売買するというスタイルですね。

最近ではチャート以外にもSNSに発信された情報などでも大きく値動きすることもありますので、そうした情報のチェックも欠かせません。

 

スイングトレードに向いている人と銘柄

スイングトレードの場合は、テクニカルな要素が投資判断で需要になりますが、それ以外の部分も重視しています。たとえば、報道などで何かしらの材料(好材料、悪材料)がでた銘柄について、その材料に対して株価が過剰反応しているという部分の揺り戻しを狙った投資などもスイングトレードに向いているといえます。

 

短期売買中心ならより“コスト”を重視した証券会社選びが重要

デイトレやスイングといった短期投資であればばるほど、証券会社はコスト重視で選ぶべきです。特に、デイトレやスイングトレードを利用する方は信用取引も活用する方が多いと思いますので、信用金利も気にするべきです。

 

デイトレなら取引コストも無料の楽天証券

まず、デイトレードに現状でもっとも向いている証券会社は楽天証券です。

デイトレードのように一日に何度も取引をするような場合、手数料コースは一日定額タイプが良いです。楽天証券には「いちにち信用」という手数料プランが用意されており、取引手数料(売買手数料)は無料であり、100万円以上の売買代金であれば信用金利・貸株料も0%になります。まとまった金額で信用取引をするなら実質手数料無料で取引できる可能性がある、ネット証券です。

大手ネット証券の楽天証券ですが、実は高頻度の売買をするデイトレ投資家の方にも最適な証券会社となっています。

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単発スイングトレードならSBIネオトレード証券が総合コストが安い

一日に何度も売買するようなトレードではなく、スイングトレードをするなら都度手数料タイプのほうが手数料が安くなることが多いです。

SBIネオトレード証券は現物株、信用取引ともに取引手数料がが安く、信用金利も抑えられているのでスイングトレードに向いています。口座開設から2か月間は現物株も信用取引も手数料は無料となるキャンペーンを実施しています。

なお、SBIネオトレード証券は当ブログとタイアップしており、口座開設だけで2,000円の現金プレゼントも実施しています。

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デイトレやスイングトレードにおすすめの投資サービス

デイトレードやスイングトレードといった短期間の値動きで株を売買する方にお勧めのサービスに無料アプリの「マイトレード」というものがあります。

こちらは各証券会社のログイン情報を記録することで保有銘柄や取引履歴などを自動取得したうえで、投資の分析が可能になるツールです。

分足単位で過去に売買した銘柄の売買タイミングをチャートに載せて表示したり、銘柄ごとの累計の損益を表示できるなど自分の投資分析に有効なツールとなっています。

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マイトレード公式ホームページ

 

以上、株の短期売買、デイトレードとスイングトレードの違いと難易度、向いている銘柄についてまとめてみました。