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2019年10月の消費税増税でハガキは63円、手紙は84円へ再値上げ!

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2017年6月に値上げされたハガキの切手代ですが、2019年10月の消費税増税に伴い再値上げされます。

値上げとは言っても増税分が転嫁されるだけですが、はがきは62円から63円へ値上げ、手紙は82円から84円へと値上げです。

ハガキの切手代は1円、封書は2円の増額となりますので、増税に向けてあまり買いだめはしないほうがよさそうですね。

ハガキや手紙(封書)の切手代の推移

切手代の値上げについてハガキや手紙(封書)の配達に必要な切手代(料金)の推移を見ていきましょう。

 

<ハガキの切手代の推移>

今回消費税増税が値上げの理由となっていますが、消費税増税時に値上げされたのは平成元年の導入時だけで、5%、8%への増税時には転嫁されておりません。

  • 昭和56年(1989年):30円
  • 平成元年(1989年):41円(消費税増税3%へ)
  • 平成6年(1994年):50円
  • 平成26年(2014年):52円
  • 平成29年(2017年):62円
  • 令和元年(2019年):63円(消費税10%へ)

 

<手紙(封書)の切手代の推移>

手紙(封書)は平成29年(2017年)の値上げの際も見送られましたが、今回はハガキ同様に値上げとなります。

  • 昭和56年(1989年):60円
  • 平成元年(1989年):62円(消費税増税3%へ)
  • 平成6年(1994年):80円
  • 平成26年(2014年):82円
  • 令和元年(2019年):84円(消費税10%へ)

 

主な郵便料金の改定

2019年10月1日に消費税が増税されることで主な郵便料金は以下のように改定されます。

種類 重量 9/30
までの
料金
10/1
以降の
料金
定形郵便物 25g以内 82円 84
50g以内 92円 94
定形外
郵便物
規格内※ 50g以内 120円 120
100g以内 140円 140
150g以内 205円 210
規格外 50g以内 200円 200
100g以内 220円 220
150g以内 290円 300
通常はがき 62円 63
速達料金 280円 290
書留料金 430円 435
簡易書留 310円 320
レターパックライト 360円 370
レターパックプラス 510円 520

レターパックもそれぞれ10円ずつの値上げとなります。買いだめしている方は、10円切手を追加することで増税前のものもそのまま使えます。

 

増税前に買った切手はどうなる?

消費税増税前に買った切手だから、増税後も旧価格で贈ることができるわけではありません。前もって買いだめしても無意味です。

郵便料金は投かん時の料金が必要になりますので、切手付きのハガキを購入している場合でも2019年10月1日以降に出すのであれば、不足分を追加する必要があります。

※ハガキなら+1円分、封書(手紙)なら+2円分の切手を張り付ける必要があります。

 

切手代は消費税は非課税?

豆知識ですが、郵便切手の売買は消費税非課税です。つまり郵便切手代金には消費税は含まれていません。

ただし、実際に郵便物の配達というサービスを利用するときの配達料金には消費税が含まれています。なので、厳密には切手自体には消費税は含まれていないけど、切手を使って郵便サービスを利用するときには消費税がかかるということになります(二重課税防止のため)。

切手代84円は非課税ですが、ただし、実際に郵便サービスを利用するときは76円の配達料に消費税8円(7.6円の四捨五入)が加算されて合計84円の料金がかかるという仕組みになっています。

 

新しい切手はいつから販売される?

2019年8月20日より、消費税増税に対応した新しい切手(84円切手、63円切手)が販売されています。

なお、消費税率8%に対応するための以下の切手は2019年9月30日で販売終了(以降も在庫がある限りは販売継続)となります。

  • 3円切手
  • 30円切手
  • 1000円切手
  • レターパックライト(360円)
  • レターパックプラス(510円)

 

まとめ

そんなわけで、ハガキは2年ぶり、手紙(封書)は5年ぶりの郵便料金の値上げとなります。

高額商品などは増税前に買っておくことで節税効果が期待できるものですが、少なくとも、切手は増税前に買っても意味がありませんのでご注意下さい。

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