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スマホ証券CONNECT(コネクト)の評判と活用術 1株投資やポイント投資、クレカ積立も可能
大和証券グループ本社の傘下として2020年7月にスマホ取引特化型の証券サービスとして「CONNECT(コネクト)」を開業しています。スマートフォンを使ったスマホ株取引を中心にすえたネット証券です。
ポイント運用サービスのStockPointと提携しており、Stock Point for CONNECTやStock Point for MUFGを通じてポイント運用した株式をCONNECTでホンモノの株として交換することができます。
ひな株という単元未満株取引に加えて、米国株取引、投資信託投資、信用取引、IPO投資などサービス内容の幅は広いです。2022年4月には先行してLINE証券が提供している「株のタイムセール」をCONNECTも開始しています。
dポイントやPontaポイントを利用したポイントでの投資の他、2023年1月にはクレジットカードを使った投資信託積立(クレカ積立)にも対応しています。
目次
CONNECTってどんな証券会社?
CONNECTは大和証券系のネット証券です。専用のスマホアプリを通じて株取引ができます。最近では同社のほかにもLINE証券、SBIネオモバイル証券、PayPay証券のようにスマホ取引を前提にした証券会社が増えてきましたね。
1株単位の小額投資が可能で「ひな株」という取引サービスを提供しています。なお、一般に「単元未満株取引」と呼ばれるタイプの取引形態となります。
Stock Point for CONNECTやMUFGと提携したポイント運用が可能
CONNECTはStockPoint社が提供してるポイント運用サービス(ポイントを使った疑似的に株取引ができるサービス)と提携しています。
StockPoint社のサービスはポイントで株式に投資できるサービスですが、こちらで運用したポイントが1株分以上になると、1株単位でポイント運用分をホンモノの株式としてCONNECTに交換することができます。交換された株式はちゃんと株主として登録されます。
dポイントやPontaポイントを使って直接株を購入できるように
2022年4月からはCONNECTはドコモのdポイントとの提携を行い、dポイントを使ってCONNECTで1ポイント=1円相当として株式の買い付けにポイントが利用できるようになっています。また、Pontaとも同様に提携し、ポイントで株を購入することができます。
ポイ活やって資産運用ができちゃう証券会社ですね。
※ポイントによる株式購入は月間3万円まで
CONNECTの取り扱い商品
- 国内株式(通常)
- 信用取引
- 国内株式(1株単位 ひな株)
- 投資信託
- IPO投資
- 米国株式(ひな株USA)
といったラインナップになっています。特徴的な取り扱い商品としてはやはり「ひな株」でしょうかね。
2023年1月~セゾンカード/UCカードでクレカ積立に対応
- 買付設定期限:前月末日
- 買付日:当月5日(非営業日なら翌営業日)
- 売却可能日:買付日の翌営業日以降
- ポイント還元率:0.1%~1.0%
- 月間上限:5万円
- 投資対象:35銘柄
- 対象口座:特定口座/一般口座/一般NISA/つみたてNISA
ポイント還元率は以下のようにカード券種と月々の積立金額によって変わってきます。
セゾンプラチナカード | セゾンカード/UCカード | |
---|---|---|
5万円 | 1.0% | 0.5% |
40000円~49999円 | 0.4% | |
30000円~39999円 | 0.3% | |
20000円~29999円 | 0.2% | |
5000円~19999円 | 0.1% |
セゾンプラチナをもっている人はプラチナがお勧めですが、年会費が最低でも2万円以上するクレカですので、このために作るほどではないように思います。
ちなみにおすすめのカードはセゾンデジタル(AMEX)です。セゾンデジタルは年会費無料のセゾンカードかつAMEXブランドのクレジットカードとなっています。
- 2023年6月まではCONNECTクレカ積立でのポイント還元率1%
- AMEXブランドで貴重な年会費完全無料カード
- セゾンアメックスキャッシュバックが使える
といったメリットがあります。すでにセゾンカードのクレジットカードをお持ちならそのカードでも良いと思いますが、セゾンカード(永久不滅ポイントがたまるカード)を一枚もお持ちでない方はこのカードがお勧めです。
貯まるポイントは「永久不滅ポイント」です。有効期限の定めのないポイントで他のポイントなど交換先も豊富なので使い勝手の良いポイントです。
大和証券のCONNECT、どんな証券会社?
大和証券に限らずですが、証券サービスは手数料無料へと舵切りをしています。
そんな中で、大和証券のCONNECT(コネクト)は、こうした戦いへの挑戦といえそうです。ネット証券の手数料体系はすでにかなり安いところまで来ていますが、2020年からさらに手数料競争が激化し、最終的には「無料」に行きつきそうです。
そんな中で、大手ネット証券は勿論ですが、野村證券や大和証券、SMBC日興証券といったレガシーな大手証券会社も低コストのネット取引サービスに参入しています。
大和証券は報道で以下のようにCONNECTのサービスを紹介しています。
- スマートフォンで完結する使い勝手の良い取引環境
- 資産形成層および若年層が使いやすいアプリケーションデザイン
- シンプルな商品ラインナップ
- 業界最低水準の手数料
- ゲーミフィケーションの活用
とういことで、コストはかなり抑えてくるでしょう。ゲーミフィケーション(ゲームの要素や考え方を利用して、利用者との関係構築に利用する取り組み)という部分はおそらくポイント投資に絡めた部分でしょうか?
また、私の妄想も入りますが、大和証券グループは大和ネクスト銀行というネットバンクサービスも提供しています。現在は「大和証券利用者向けの銀行」というサービス展開になっていますが、ネット証券CONNECTがスタートすることで、こちらとも連携したサービスが展開されそうです。
1株投資(単元未満株投資)が可能。手数料は少し割高だけどリアルタイム取引が可能
1株単位で株式を売買できる単元未満株取引(ひな株)を提供しています。
通常は100株単位なので必要資金は1/100で済みます。手数料は一律0.5%(スプレッド)となっています。
同じように小額投資が可能なスマホ証券であるネオモバやLINE証券と比較すると少し割高な気もしますが、「リアルタイム」で売買できるという点です。基本的に単元未満株取引は前場引値、後場引値という具合で特定のタイミングでまとめて決済されます。なので株価が上がっている(下がっている)今この瞬間に売る(買う)ということはできません。一方でCONNECTはリアルタイムなのでそうしたタイミング投資が1株から可能です。
100株単位の通常取引なら月10回まで手数料無料
月に10取引までなら手数料無料となるクーポン(翌月まで繰り越し可能)を提供してくれているので、単元株取引(100株単位)にはなりますが、こちらは手数料無料で取引可能です。
初めての投資を小額からお試しするのに良い
額から投資を経験してみる。ということに向いた証券会社といえます。
Pontaポイントがあれば実際にお金を出さなくても投資の第一歩を踏み出せるという点も面白いですね。実際にポイントなら自分の財布からお金(現金)が出ていかないのでよりリスクと取りやすいと思います。
今ならCONEECTのアプリから口座開設で2000P(ポイント投資に利用可能)がもらえます。
執筆者・監修者:ふかちゃん
元証券マン。2004年より個人の金融リテラシー底上げのために投資、節約、キャッシュレス、ポイントなどの活用に関する情報を15年以上にわたり発信するマネー専門家です。
SNS苦手でしたけど最近はtwitterやっています。ぜひ絡んでくださいませ。
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