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お金や数字の単位として使われるKやMの意味は何?
お金や数字に「K」や「M」あるいは「G」などを付けて単位を表すことがあります。
たとえば、10Kだったり2Mだったりします。こうした「K」や「M」という単位はいったいどのような意味で使われるものなのでしょうか?また、その単位はどうやって覚えたらよいでしょうか?
目にする機会が多い人、少ない人に分かれると思いますが、数字と単位の意味を説明していきます。
スラングとして使われるKやMという表記
スマホゲームや競馬やパチンコといったギャンブルなどの話題でお金を指すときに使われることが多いです。
たとえば、「スマホゲームのガチャで10Kも使ってしまった……」、「今日パチンコで15K儲けた」といったような場面で「K」という表現を使っています。
この時の1K=千円という意味になります。K=キロです。
- 1キロメートル=1000メートル
- 1キログラム=1000グラム
ですよね。このように、1K=1000というところから、使われているわけです。ちなみに。スマホゲームなどでインフレした数字を表示できない場合には「K」ではなく「M」や「G」が使われることがあります。
M=mega(メガ)ですね。これは10の6乗で100万です。このメガという表現はMB(メガバイト)といったようにパソコンの容量を指すときなどに使われますね。
このメガの1000倍(10の9乗)が「G=giga(ギガ)」です。パソコンでもハードディスクなどの容量を示すときに使われますよね。
- K:キロ=1,000(千)
- M:メガ=1,000,000(百万)
- G:ギガ=1,000,000,000(十億)
さらに上の単位として10の12乗はT(テラ・1兆)、10の15乗はP(ペタ・1000兆)、10の18乗がE(エクサ・100京)、10の21乗がZ(ゼタ・10垓)、10の24乗がY(ヨタ・1)といったように定義されています
- T:テラ=1,000,000,000,000
- P:ペタ=1,000,000,000,000,000
- E:エクサ=1,000,000,000,000,000
- Z:ゼタ=1,000,000,000,000,000,000
- Y:ヨタ=1,000,000,000,000,000,000
見てわかる通り、「カンマ」で区切ったところで分けられています。SI単位系(国際単位系)と呼ばれるものですね。
エクサやゼタといったレベルで数字を省略するために使うケースは見ませんが、カンマが増えるほど表記が変わるというのは覚えておいてもよいと思います。
なぜ、10K =1万円といった使い方をするのか?
現実社会で使われるのは、やっぱりギャンブルやゲームでしょうか。パチンコなどは掛金(?)が千円単位であるため、10K(1万円)を使って20K(2万円)勝ったというような表現をする方が直観的にわかりやすいのかもしれません。
また、万円単位を表現するのに1万円札の肖像でもある福沢諭吉から、「5諭吉(5蔓延)といった表現をすることもあります。
M(メガ)以降の単位は日常生活ではあまり使われない
M(メガ)以降の単位は、それこそパソコンの性能等を表すような場合を除き、現実社会でお金の単位として使われることはほとんどないでしょう。
銀行や証券会社などの金融機関のように大きな数字を扱うところでは略語として使うことがあるそうです。
他に、オンラインゲーム(スマホゲーム)などでは度重なるアップデートによって通貨価値がインフレすることが少なくありません。
25,647,000,000ゴールド
などと書かれてもパッと見て数字の大きさを理解しにくいです。なので、インフレした数字を誤魔化す(?)ために
25,647Mゴールド
という表記に変更してあげることで数字を見やすくしているケースがあります。
以上、お金の単位の表現として使われるKやMなどの表記について紹介しました。雑学でした。
執筆者・監修者:ふかちゃん
元証券マン。2004年より個人の金融リテラシー底上げのために投資、節約、キャッシュレス、ポイントなどの活用に関する情報を15年以上にわたり発信するマネー専門家です。
SNS苦手でしたけど最近はtwitterやっています。ぜひ絡んでくださいませ。
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