ANA VISAプリペイドカードは大手航空会社のANAと三井住友VISAプリペイドが協力して発行しているブランドプリペイドカード(国際ブランド付プリペイドカード)です。クレジットカード決済網を提供しているVISAのネットワークを利用したプリペイドカードとなっています。
月間の利用1000円につき5マイル(0.5%相当)が貯まるようになっています。ANAカード(クレジットカード)などと比べるとマイル還元率は低めですが、クレジットカードを持てない方、未成年の方でも作ることができるのは魅力的ですね。
国際ブランド付きプリペイドカードとは?
一部利用できないVISA加盟店もありますが、基本的には国内外のVisa加盟店であればクレジットカードと同じように利用が可能になっています。
クレジットカードのように与信(後払い)を行うものではないので、無審査で発行することができます。そのため、何らかの事情でクレジットカードを作れない人や、そもそも年齢制限によってクレジットカードを持てない人でも利用することができます。
類似のサービスに「ブランドデビットカード」がありますが「VISAデビットカードとVISAプリペイドカードの比較とそれぞれのメリット、デメリット分析」でも説明している通り、事前にチャージした金額の範囲内でのみ利用することができるようになっているなど多少の違いがあります。
ANA VISAプリペイドカードの特徴
ANA VISAプリペイドカードはANA(全日空)と三井住友VISAカードが提携して発行している、AMC(ANAマイレージクラブ会員証 兼 VISAプリペイドカード」となっています。ANA便に搭乗する際などに利用できるANAマイレージクラブの機能と、国内外3800万ものVisa加盟店で利用することができるVisaプリペイドカードの機能が一つになったカードです。
入会金や年会費は無料となっています。
最大の特徴としては「プリペイドカードの利用でANAのマイルが貯まる」ということです。月間の総利用金額1000円に対して5マイルが加算されます。マイレージの還元率にすれば0.5%になります。ANAカード(クレジットカード)は基本1.0%になるのでANAカード決済よりは還元率が低いですが、クレジットカードなしでも利用できるというのは大きいですね。
13歳から利用できるチャージ限定型と、15歳以上の方が利用できるオールチャージ型の2つのタイプがあります。
オールチャージ型 ANA VISAプリペイドカード
最初は「オート」の間違いかと思いましたが、「オール」で正しいみたいです。
15歳以上の方ならだれでも申し込みをすることが可能で、後ほど紹介する専用ホームページから無料で申込できます(将来的には有償化の方向だそうです)。入会金・年会費は無料。免許証や健康保険証など本人確認書類が必要になります。
チャージは専用のWEBサイトにてクレジットカードやコンビニ払い、ペイジー(Pay-easy)などを利用してチャージします。なお、三井住友カード発行のクレジットカード経由のチャージなら手数料は無料ですが、それ以外の方法だと200円の手数料が発生します。
※クレジットチャージの場合、クレジットカードのポイントは付きません。
チャージ手数料のことも考えるとクレジットカードを持っている人が使うVISAプリペイドカードと言うことになります。ANA VISAプリペイドカードとANAカード(クレジットカード)の利用を考えると普通にANAカードを使う方がマイレージ還元率を考えてもお得だと思うのですがどうなのでしょうか。
チャージ限定型 ANA VISAプリペイドカード
こちらは、三井住友カードが発行するANAカード(VISA or MasterCard)会員の子どもを対象にしたANA VISAプリペイドカードとなります。利用可能なのは13歳以上で申込は保護者が行います。親子関係を証明できる書類(住民票の写しや健康保険証など)が必要になります。
チャージの手段は申込者(保護者)のANAカードのみとなります。手数料はかかりませんが、オールチャージ型と同様にポイントは付きません。
こちらの場合、子どものお金管理用ということになりますね。
VISA加盟店なら店舗利用はもちろん、インターネット決済(ネットショッピング)でも利用できます。
都度利用情報がメール通知可能
特に、子どもにお小遣いとして渡すようなケースでは利用の都度、利用情報が指定したアドレスに飛んでくるように設定できるというのはいいかもしれません。子どもの無駄遣いを管理することができます。
ANAのマイレージ(マイル)を効率よく貯めたいという方には、やはり通常のANAカード(クレジットカード)の方がマイルを貯める上では効率的です。そのためマイルを貯めることを目的にこのANA VISAプリペイドカードを利用するというのはちょっと違うような気がしますね。
参考記事:ANAのマイルが貯まるANAカードの種類とその選び方を比較
一方でANA VISAプリペイドカードはプリペイドカードとしてのメリットである「使い過ぎを予防する」という機能やメール通知などを利用した「お小遣い管理」などの機能もあります。こうした特長を活用したいという方にとってはおすすめです。ANAのマイルが利用で貯まるというのは副次的な特典だと考えるべきかと思います。
以上、ANA VISAプリペイドカードの使い方とメリット、デメリットを紹介しました。
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