ヴィレッジバンガード(2769)は非常に高い優待利回りの株主優待制度を設けています。設定時は株価がストップ高を連発するほどの内容でしたが、2016年7月に優待の金額自体の変更はありませんが、優待の使い勝手が大幅に悪化したことを受けて、株価も大きく下落しました。
改めて高利回りの優待銘柄のリスクを教えてくれたヴィレッジバンガードの株主優待情報をまとめていきたいと思います。
ヴィレッジバンガードの株主優待情報
ヴィレッジバンガードは毎年11月末日時点の株主に対して自社で使えるお買い物券(商品券)を1万円分(+長期株主にはさらに割増)という太っ腹な株主優待を提供しています。
100株以上:1000円の商品券(10枚:10,000円分)
※1年以上保有には1枚(1000円)加算。2年以上なら2枚(2000円)加算
2016年7月に株主優待の改悪を発表
改定前までは10000円の買い物をして全額優待券という使い方もOKでしたが、2016年11月権利確定分からは優待券(1000円券)は2000円の買い物ごとに1枚しか利用できなくなりました。優待金額自体の変更はありませんが、使い勝手は大きく悪化しました。
実際に、発表後は1600円台だった株価は急落して1200円台へと20%以上も株価が急落したことになります。
2016年11月25日時点の株価は1303円(100株なら約13万円)ということで、10000円の商品券がもらえるということを考えると優待利回りは7.69%とかなり高利回りです。ただし、前述のように事実上の最大50%オフ券です、ヴィレッジバンガードで年に2万円以上買い物をするという方にとっては魅力的ですが、そうでない方にとってはそこまで魅力的とはいえないかもしれません。
ヴィレッジバンガードでよく買い物する人にはいい
実際に使い勝手は確かに悪くなりました。
私も1度だけこの優待を貰って使いましたが、1万円の優待券で買える分だけの買い物をしてそれでおしまいでした。そういったことを考えている人にとっては利用価値が大きく下落した優待といえそうです。
一方でヴィレッジバンガードでたくさんの買い物をしているという人にとっては、優待金額自体の変更はないわけなので、まだおすすめできそうです。年間で2万円以上はヴィレバンで買い物するよという人にとってはいいかもしれません。
優待券の相場の下落は必至
現時点でまだ改悪後のヴィレッジバンガードの優待券は出回っていません。旧タイプ(無制限に使えた優待券)は額面の80%程度でメルカリやヤフオクなどで取引されていたようですが、新タイプ(改悪後)については大きく価格も下落するものとみています。
株主優待の改悪リスクに備える
株主優待投資における大きなリスクの一つが「改悪」や「廃止」です。
今回のヴィレッジバンガードのように人気優待銘柄が改悪すると個人投資家の投げ売りによって大きく株価が下落するリスクがあります。
ただ、「株主優待目的で株式投資する時に考えておきたい改悪リスク・廃止リスク」でも紹介したようにこうしたリスクはある程度防ぐこともできます。
特に今回のヴィレッジバンガードについてはある程度想像できていたという人も多かったのではないでしょうか。同社の業績は好調どころかマイナスが続いています。
今回は内容の改悪という形で落ち着いていますが、業績の回復が遅れるようであれば、さらなる優待の改悪や最悪廃止のリスクもあると思っています。優待目当てで購入する場合はご注意ください。
以上、ヴィレッジバンガードの株主優待についてまとめてみました。
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