ETCカードの活用術 PR

ETCカードでエラーが発生する原因と対策、保管方法

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車に乗ってエンジンを掛けたらETCカードがエラーコードを出す。そんな経験をした方も多いのではないでしょうか?ETCの本体が壊れたのか?それともカード側に委譲があるのか?もしかして、ETCカードに紐づけているクレジットカードの問題があるのか?

今回はそんなETCカードのエラーについて、その原因を探っていきます。

ETCカードのエラーコードには意味がある

ETCカードのエラーコードは実は意味が決まっています。コード番号と意味には以下の種類があります。

  • エラー01:料金所でのETCカード挿入不良
  • エラー02:ETCカードのデータが読み取れない
  • エラー03:挿入されているカードが不明
  • エラー04:ETCの車載器側の故障・異常
  • エラー05:ETCカードの認証エラー
  • エラー06:料金所とのデータ処理エラー
  • エラー07:料金所とのデータ処理エラー

この番号である程度の問題を切り分けることができます。

 

ETCでエラーが表示・発報したときの確認手順

ETC車載器がエラーを表示・発報した場合は以下の点をまずは確認してください。

  1. ETC車載器にETCカードは挿入されているか?
  2. 挿入されているカードは本当にETCカードか?
  3. 挿入する向きは正しいか?
  4. カードの有効期限が切れていないか?
  5. 高速道の入り口で使ったETCカードと別のカードを使っていないか?
  6. ETCゲートを時速20㎞以上で通過していないか?

(1)(2)(3)については単純なミスになるので正しく付け替えれば問題ないですね。

(4)についてもよくあるミスです。ETCカードは料金ゲートで通信する際に有効期限を確認しています。これが切れている場合はETCゲートを通行できません。

(5)については単純ミス、(6)については速度制限を守りましょうとしか言えません……。

 

ETCカードのエラー03、エラー05が発報された場合の対応方法

上記のチェックに当てはまらない場合は、ETCカード自体ないしはETC車載器に何かしらの問題があるという事になります。

まずは、問題の切り分けをしましょう。今、エラーを出したETCカードと別のETCカードを正しく挿入します。

それでエラーが解消した場合はETCカード側に問題がある可能性が高いです。一方で引き続き同じエラーが出てしまう場合はETC車載器側に問題がある可能性が高いという事になります。

車載器に問題がある場合は、カー用品店やディーラーなどで交換・修理をしてもらう必要があります。

 

ETCカード側で多いのはICチップの不良

ETC車載器はカードについているICチップの情報を読み取っています。このICチップが汚れている、何らかの理由で劣化・破損している場合にはデータを読み取ることができずにエラー03、エラー05を発報することがあります。

汚れているだけであれば布などで汚れをとってあげれば回復します。一方でICチップが破損しているような場合にはカードの交換が必要になります。

 

クレジットカードの利用状況によってETCが使えないことはある?

たとえば、カードでお買い物をしすぎて利用限度額をオーバーしていた。というようなケースがありますね。

ただ、ETCカードのエラーと使いすぎは関係ありません。そもそも、ETCカードは有効期限しか照合していません。なので、クレジットカードの利用状況とETCカードが使えないという点には全く関係がないのです。

言い換えると限度額を超えていてもETCカードは使えますし、極端な話、クレジットカードを解約していたとしてもETCカードは使えてしまいます。

 

ETCカードが壊れる原因は車内保管?放置は危険

ETCカードのICチップは精密機器です。高温に弱いため、猛暑の夏に車内(ETC車載器につけっぱなし)にすることで高温となって劣化したり、最悪壊れる可能性があります。

実際のところ、ETCカードは車載器に入れっぱなしだったり、社内の小物入れやダッシュボードの中に保管している人も少なくないようです。

ただ、ETCカードを車載器に入れっぱなしにして放置するのは、ETCの破損リスクだけでなく、盗難などのリスクもあります。

いや、クレジットカード(ETCカード)には盗難保険があるから大丈夫。と思っていませんか?

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盗難保険のような保険は確かに、万が一の不正利用を補償してくれる保険です。ただし、利用者に大きな過失がないのが前提条件となります。車内への放置は重大な過失があるとみなされて保険の対象外となる可能性があることを認識しておきましょう。

特に、買い物などでも使えてしまう、クレジットカード一体型の場合は絶対に持ち出すようにしましょう。

 

やはり、ETCカードは車から離れるときはETC車載器から抜いて財布やカードケースなどで保管するようにするべきですね。