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不動産情報で注意したいおとり物件とは?おとり物件の見分け方
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不動産情報サイトなどで、賃貸物件を調べてから不動産屋にいって内覧させてもらうという流れを考えている方も多いでしょう。そうした時に注意したいのが「おとり物件」です。おとり物件とは、実際には現時点で募集されていないにも関わらず、情報サイトに掲載している物件です。
実際にはお店に来店してもらえさえすれば、あとは残念ながら先ほど決まってしまいまして……でも、近い物件でこんなものがありますよ!といった形で別の物件の営業につなげようと腹積もりなわけです。利用者にとってはメリットがない話ですよね。今回はそんなおとり物件の問題点や見分け方などを紹介していきます。
おとり物件とは何か?
不動産のおとり物件とは、入居済み、架空といったように入居希望者が入居できない物件をインターネットの不動産情報サイトなどに掲載している物件です。
ユーザーの問い合わせを誘い、実際には別の物件を進めるというものです。
こうしたおとり物件は宅地建物取引業法では誇大広告とされており禁止されています。違反に対する罰則もあり、営業のための免許の取り消しや営業停止などの処分もあります。
無くならないおとり物件
アットホームとCHINTAI、ホームズ、スーモ、マイナビ賃貸などの不動産情報サイトに対して業界団体である首都圏不動産公正取引協議会が2015年度に実施をした不当表示などの違反物件は3600件を超えたそうです。これは全然年度の1.6倍ということで、おとり物件は無くならないどころか、大きく増加しています。
これでは、賃貸情報サイトをみて住みたい家を探すというのがまったく無意味になってしまいます。
なぜおとり物件を出すのか?
これは不動産業者にとって有効な集客となる上で、騙された個人の被害意識が生まれにくい点や、失念していたといった言い訳が通用してしまう状況が挙げられそうです。
お問い合わせの物件はタッチの差で契約が入ってしまったといわれたら、そんなものかなと思ってしまう人も多く、似たような物件を紹介しますといって業者の思うつぼとなるわけです。
おとり物件に対する処罰の強化について
首都圏不動産公正取引協議会(業界団体)はこうしたおとり物件についての処分の強化についての方策を整えるとしていますが、現時点ではそこまでの有効打とはなっていないようです。
過失はあるかもしれませんが、何度もあるのはおかしいので、個人的にはスリーアウト制のような形で社名公開や賃貸情報サイトからの締め出しなんかやってくれるとありがたいんですけどね。
おとり物件を見分けるポイント
少なくはない数のおとり物件が情報サイトに掲載されているという前提で、消費者がこうした悪質な業者に引っかからないようにするポイントはどのような物があるのでしょうか?
周辺相場と比較して異常に条件が良い
条件が良すぎる物件というのは正直言ってほとんどないです。そういう物件は物件情報サイトなどに掲載される前に決まってしまうことが多いです。異常に条件が良い物件には何か問題があると思ってください。
さらに、そんな物件が何週間も掲載され続けているのはおかしいです。
詳細情報をもとに検索してみる
おとり物件かどうかを調べるための調査をするのも有効です。賃貸サイトではそれぞれ物件の情報が出ているはずです。YahooやGoogleなどでマンション名やアパート名が掲載されている場合は名称。住所(番地)があれば住所で検索をすれば賃貸情報が出てくるはずです。
こうした情報で同業他社で物件情報が引っかからない、掲載されている条件が異なる、あるいは他社では募集が完了しているという場合はおとり物件の可能性が高いといえそうです。
すぐに来店を求める会社は怪しい
内覧したい物件があるなら、現地待ち合わせが有効です。ここで現地待ち合わせはできないとか、一度お店に来店してほしいという場合はおとり物件の可能性が高いです。
まとめ。おとり物件で無駄な時間を過ごさないために
おとり物件の問題はせっかくいい物件を見つけたと思っても、実際に行ったらそれがないということで、全然違う物件を紹介されるなどして時間が無駄になってしまうことです。
上記で紹介したような方法も活用しておとりにひっかからないようにしましょう。
以上、不動産情報で注意したいおとり物件について紹介しました。
執筆者・監修者:ふかちゃん
元証券マン。2004年より個人の金融リテラシー底上げのために投資、節約、キャッシュレス、ポイントなどの活用に関する情報を15年以上にわたり発信するマネー専門家です。
SNS苦手でしたけど最近はtwitterやっています。ぜひ絡んでくださいませ。
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