電気料金の基本料は「アンペア」という電流の大きさによって変わってきます。契約アンペアが大きくなるほど、基本料が高くなる仕組みです。アンペアとは電流のことであり、アンペア数が大きいほど、一度に使える家電製品(消費電力量)の容量が大きくなります。

契約アンペアの見直しで、家計の節約と節電をしてみませんか?

アンペアのしくみ

アンペア(A)というと理科の授業を思い出しますね。

消費電力(W)=電圧(V)×電流(A)

という式を思い出しましょう。

電気契約におけるアンペアというのは、一度に使える電流の大きさです。日本国内における電圧は100Vに固定されていますので、「契約しているアンペアの大きさ=使用可能な電力量」ということになるわけです。

仮に60Aの契約の場合、100(V)×60(A)となりますので6,000Wの電力まで一度に使えるわけです。

契約アンペアを大きくすれば、一度に使える家電製品は増えますが、基本料金が高額になります。一方でアンペアを小さくすると基本料金は安くなりますが、同時に使える家電製品に制約が出てくることになるわけです。

上記のサイトなどを確認したり、実際に使っている家電製品の消費電力を確かめながらどのくらいのアンペアが必要になるのかを考えてみましょう。もし、現在契約のアンペア数を落とすことができればそれだけ節約になります。

適切なアンペア数の目安

ご家庭の世帯人数や家電の使用状況に応じた、契約アンペア数の目安は以下の通りです。変更を検討する際の参考にしてください。

世帯人数・状況 推奨アンペア数
1人暮らし(家電が少なめ) 20A
1人暮らし(標準的)〜2人家族 30A
2人〜3人家族 40A
4人以上の家族(家電が多い) 50A〜60A

契約アンペアと基本料金

契約アンペアとそれぞれのアンペア別の基本料金は下記のようになっています(東京電力エナジーパートナー 従量電灯B・現行の税込料金目安)。現在の契約状況は、ブレーカーの色や記載されている数字で分かるようになっています。

  • 赤色:10アンペア:311円75銭
  • 桃色:15アンペア:467円63銭
  • 黄色:20アンペア:623円50銭
  • 緑色:30アンペア:935円25銭
  • 灰色:40アンペア:1,247円00銭
  • 茶色:50アンペア:1,558円75銭
  • 紫色:60アンペア:1,870円50銭

それぞれのアンペア数ごとに基本料金が変わります。アンペア数を高くすればするほど基本料金が高くなる仕組みになっているわけです。

あまり無理をしすぎるとブレーカーが落ちまくって生活できないなんてことになりかねませんので、ある程度余裕を持たせた上でブレーカーの切り替えを検討してみてはいかがでしょうか?
仮に60アンペアの契約を40アンペアに切り替えると、年間で約7,482円の節約になります。

アンペア制が適用されない地域にお住まいの方へ
東京電力エリアなどは「アンペア制」ですが、関西電力・中国電力・四国電力・沖縄電力などは「最低料金制」を採用しており、アンペアを下げても基本料金が変わりません。事前にお住まいの地域の料金プランをご確認ください。

アンペア数を下げるときの注意点

アンペア数を下げると同時に使える電力量が小さくなります。

たとえば、電子レンジ、IHクッキングヒーター、アイロン、食洗器、炊飯器、ドライヤーなどはいずれも消費電力が大きめの家電製品となります。

契約アンペア数を引き下げると、こうした家電を同時に使うとブレーカーが落ちてしまいます。特に調理家電については同じタイミングで使うことも多いはずなので、節約のためだけに大きく契約アンペアを小さくすると、生活の効率が悪くなることもあります。

賃貸住宅にお住まいの方へ
賃貸アパートやマンションの場合、アンペア変更には大家さんや管理会社への事前連絡が必要なケースがあります。また、退去時に元のアンペア数に戻す「原状回復義務」が生じる可能性もあるため、事前に確認しておきましょう。

契約アンペアを下げるための流れ、手続き

現在契約している電力会社に電話をするか、各電力会社のWebマイページなどから依頼しましょう。原則として無料で取り換えをしてくれます。

スマートメーターなら工事・立ち会い不要
ご自宅の電気メーターが「スマートメーター」に切り替わっている場合は、電力会社が遠隔操作で対応可能なため、工事や立会いは不要です。
従来のアナログメーターの場合は、電力会社の作業員が来訪してブレーカー交換工事(約20分程度、その間は停電)が必要となります。

ただし、「一度変更すると、そこから1年間は再変更できない」というルールが一般的です。一度変更したら1年はその容量で契約を続ける必要があります。

節約のためにあまりにも大きく契約アンペア数を落としてしまうと、後から家電製品の利用に大きな制約が出てしまうようなこともあるのでご注意ください。

新電力への乗り換えという選択肢もある

2016年4月より、電力の小売り自由化がスタートしています。これによって各地域の地域電力会社以外からでも電気を購入することができるようになりました。

電力自由化における新電力の選び方と比較のポイント電力自由化で電力会社を消費者が自由に選べるようになる時代です。そんなタイミングで実際にはどの電力会社(電力小売り会社)を選択するのか?と...

これによってアンペア数を下げるだけではなく、電力会社を別のところに切り替えることで料金を節約できる可能性もあります。

新電力の中には独自の料金プランを提供する企業もあります。例えば、かつて基本料金無料プランを提供していたLooopでんきなども、現在は市場連動型の「スマートタイムONE」といった新しいプランを展開しています。ご家庭のライフスタイルに合った電力会社を探してみるのも有効な節約方法です。

参考:新電力おすすめランキング10選【2026年版】一人暮らし・ファミリー・オール電化別に比較 

ABOUT ME
ふかちゃん
マネーライフハックの編集長 兼 管理人です。節約やマネー術などについての情報発信を2004年から続けています。
【おすすめ】楽天モバイル三木谷キャンペーン

今、一番おすすめのモバイル回線は「楽天モバイル」です。

今は『楽天モバイル』が最強。楽天リンクを使えば通話かけ放題だし、パケットも使い放題で月々3,168円。データ通信をあんまり使わない人は1,078円で回線を維持できます。
さらに、家族と一緒なら110円OFF。

今なら三木谷社長からの特別リンクから回線を作ると、他社からMNPで14,000ポイント。新規契約なら11,000ポイントもらえるぶっ壊れキャンペーン中。

>>三木谷キャンペーン申し込みはこちら