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お金を借りる時の実質年率とは何か?金利との違い

2018/05/08最終更新   カードローン・キャッシング

クレジットカードの分割払いやリボ払い、あるいは消費者金融でのキャッシングでよく使われるローン金利を意味する“実質年率(じっしつねんりつ)”という言葉。

お金を借りる金利の意味になりますが、実際にどのようなものでどう計算するのかを理解している人は少ないかもしれません。今回はそんな実質年率という言葉の意味と金利・手数料の計算方法についてわかりやすくまとめていきます。

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実質年率と金利(年率)の違い

お金を借りるときには借りたお金に対して「金利」を支払うというのは一般的な認識ですよね。この金利を1年分に計算したもが年利(年率)となります。

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ただ、実際にお金を借りる場合、金利だけでなく、別の費用(手数料)がかかることがあります。

実質年率という言葉は、お金を借りるときなどに、消費者側が見た目の数字によって不利にならないように、画一的な基準によって設けられた金利の表現方法となります。この「画一的な基準」というのが重要なのです。

 

実質年率の計算方法

(元本×年率+1年間の手数料)÷元本×100=実質年率(%)

上記のようになります。式だけ見ると少し難しく感じるかもしれませんが、重要なのは「1年間の手数料」も金利に上乗せされているという事です。

この手数料を「みなし利息」と言います。礼金、割引金、事務手数料、調査料など名目を問わず、こうした手数料はみなし利息となり、金利と同じように扱われます。

そして、消費者金融(貸金業者)に対しては法律によって顧客に提示する金利はこの「実質年率」でなければならないとされています。

 

実質年率がないと、お金を借りる時のコストが見えにくい

なぜ、実質年率に夜表記を義務付けているのかというと、そうでないとお金を借りるコストを消費者が正確に把握できないからです。

たとえば、融資手数料(事務手数料)というのは融資時にたとえば元金の3%分の手数料がかかるといったものです。これがある無しで総返済額は大きく変わることになります。

また、金利の計算方法もいろいろです。一昔前は“アドオン金利”と呼ばれる返済が進んでも借り入れ当初の元金をベースとした利払いが必要な利率表記も横行していました。アドオン金利の場合、返済が進んでも利息が大きなままなので、実質年率にすると見た目よりもかなり大きな金利になります。

 

実質年率による金利の計算方法

実質年率の場合、支払う金利の金額も明確でわかりやすくなります。

支払う利息=元金×実質年率×借りている期間/365

となります。

たとえば、60万円を借りて、毎月5万円ずつ元金を返済。実質年率15%だとしましょう。その際に毎月支払うべき利息は以下のようになります。

1カ月目:60万円×15%×30/365=7,397円
2か月目:55万円×15%×30/365=6,781円
3か月目:50万円×15%×30/365=6,164円
・・・
11か月目:10万円×15%×30/365=1,232円
12か月目:5万円×15%×30/365=616円

実質年率だと、現在借りているお金に対する利息の計算も容易なのもわかりやすいところです。

 

実質年率15%でお金を借りたときの利息一覧

クレジットカードのリボ払いや分割払いなどでは一般に実質年率が15%に設定されていることが多いですね。じゃあ、この実質年率15%でお金を借りるという状況は毎月の利払いで見たらいくらくらいになるのでしょうか?

  • 1万円・・・利息120円(1日当たり4円)
  • 5万円・・・利息600円(1日当たり20円)
  • 10万円・・・利息1,200円(1日当たり40円)
  • 30万円・・・利息3,600円(1日当たり120円)
  • 50万円・・・利息6,000円(1日当たり200円)
  • 100万円・・・利息12,000円(1日当たり400円)

こんな感じになります。この金額を大きいとみるか、小さいとみるかは人それぞれかと思いますが、かなり高めだと思います。

言い換えれば、もしも1日でも早く実質年率15%で借りているローンを繰り上げ返済(前倒し返済)ができれば、その分だけの利息を小さくすることができるわけです。

ちなみに、都市銀行(ゆうちょ銀行)の1年定期(金利0.01%)の場合、100万円を1年預けてもたった100円の金利(税引き後は80円)にしかなりません。そう考えると、ローンを利用しているなら、なるべく早く返済したほうが圧倒的に効率的です。

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お金を借りるときは実質年率で比較する

クレジットカードや消費者金融について、お金を借りる時の利率は基本的に「実質年率」という方法で表示されています。

一方で、実質年率という表示は貸金業法による表示規制となっています。たとえば、銀行融資の場合は必ずしも実質年率となっていない場合があります。銀行カードローンについては実質年率ではなく「金利」として表示されています。

ただし、一般的な銀行カードローンについては「金利≒実質年率」ととらえて構いません。

一方で住宅ローンなどの融資については金利とは別に事務手数料などの手数料が別途かかる融資があります。こうした場合は金利とは別に手数料や保証料などを考える必要があり、実質年率のように利率だけで比較することができなくなっています。

言い換えると、クレジットカードや消費者金融(キャッシング・ローン)等における「実質年率」という金利表示方法は、利用者にとってもかなりわかりやすく、比較しやすい金利表現ツールといえるでしょう。

 

以上、お金を借りる時の実質年率とはどのようなものなのか、ということについてまとめました。

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