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住宅ローン キャンペーン金利の注意点。金利優遇キャンペーンと期間終了後の金利上昇

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住宅ローンの金利全体が低金利で推移する中、各銀行はあの手この手によって利用者(ローン利用者)を獲得しようとしています。中でも最近目立つのが「住宅ローンの金利優遇キャンペーン」です。

当初期間優遇型などとも呼ばれます。

こうしたタイプの住宅ローン金利はその“当初期間”は金利が抑えられていいのですが、終了後は金利が跳ね上がるリスクがあります。

金利優遇キャンペーンは期間に注意

金利優遇キャンペーンには大きく「期間限定型(当初期間優遇型)」と「通期適用型(通期優遇型)」の二種類があります。

前者は当初○年間は通常の金利から一定金利を引き下げますよというもの。後者の通期適用型は、住宅ローン利用期間全体で金利を引き下げますよというタイプです。

中でも、よく利用されるのは期間限定型(当初期間優遇型)です。

特に期間限定型の金利優遇キャンペーンは、通期適用型と比較して金利の引き下げ幅が大きいのが特徴ですが、そのときの見た目の金利で「今後の返済まで想定してしまう」と、とんでもない目に遭う可能性があります。

 

当初期間終了後に適用金利が大きく上がる?

住宅ローンの金利というのは「基準金利」というベースの金利があり、そこから一定の割引を行って金利を算出しています。

たとえば、固定期間が5年間の住宅ローンで金利が0.6%だとしましょう。でもそれは「基準金利2.60%」から「2%の引き下げ幅」を適用して0.6%になっているというイメージです。

当初期間中は2.0%の引き下げ幅があるけど、それが終了すると引き下げ幅が1.0%に下がってしまうというような設定になっている住宅ローンが多いです。

 

キャンペーン終了後は市場金利の変動が無くても負担増

当初期間の割引が終了となると、当然ですが住宅ローン金利が上がってしまいます。借入金額の大きい住宅ローンであれば当然ですが、金利負担の増加は月々の返済額にも大きく跳ね返ってきます。

 

あくまでも、キャンペーン中の金利が安く、それ以降は通常に戻ると考えよう

住宅ローンを契約した当初については金利がキャンペーンで安くなっているので、その返済額(金利)でよくて、本来はもう少し高いということを最初の段階から理解しておくべきですね。

そうでないなら最初から通期軽減タイプのローンを利用するべきです。

 

状況によっては借換ローンを利用するのも手

また、そうした金利キャンペーンの終了に合わせて「借り換え」を利用するのも一つの手だと思います。

A銀行の住宅ローンからB銀行の別の住宅ローンに切り替えるという方法です。銀行同士もローンの奪い合いをしているので、借り換えローンの利用は歓迎されます。

その時期(市場金利)によっても変わってくると思いますが、再度同じようなキャンペーン金利で契約できることも少なくありません。

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金額が大きな住宅ローンはコンマ数パーセントという金利でも通期で見ればかなり大きな返済額の差につながります。住宅ローンを返済する間は金利にも気を遣い、できるだけ金利を抑える手段をいろいろと考えていくようにしましょう。

以上、住宅ローン キャンペーン金利の注意点についてまとめました。