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ゆうパックの料金・送料を安くする3つ方法。サイズや割引、支払方法で節約

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日本郵便が行っている宅配便サービスの「ゆうパック」、個人でも全国いろいろな場所に荷物などを送ることができる便利なサービスです。全国にある郵便局での受付の他、一部のコンビニでも受け付けています。

便利な反面で気になるのがゆうパックの料金(送料)です。近場でも500円以上、遠方だと1000円以上の送料がかかることもザラです。できればお安くしていきたいところですよね。

今回はそんな郵便局で使えるゆうパックの料金節約術をまとめます。

2017年から運賃は平均12%の値上げ

ゆうパックの運賃について、平均で12%の値上げとなっています。

発着地 60サイズ 80サイズ 100サイズ 120サイズ 140サイズ 160サイズ 170サイズ
沖縄以外 +110円 +130円 +160円 +190円 +230円
沖縄 +40円 +90円 +140円 +190円 +240円 +290円

また、ゆうパックには重量による料金設定はありませんでしたが、25キロを超える荷物に関しては基本運賃+500円となります。

値上げは一律のようなので、これを読む形だと、近い距離の運賃がかなりの値上げ幅になることになります。

たとえば、東京都内同士、60サイズ(持ち込み)の場合、値上げ前料金は570円ですが、これが680円になるわけです。約19%の値上げですね。

一方で東京から福岡に同条件でゆうパックを送ると、値上げ前は1,050円で、これが1,160円になるわけです。値上げ幅は10.4%になります。近接地のほうが値上げ幅が大きくなります。

 

ゆうパックの送料を節約するための3つの方法

基本的には「サイズをコンパクトにする」「各種割引を活用する」「支払い方法を工夫する」という三つの方法があります。

 

①荷物のサイズをコンパクトにする

ゆうパックに限らず、宅配便というのは荷物が大きくなるほど料金が高くなるようになっています。なお、ゆうパックの場合は、縦横高さの合計の大きさで、60サイズ(60cm以内)、80サイズ、100サイズ、120サイズ、140サイズ、160サイズ、170サイズといったようにサイズ別の料金となっています。

ゆうパックで荷物を送る先は変更できないでしょうから、料金を節約するコツの一つは「できるだけ荷物をコンパクトに梱包する」ということです。

たとえば、基本運賃で見ても、同じ都内でも60サイズなら690円ですが80サイズになると900円と210円も値上がります。60cm以内と60cm超で大きく料金が変わってくるので、サイズ感は気にしましょう。

過剰包装や梱包でサイズアップしてしまうと損ですよ。

段ボールでゆうパックを送るときは、三辺のサイズを測ってみて、サイズを調整しましょう。

 

段ボールのサイズを調整する方法

ゆうパックに限らず宅配便を利用するときは、既存の段ボールをリサイクルして使うというケースも少なくないかと思います。ただ、こうした段ボールは宅配便のサイズを想定していないケースも多く、三辺を測ったら62cmあったとか、81cmだった……なんてことも。1cmのオーバーでもサイズ料金がアップしてしまいます。

段ボールのリサイクルをする場合、底面の2面のサイズを調整するのは難しいので、縦をカットして調整しましょう。おすすめの方法はカッターで隅に切り目を入れて折るようにして縦サイズを小さくするというものです。

 

複雑な形だとサイズアップしやすい

ちなみに、サイズ計算は四角形をベースに行います。⊿(三角形)のようなサイズの場合、空白部分についても荷物があるものとして計算されます。送る荷物によっては、仕方がない場合もありますが、送る荷物を分解できるような場合はできるだけ四角形に近い形で荷物を送る方が、ゆうパックのサイズを節約することができるはずです。

 

