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転売・せどりを副業とする時の基本と注意点。転売ビジネスは儲かる?

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仕事が忙しいサラリーマンから自由な時間を作るのが難しい育児をしているママまで、色々な方が参入しているビジネスの一つが「転売ビジネス」「せどり」です。

イメージがよくないと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、AmazonなどのECサイト、メルカリやPayPayフリマといったフリマアプリの台頭などによって利用者が急増しています。転売屋やせどりのやり方を教えるようなブログなどもあります。

今回はそんな「転売」や「せどり」をビジネスとして、副業として始めるにあたって知っておきたい基本中の基本を紹介していきます。

転売とは?せどりとは?

転売とは、仕入れた商品をより高い値段で販売することです。
せどりというのも同じ意味で利用されます。

副業、ビジネスとして見る場合は販売用の商品を買い付けてから売るという事になりますが、広義にいえばメルカリやヤフオクなどで自分が買ったけど使わない商品等を売るというのもその一つです。

転売やせどりに興味がある方は、まずはメルカリやヤフオクなどで不用品を売るということを経験してみるとよいと思います。

 

現在メジャーな転売やせどりの方法

よく利用されている転売やせどりの手段というのは以下のようなものがあります。

  • 稀少な商品を購入して転売
  • ポイント還元を利用した転売・せどり(ポイントせどり)
  • 小売店での価格差を利用した転売・せどり(店舗・電脳せどり)

大雑把に分けるとこんな感じでしょうか。それぞれの特徴を見ていきましょう。この他にも海外から輸入して転売したり、日本の商品を海外ユーザーに販売するといった方法もありますが(輸入ビジネス、輸出ビジネス)、こちらのレベルになると手軽な副業という話ではなくなってくるので今回の記事では省略します。

 

稀少な商品を購入して転売

人気が高く購入できないようなレアな商品を購入して転売するという方法です。抽選販売されるような人気商品、販売されてもすぐに売り切れてしまうような商品を購入して、それを転売するという方法です。

直近だとコロナウイルス流行時にマスクを買い占めて高値で転売するような行為も見られました。世間一般的にには迷惑行為とされ、転売ヤーなどと揶揄されることもあります。

また2020年3月15日以降は家庭用、医療用、産業用のマスクを購入した値段よりも高値で転売する行為が法律で禁止され、違反すると1年以下の懲役や100万円以下の罰金が科せられます。

 

ポイント還元を利用した転売・せどり(ポイントせどり)

キャッシュレス関連でも10%還元、20%還元といったキャンペーンを利用して同様に購入した商品は転売してポイント分(還元分)だけ得をしようとするのがポイントせどりです。

値崩れしにくい商品が人気です。ニンテンドーSwitchとか、Apple製品とかはこうしたポイントせどりの鉄板ですね。

特に最近では、「ポイント経済圏」という言葉が聞かれるように、様々な会社が広告宣伝の一環としてポイントのバラマキを行っていることから、それを背景としてこうした「ポイントせどり」という方法が台頭しています。

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小売店での価格差を利用した転売・せどり(店舗・電脳せどり)

伝統的と言ってよいのか分かりませんが、本来の意味でのせどりというのは、このタイプであるかと思います。セール価格や投げ売り価格など相場以下の価格で販売されてる商品を購入して、転売するわけです。

  • 小売店
  • チェーン店
  • ホームセンター
  • 家電量販店
  • ドラッグストア

<ネットショッピングでも特価品はある>

また、実店舗でなくてもネットショッピングの中にも特価品はあります。セールやポイント還元UPなどのキャンペーンを活用して商品を仕入れて転売するという方法もあります。ネットで仕入れて、そのままネットで転売するような方法を「電脳せどり」と呼びます。

<中古品の中にはお宝が眠っている可能性も>

必ずしも新品である必要はありません。中古ショップなどを利用してユーズド商品を格安で仕入れて転売するという方法もあります。もともと「せどり」というのはブックオフなどで売られているレアな中古本をしいれて、それをAmazonやヤフオクなどでプレミア価格で売るというものが中心でした。

 

買った商品はどこで転売するの?

