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つみたてNISAと個人型確定拠出年金(iDeCo)を徹底比較

2018年1月からスタートする積み立て投資(投資信託)への投資が20年非課税となる「つみたてNISA(積立NISA)」。長期の資産形成に役立つ運用方法となりそうです。

ただ、このつみたてNISAと同様に長期の資産形成(老後の資産形成)に役立つ同じように税制的なメリットが大きな積立運用手段には個人型確定拠出年金(iDeCo)があります。どちらも毎月積立をして数十年単位で投資の非課税メリットを享受できる商品になっていますが、どちらで運用するほうがお得なのでしょうか?

今回はそんな「つみたてNISA」と「個人型確定拠出年金(iDeCo)」について両者を徹底比較していきます。

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どちらも長期投資でかつ節税効果の高い運用手段

つみたてNISAと個人型確定拠出年金(iDeCo)についてはどちらも長期投資において節税効果をもたらす商品となっています。ただし、それぞれで異なる点もいくつかあります。

両方の制度については以下の記事で詳しく紹介しているので、そもそも個人型確定拠出年金やつみたてNISAがどのような制度なのかわからないという方はまずは以下の記事をご一読ください。

つみたてNISAが2018年スタート。積立NISAのメリット、デメリット。一般NISAとの比較
2016-12-05 22:53
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つみたてNISAと個人型確定拠出年金(iDeCo)の比較

まずは両方の制度について簡単に比較してみましょう。

個人型確定拠出年金(iDeCo) つみたてNISA
投資対象商品 投資信託
定期預金
保険
投資信託
運用可能期間 掛け金拠出は60歳まで。ただし、運用だけなら10年の延長が可能 最長20年間
投資上限額 毎月5,000円~68,000円
ただし、加入している公的年金・企業年金によって上限額は異なる
年間40万円を上限として積立投資
(月間3.3万円程度)
節税メリット 掛金が所得控除
運用益非課税
運用益非課税
投資商品の売却 いつでも可能で、他の投資商品への乗り換えも可能 自由に売却できる。ただし、売却した場合でも非課税枠は復活しない。
資金の引き出し 60歳までできない。50歳以降に加入した場合には最長65歳まで引き出しできない いつでも可能

それぞれの制度はかなり類似しています。運用スタイル(投資スタイル)とその運用に対する節税ができるという点はiDeCoもつみたてNISAも同じです。

  • 毎月積み立てをしていく
  • 長期の投資ができる
  • 運用益が非課税

一方で違う点は大きく3つです。

  1. iDeCoは掛け金が所得控除なので節税効果がさらに高い
  2. iDeCoはスイッチング(投資信託の乗り換え)が自由
  3. つみたてNISAは「いつでも解約・出金ができる」

それぞれで「強み」とする部分は違っていますので、あなたの運用する資金の性質やその出口(使い道)も考えてどちらかを利用、あるいは併用されるとよいかと思います。

 

iDeCoは掛け金が所得控除なので節税効果がさらに高い

iDeCo(個人型確定拠出年金)の最大のメリットは節税効果が高いことです。どちらも運用益が非課税だというのは共通です。

一方でiDeCoの場合は「掛け金が全額所得控除」という点がプラスαとなっています。

所得控除というのは「所得から差し引ける経費」という意味です。
たとえばiDeCoに年間で20万円の掛金の拠出(投資)をしたとしましょう。このとき、この20万円は全額が「所得控除」の対象となります。

つまり、20万円分の所得が無かったことになりますので、所得税や住民税といった「所得に応じして支払う税金」を払っている人は20万円×税率(※)=還付される税金となるわけです。

※税率は人によって異なります。日本の所得税は累進課税となっているので所得が高い人ほど税率は高くなります。住民税込で税率は15~55%となります。

所得税・住民税における所得控除と税額控除の違いは何か?
2016-09-22 16:54
所得税や住民税という税制は私たちの所得(1年間の収入から経費を差し引いたもの)に対してかかる税金となっています。この所得税や住民税においては、その減税手段として「所得控除」や「税額
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その為、収入の大きい方は税効果という面ではiDeCoの方がつみたてNISAよりもメリットが大きいといえそうです。