②ゆうパック各種割引を活用する

ゆうパックにはいくつかの割引サービスが用意されています。基本運賃からの割引になりますので、ぜひとも積極的に活用してください。

割引の種類 特徴・条件など
持ち込み割引
(郵便局・コンビニ)
郵便局やコンビニなどの窓口まで荷物を持っていくと1個あたり120円の割引が受けられます。
ちなみに、コンビニ払いの場合は最初から値引きされた金額でゆうパックの送料が計算されています。
同一あて先割引 過去1年以内に、同じ住所宛にゆうパックで荷物を送るときに使える割引です。過去に送ったラベルを提示すれば荷物1個当たり60円の割引が利用できます。
家族や友人など何度も荷物を送る場合、「ゆうパックラベルの控え」は大事に取っておきましょう。
複数口割引 同じ宛先に2個以上荷物を出すときに1個当たり60円割引となります。ただし、一般的には一つに荷物をまとめたほうがサイズは大きくなっても送料は1個口のほうが安くなると思います。

※同一宛先割引と複数口割引は併用できません。なので、持ち込み+同一あて先割引の併用で最大180円の割引ができるということになりますね。

いずれも郵便局だけでなく、コンビニでも割引が適用されます。

 

ゆうパックスマホ割(WEB決済型ゆうパック)

ゆうパックスマホ割は、ゆうパックの料金をクレジットカード払い(事前決済)をすることで、通常の運賃よりも180円割引となるサービスです。

さらに、ゆうパックスマホ割では、直近の1年間で10回以上のサービスを利用すると、さらに10%の送料が安くなる継続利用割引が李湯おd系ます。

 

郵便局等受取ポイント付与サービス

これは不在による再配達を防ぐ仕組みでしょうか。受取人が、ゆうパックを受け取る場所を「郵便局「はこぽす」「コンビニ」で受け取る場合にはポイントを付与するサービスがスタートするようです。

はこぽすというのは郵便局の宅配ロッカーのことです。郵便局内や屋外、コンビニや駅などで設置を進めているようです。

※2019年2月末を持って終了となりました

 

③送料の支払い方法を工夫して節約する

最後はゆうパックの料金の支払い方法を工夫して節約しましょう。

 

郵便局なら「切手払い」ができるのを活用する

郵便局の窓口での支払いは現金が基本ですが、「切手」での支払いもできます。自宅で使わないような切手があるような場合はそれで支払いをすることもできます。余った切手などが眠っていれば上手に活用しましょう。

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金券ショップなどでは切手を売っていることも多く、相場としては94%~96%程度となっています。面倒かもしれませんが、金券ショップで切手を安く買って、その切手でゆうパックの料金を支払えば約5%程度、料金を節約できるということになります。

 

コンビニなら、クオカード払いを活用する

コンビニでゆうパックを利用するなら、クオカード払いがお得です。
クオカードは1万円を購入すれば180円分が上乗せ(1.8%)されます。

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セブンイレブンではクオカードをnanacoで購入できます。ただし、nanacoで購入してもポイントはつきません。一方でnanacoは電子マネーのチャージを一部のクレジットカードで行えば、クレジットカードのポイントを貯めることができるようになっています。

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この方法を利用すれば、クレジットカードのポイント分をゲットすることができ、1%程度お得にクオカードを購入することができます。この方法も活用すれば3%近く節約が可能になります。この方法は、ゆうパックの料金以外にもコンビニでのお買い物全般での節約術になるので、ぜひ覚えておいてください。

 

まとめ。ゆうパックの料金を節約しよう

郵便局の宅配便サービス「ゆうパック」を使った料金節約の方法について、基本的には「サイズダウン」「割引サービスの活用」「支払いで得をする」といった3つの方法を紹介しました。

中でも、あまり多くの方が実践していないなと思うのが「サイズダウン」と「支払い方法」です。サイズダウンについてはちょっと手間がかかることもありますが、サイズを自宅でも測ってみて、少し調整して1サイズダウンできればそれだけで数百円の節約になります。

なお、サイズを測るときは定規でもよいですが、裁縫用のメジャーがあれば、縦横奥行きを簡単に測れますよ。

 

以上、ゆうパックの料金・送料を安くする3つ方法についてまとめてみました。