転売、せどりを成功させるには買うだけでなく、売ることの方も重要です。いくら安く仕入れることができても売れなければお金(キャッシュ)が出ていくだけです。

売り先もしっかりと確保しておく必要があります。

 

メルカリなどのフリマアプリ

個人間取引が可能なフリマアプリは転売先の筆頭格です。利用者も多く、ニーズのある商品なら即決されることも多く、手離れが良いのが特徴です。中古品から、ファッション、日用品まで幅広く扱われています。商品発送や金銭のやりとりもスムーズです。

 

レアものを販売したいならヤフオク

レアものや限定品、コレクター商品のようにプレミアムのある商品を転売したい場合には、セリ形式によって価格が吊り上がるヤフオクが適しています。

 

Amazon(FBA)

商品コードのある市販品を大量に扱うようなケースで活用したいのはAmazonです。

Amazonは「出品用アカウント」というものがあり、登録することでAmazonに商品を登録して販売することができるようになります。さらに、FBA(フルフィルメント by Amazon)というサービスがあり、転売したい商品をAmazonの倉庫に預けておくことで受注業務~発送までをAmazonに代行してもらうことができます。商品のバリエーションも広く、ユーザー数も非常に多いため転売・せどりビジネスにおいて最適な販売形態の一つです。

 

人気商品なら専門の買取業者

特定の人気商品のみを専門に扱うのであれば、一般消費者に転売するのではなく買取業者に買い取ってもらうという選択肢もあります。ただし、この場合は当然買取業者の抜き分も生じることになるので利益率が薄めになります。

 

転売・せどりのメリット

転売やせどりをビジネスまたは副業として行うメリットをまとめていきます。

 

収益化までのスパンが短い

多くの副業ビジネスの場合、軌道に乗せるまでに時間と費用が掛かることが少なくありません。一方で、転売やせどりといったビジネスは、仕入れて売るという2ステップですので、極端な話、今日から始めて数日後には収益化することも可能です。

 

基本に忠実なら低リスク

転売・せどりの基本は安く仕入れて、高く売るということです。基本に忠実に、手堅い転売をすれば損をするリスクは小さいです。特に「ポイントせどり」のような方法ならリスクは限定的です。

ただし、リスクの項目でも紹介しますが、リスクがないわけではありません。

 

時間を自由にコントロールできる

小売店で仕入れをするなら営業時間がありますが、土日でもいいですし、仕事帰りなどの時間でも構いません。電脳せどり(ネット転売)なら自宅PC作業でも可能です。

 

転売やせどりのリスク、デメリット

いいことばかりではありません。転売やせどりには一定のリスクやデメリットもあります。

 

ある程度の資金力が必要

モノを買って売るわけですので一定の資金力が必要になります。

最低でも数万円程度で始められますが、仮に10%抜けたとしても数千円の儲けにしかなりません。

最初はその程度でもよいかもしれませんが、副業・サイドビジネスとして転売、せどりを考えるのであれば、数十万~100万円単位の資金は必要になるはずです。後述するように「在庫リスク」もあります。先に現金が出ていくことになりますので、売れ行きが芳しくないと資金がショートしてしまいます。

 

在庫リスクや値下がりリスクはある

転売やせどりは仕入れをしてから売却するまでに時間がかかるケースもあります。また、相場によって価格変動はありますので、行ける!と思った商品が思わぬ市場価格下落で損失を被るリスクもあります。

  • 人気のない商品を仕入れて売れないリスク
  • 季節商品を仕入れたけど、シーズンを逃してしまった
  • 何らかの事情で相場が崩れてしまった

こんな感じです。売れなければ現金化できませんし、現金化しようとすれば大幅に値下げするなどして仕入れ値よりも安く売る必要があるといったことになります。

 

アカウント停止・凍結のリスクがある

個人の転売やせどりは、大手のプラットフォームを利用します。Amazon、メルカリ、PayPayモール、ヤフオクなどなど。こうした転売がこうしたプラットフォーマーに支えられているのは間違いありません。こうしたプラットフォーマーの規約違反などによってアカウントの停止されたり凍結されたりすると転売ビジネスは立ち行かなくなります。

 

転売やせどりで稼げるか?

  • 手間をかけることを惜しまない
  • 行動力がある(物理的な移動を含む)
  • 情報収集に力を入れる
  • こまごまとした作業も苦ではない
  • リサーチ力がある

こうした条件をクリアできる人であれば、転売やせどりで儲けることは可能です。月に数十万、数百万を目指すというのであれば、かなり大変な部分もあると思います。

一方で、数万円程度を目指すというのであれば、「クレジットカードやスマホ決済のポイント還元」「国の消費者還元事業」なども併用していくことで、比較的容易に稼げる環境は整っていると思います。