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ファミマTカードのメリット、デメリット。ファミマがお得でも実はリボ専用カード。

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コンビニエンスストアのファミリーマートをよく使っている人にとってお勧めなクレジットカードの代表格として挙げられるのが「ファミマTカード」。ファミリーマートでは昔から共通ポイントであるTポイントと連携しています。

ファミマTカードはそんなTポイントカード一体型のクレジットカードです。Tポイント会員証として加盟店で利用できるほか、ファミリーマートでの特典もあります。その一方で、ファミマTカードはいわゆる「リボ専用カード(変更可能)」となっており、標準だと支払い方法がリボ払い固定となっています。

今回はそんなファミマTカードのメリット、デメリットや活用方法などを紹介していきます。

ファミマTカードの基本スペック

まずはクレジットカードとしての基本スペックを見ていきます。

年会費 無料
カードブランド JCB
ポイント還元率 0.5%~
(200円につき1ポイント)
たまるポイント Tポイント
貯めたポイントの使い道 Tポイント加盟店で1ポイント1円として利用できるほか、ANAマイルと交換も可能となっています。
ポイント有効期限 最終利用から1年間
国内旅行傷害保険 なし
海外旅行傷害保険 なし
ショッピング保険 海外利用時のみ(50万円まで)

見ていただくとわかりますが、Tポイントが貯まるという点以外を除けば、ごく標準的な内容となっています。

[bloglink url=”https://money-lifehack.com/savings/pointservice/3866″]

正直、これだけだとさほどお得なカードとはいえず、他にも還元率やサービスが充実したクレジットカードは他にたくさんあります。

それでは、ファミマTカードのおすすめのポイントはどこにあるのでしょうか?やはりそれはファミマ(ファミリーマート)での利用における特典でしょう。

クレジット払いで切手や印紙、クオカード購入でもポイント

もう一つの大きなメリットはファミマTカードでクレジットカード払いをすると下記の商品でもポイントが付与されるという事です。

赤色で囲っている部分ですが、ファミマTカードでのお支払いの場合、通常のクレジットカードの利用ではポイントが貯まらない、切手やはがき、収納代行(公共料金等の支払い)、クオカードやAmazonギフト券などの金券類の購入でもポイントが貯まるということがわかります。

Tポイントカードの提示によるポイントは付与対象外なので還元率は0.5%ですが、つかないよりはいいですね。

ただし、こうした商品の購入とポイントについては、ライバルのセブンイレブンの場合、nanaco+クレジットチャージを活用すれば、実質1%超の還元率で購入することも可能なので、ファミマTカードが絶対的にお得というわけではありません。

[bloglink url=”https://money-lifehack.com/creditcard/2295″]

FamiPayへのチャージも可能

ファミマTカードはファミマのアプリのFamiPayへのチャージも可能です。チャージでもポイントが貯まりますし(ファミペイボーナス)、さらにFamiPayの利用でもポイントが貯まりますので、ポイントの二重取りが可能となります。
上手に活用しましょう。

ファミマTカード最大の注意点はリボ専用カードであること

ファミリーマート利用ならメリットの大きなファミマTカードですが、最大の注意点は、同カードがリボ払い専用カードだという事です。

リボ払いについては下記の記事でも危険な支払方法であることを紹介しています。

[bloglink url=”https://money-lifehack.com/creditcard/75″]

要するに、ミニマムペイメント(最低支払額)以上の利用をした場合、その分は翌月以降の支払いになり金利手数料がかかってしまうというものです。

 

ファミマTカードの自動リボのしくみ

ファミマTカードの利用残高に対するミニマムペイメントは下記のようになっています。

どういうことかというと、10万円までの利用であれば、毎月の支払金額は3000円でよく、残高は翌月以降に繰り越され、翌月も3000円、その翌月も3000円という支払いになります。

このように支払い金額はわずか3000円で済むのですが、お支払い後の残高と書かれている通り、別に支払いが免除されるわけではありません。「ショッピング手数料」という形でしっかりと金利がとられています。

ファミマTカードのリボ払いの利率は18.0%とかなり高額です。ショッピングなどでちまちまと1%、2%のポイント還元とか言っているのが馬鹿らしくなるほどの金利です。

ちなみに10万円の残高があるとしたら、毎月の3000円の返済の内、1500円分はなんといショッピング手数料(利息)になる計算です。支払いの半分が利息になるというバカげた支払い方法になります。

リボ払いの怖いところは月々の返済額(支払額)は小額であるため、あまり借金をしている(借金が増えている)という気持ちがしないことです。

特に、ファミマTカードは最低支払額が3000円と小額です。コンビニで毎月3000円以上のお買い物をしたら、毎月毎月借金が少しずつ積み重なっていきどんどん増えます。

さらに、同社のリボ払いは元利定額(返済分+手数料の合計を3000円にする方法)を採用しているので、残高が増えると、元金返済の割合が小さくなるので、返済スピードが低下していきます。

正直、このファミマTカードのリボ払いのシステムは、リボ払いを知らない人にとってはかなり極悪仕様だと思います。

 

一応、サイト上から「ずっと全額支払い」に変更できる

ファミマTカードを作って、会員ページにログインをして変更手続きをすれば、ずっと全額支払い(1回払い)に変更できます。変更すれば、リボ払いではなく、1回払い(前月に利用した全額を翌月支払い)となるので手数料はかかりません。

ファミマTカードを作成する方は、カードがお手元に届いたら裏面にサインをした後は、すぐにっ口座登録とずっと全額支払いの手続きを忘れないようにしましょう。

[bloglink url=”https://money-lifehack.com/creditcard/3724″]

※なお、手続きは毎月11日~25日ごろまでの間しかできない仕様になっていますのでご注意ください。

 

まとめ。お得なカードだけどリボ仕様だけは極悪

ファミマTカードほど、情弱殺しのカードといえるカードは少ないと思います。

もちろん、リボ払い専用のクレジットカードというものはたくさん発行されています。なので、リボ払い専用カード自体が悪だとは言いません。でも、ファミマTカードは一見リボ専用カードというように気が付きにくいです。

その一方で全額支払いの手続きさえしてしまえば、ファミリーマートをよく利用する方にとってはかなりお得なクレジットカードであるという事は間違いないです。
ファミマTカード公式ホームページはこちら

 

上手に活用してください。以上、ファミマTカードについてまとめてみました。