郵便料金と切手代の推移。はがき、手紙、レターパック、旧額面切手の使い方
郵便料金は、2024年10月1日の改定で、はがき85円、定形郵便110円、レターパックライト430円、レターパックプラス600円になりました。
2017年や2019年の改定だけを覚えていると、現在の切手代と不足額を間違えやすくなります。
この記事では、2026年7月6日時点の郵便料金、旧額面切手の使い方、旧料金レターパックの差額対応、料金改定の推移を整理します。
この記事の要点
- 通常はがきは85円、往復はがきは170円です。
- 定形郵便は50g以内110円に一本化されています。
- 定形外郵便は規格内と規格外で料金が分かれます。
- 旧額面切手や旧料金レターパックは、不足額分の切手を足せば使えます。
- 差額を貼りすぎても通常は返金されないため、不足額を先に計算してから貼ります。
現在の主な郵便料金
まず、個人が使うことが多い郵便料金を確認します。
料金は日本郵便の料金表をもとに、2026年7月6日時点で整理しています。
| 種類 | 主な条件 | 料金 |
|---|---|---|
| 通常はがき | 1通 | 85円 |
| 往復はがき | 1通 | 170円 |
| 定形郵便 | 50g以内、厚さ1cm以内 | 110円 |
| ミニレター | 25g以内、厚さ1cm以内 | 85円 |
| レターパックライト | A4、厚さ3cm以内、4kg以内 | 430円 |
| レターパックプラス | A4、4kg以内、対面配達 | 600円 |
| スマートレター | A5、厚さ2cm以内、1kg以内 | 210円 |
普通郵便は追跡が標準では付かないため、追跡が必要な場合は特定記録、書留、レターパック、クリックポストなどを検討します。
信書を送れるかどうかも重要です。
クリックポストは信書を送れませんが、レターパックやスマートレターは信書を送れます。
定形外郵便の料金
定形外郵便は、規格内と規格外で料金が変わります。
規格内は、長辺34cm以内、短辺25cm以内、厚さ3cm以内、重さ1kg以内です。
このサイズを超えるものは規格外になり、同じ重さでも料金が高くなります。
| 重量 | 規格内 | 規格外 |
|---|---|---|
| 50g以内 | 140円 | 260円 |
| 100g以内 | 180円 | 290円 |
| 150g以内 | 270円 | 390円 |
| 250g以内 | 320円 | 450円 |
| 500g以内 | 510円 | 660円 |
| 1kg以内 | 750円 | 920円 |
| 2kg以内 | 取り扱いなし | 1,350円 |
| 4kg以内 | 取り扱いなし | 1,750円 |
軽い荷物でも、箱の厚さが3cmを超えると規格外になります。
送料を抑えるなら、商品そのものより梱包後の厚さを先に測ります。
切手代と郵便料金の推移
郵便料金は、消費税率の変更や郵便物数の減少などを背景に改定されてきました。
近年の利用者に影響が大きかった改定は、2017年、2019年、2024年です。
| 時期 | 主な変更 | 利用者への影響 |
|---|---|---|
| 2017年6月 | 通常はがきが52円から62円へ改定。定形外郵便に規格内と規格外の区分が導入。 | 年賀はがきの一部期間を除き、はがき料金が上がりました。 |
| 2019年10月 | 消費税率10%への引き上げに合わせ、通常はがき63円、定形郵便84円または94円へ改定。 | 旧額面切手に1円、2円、10円などを足す場面が増えました。 |
| 2024年10月 | 通常はがき85円、定形郵便50g以内110円へ改定。レターパックライト430円、プラス600円へ改定。 | はがき、封書、レターパックの不足額が大きくなりました。 |
2024年10月の改定では、定形郵便の25g以内と50g以内の料金差がなくなり、50g以内110円になりました。
25gを少し超える封書でも同じ110円で送れるため、軽い書類発送では以前より判断しやすくなっています。
旧額面切手は不足額を足せば使える
手元に古い52円、62円、63円、82円、84円、94円などの切手があっても、原則として無駄にはなりません。
現在の料金に足りない分だけ別の切手を貼れば、そのまま郵便物に使えます。
| 使いたいもの | 現在の料金 | 旧額面 | 不足額 |
|---|---|---|---|
| 通常はがき | 85円 | 52円 | 33円 |
| 通常はがき | 85円 | 62円 | 23円 |
| 通常はがき | 85円 | 63円 | 22円 |
| 定形郵便 | 110円 | 82円 | 28円 |
| 定形郵便 | 110円 | 84円 | 26円 |
| 定形郵便 | 110円 | 94円 | 16円 |
不足額は、1円、2円、5円、10円、20円、50円などの普通切手を組み合わせると調整できます。
切手を貼りすぎると過払いになるため、頻繁に郵送する人は85円、110円、10円、5円、1円の切手を少し持っておくと調整しやすくなります。
旧料金レターパックとスマートレターの使い方
旧料金のレターパックやスマートレターも、不足額分の切手を貼れば使えます。
日本郵便の料金表でも、旧料額のレターパックやスマートレターは差額分の切手を貼って利用できると案内されています。
| 封筒 | 現在の料金 | 旧料金の例 | 不足額 |
|---|---|---|---|
| レターパックライト | 430円 | 370円 | 60円 |
| レターパックライト | 430円 | 360円 | 70円 |
| レターパックプラス | 600円 | 520円 | 80円 |
| レターパックプラス | 600円 | 510円 | 90円 |
| スマートレター | 210円 | 180円 | 30円 |
差額切手は、料額印面やバーコード、追跡番号を隠さない位置に貼ります。
旧料金の封筒を新料金の封筒へ交換する場合は、差額に加えて所定の交換手数料がかかるため、手元で使えるなら差額切手を貼って使うほうが簡単です。
料金改定後に送料を下げる考え方
はがきは本当に必要なものだけ送る
通常はがきは85円になり、年賀状や案内状を大量に送る場合の負担が大きくなりました。
全員へ一律に出すより、紙で送る相手とメールやSNSでよい相手を分けると費用を抑えられます。
薄い荷物は厚さ3cmを基準に選ぶ
厚さ3cm以内なら、定形外郵便の規格内、クリックポスト、レターパックライトが候補になります。
追跡が不要なら定形外郵便、追跡が必要で信書でなければクリックポスト、信書を送るならレターパックライトと分けると選びやすくなります。
高額品や重要書類は補償と受領確認を優先する
送料だけで選ぶと、紛失や破損時に困る荷物があります。
現金、貴重品、重要書類、高額商品は、書留、現金書留、ゆうパック、宅急便など、追跡や補償がある方法を使います。
次に読むと役立つ記事
クリックポストの使い方、追跡、2026年10月からの値上げはこちらで整理しています。
定形外郵便の規格内と規格外、ゆうメールとの使い分けはこちらです。
レターパックを安く買う方法やコンビニでの買い方はこちらです。
余った年賀はがきや書き損じはがきの使い方はこちらで確認できます。
書留、簡易書留、特定記録の違いはこちらで比較しています。
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