 

出口(年金受け取り時)には課税対象となる点に注意

ただ、個人型確定拠出年金(iDeCo)は入口部分では所得控除として大きなメリットがありますが、これは受け取り時には所得として課税されます。

掛金を払うとき(20万円)は所得控除として控除されます。仮にそれを年金として受け取るときに25万円(運用益込)になっていたとしましょう。この受け取り時には25万円の所得として扱われるため税金がかかってしまいます。

入口はメリットですが、出口では逆に運用益部分も含めて課税対象になるわけです。

ただし、個人型確定拠出年金を受け取るときは通常の所得ではなく「退職所得(一時金として受け取る場合)」や「年金所得(分割で受け取る場合)」として扱われるため、満額課税されるわけではありません。

多くの方は受け取り時には「ほぼ非課税」とできるはずです。

 

主婦は逆にこの点はデメリット。主婦ならつみたてNISAがお得

そのため、主婦のように所得がない方がつみたてNISAかiDeCoかを迷った時は、つみたてNISAの方がメリットが大きいと思います。

そもそも所得のない主婦にとってiDeCoの所得控除は全くメリットがないからです。逆に受け取り時には所得扱いとなるので、もったいないです。

主婦が個人型確定拠出年金(iDeCo)に加入するメリット、デメリット
2016-05-25 10:44
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iDeCoはスイッチング(投資信託の乗り換え)が自由

続いては運用スタイルについてです。

iDeCoは掛け金の運用は自由に変更できます。たとえば、Aという投資信託を買っているけど、Bという投資信託にスイッチング(乗り換え)が可能です。たとえば、相場の先行きが怪しい時、運用している投信をいったん売却して現金(預金)にしておいて、相場が安定したら投信を買いなおすといったこともできます。

一方でつみたてNISAは売却することはできるものの、売却をすると再投資はできません。スイッチング(乗り換え)もできません。最長20年のつみたてNISAの非課税期間をフル活用するなら、買ってそのまま置いておくということしかできません。

そうした意味で運用の自由度はiDeCoの方が高いです。

 

つみたてNISAは「いつでも解約・出金ができる」

つみたてNISAとiDeCoを比較したとき、運用資産の使い道という点ではつみたてNISAが圧倒的優れます。

つみたてNISA いつでも市場で売却可能。売却した資金はいつでも自由に出金することができる。
iDeCo 年金資産は60歳になるまでは原則払い出し不可。
また、50歳以降でのiDeCo加入の場合は61~65歳以降になる。

つみたてNISAは20年の非課税期間がありますが、投資信託を売ってしまえばいつでも換金できて、そのお金を出金することができます。実際に運用する期間は10年でも、5年でも、極端な話1日だっていいわけです。

なので、運用するお金の性質を考えて利用しましょう。

老後のための資金→iDeCoまたはつみたてNISA
60歳以前に使う予定がある資金→つみたてNISA

となります。たとえば、マイホームの購入資金、子どもの進学資金といったように、あなた(運用者)が60歳になる前に使う予定の資金であれば、iDeCoは適していません。

 

まとめ。自分にあった運用法をチョイス。併用だって可能

2018年スタートのつみたてNISAについて、同じような積立運用で節税効果の高いiDeCo(個人型確定拠出年金)と比較してみました。

この二つの制度は全く別の制度なので併用も可能です。つみたてNISAにもiDeCoにもどちらにも強み、弱みはありますので、上手にこの二つの制度を活用していくことをお勧めします。

 

ちなみに、つみたてNISA、個人型確定拠出年金(iDeCo)を始めるならSBI証券がおすすめです。両方の制度に対応しているので同じアカウントでどちらの運用制度も管理可能です。
投資商品の種類も豊富で投資信託のポイント制度のように、運用をサポートするツールも豊富です。

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ネット証券の中でも口座開設数ナンバーワンの証券会社がSBI証券です。利用者が多いということはそれだけ支持されているということ。当ブログでもSBI証券については様々なサービスや特徴を
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SBI証券公式ホームページ

 

以上、つみたてNISAと個人型確定拠出年金(iDeCo)について比較してみました。それぞれの制度を上手に活用してくださいね。

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