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集団詐欺事件で使われるポンジスキームとは何か?詐欺の手口と事例紹介

2018/10/22最終更新   投資詐欺

ポンジスキームという言葉を耳にした事はあるでしょうか?出資金を募るタイプの集団詐欺事件で多く使われているスキームです。

詐欺には様々な手口がありますが、その中でもポンジスキームはもっとも代表的なものです。儲け話、投資話において○○に対して出資してくれたら毎月××円の配当を出すというといった話で、実際には投資されておらず、多くの人から集めた資金をそのまま配当に回す自転車操業で出資を募り、規模が大きくなったところでドロンするという詐欺スキームです。

代表的かつよく使われる投資詐欺の手法なので、ポンジスキームがどんなものなのかというのは知っておいて損はないです。

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ポンジスキームとは?

詐欺師の「チャールズ・ポンジ」が行った不特定多数に対する出資金詐欺に由来します。

もっともらしい儲け話を持ち掛けて出資を募る詐欺なのですが、以下のような特徴があります。

  1. 高い利回りのリターンを約束する
  2. 当初はしっかりとそのリターンを投資家に対して渡す
  3. ただし、実際集めたお金は運用には回しておらず、集めたお金をそのまま配当している
  4. 支払いがされることで信用を獲得し、多くの出資者を集める
  5. 規模が大きくなったところで、破たんさせる(ドロンする)

いわゆるポンジスキームの秀逸(?)なところは(2)で挙げたように一定期間はちゃんとした配当を行うところにあります。

 

ポンジスキームになぜ人は騙されるのか?

たとえば、「○○という儲け話があって、今なら月利10%を保証する。」という話があるとします。

月利10%というのは普通に考えたらなかなかない美味しい投資話です。でも、そんな話あるわけないじゃん。という考えを多くの方は持つはずです。

でも、ポンジスキームを利用する詐欺師は当面の間はちゃんと配当をするのです。

投資額の10%の資金を毎月キチンと支払ってくれる。さらに、やっぱりやめたいという投資家には返金にも応じて実際に“儲かった人”も出てきます。

そして、実際に儲かった人が出てくることで、その投資話は現実にある儲け話であると錯覚させることができるわけです。

 

実際には単に自転車操業でお金を回すだけ

ポンジスキームでは儲け話に対する配当はしますが、詐欺師は預かったお金を謳っているビジネスには投資しません。預かったお金はキャッシュ(現金)として持ったままです。

何らかのビジネスを本当にやっているケースもありますが、実体がなかったり、説明と大幅に乖離した内容になっているというケースが多いです。

仮に10%の配当を約束したとしても10か月間は預かった元金から支払うことができます。この詐欺師が行う当面の配当の支払いは信用を獲得するためのコストなのです。

実際に配当金を受け取ることで、この詐欺話に乗った人が追加投資をしたり、口コミなどによって新たな出資者が集まるわけです。

 

多くの人が資金を集めてから破綻する(ドロンする)

ポンジスキームによる詐欺は、預かったお金を現金としてそのまま持っていて配当に回しています。右から左へと自転車操業をしているわけです。

そのまま続ければいつか資金が枯渇します。新たな投資者(出資者)が約束した利回り以上のペースで拡大しなければ破綻するわけです。

ポンジスキームによる詐欺は、配当を出す関係上、時間がたつほどに詐欺師の儲けがは減っていきます。その儲けの幅が小さくなった段階で適当な理由を付けてビジネスが失敗したなどとして破綻させるか、資金を持ち逃げして消えてしまいます。

こうして詐欺ビジネス(出資金詐欺)は終焉を迎えることになります。騙されてしまった投資家たちは資金を取り戻すことは極めて難しいです。

 

破たんまでどのくらいの時間がかかるのか?

ポンジスキームによる詐欺が破綻するまでにかかる期間は「約束する利回り」と「毎月に集められる出資金の金額」によって変わってきます。

年利100%というようなバカげたほどの高利回りを約束するなら1年程度で破たんするでしょう。一方で年利10%程度であれば、10年弱くらいの長期間にわたって詐欺を続けることもできます。

 

当初はビジネスだったものが後からポンジスキームに変わっていくものも

結果としてポンジスキームに陥ってしまうようなケースもあります。

たとえば、当初は投資家から集めた資金を使ってビジネスを展開しようとしていたものの、経営が振るわず、結果的に約束した利回りを支払うため、新規投資家からの資金をそちらに充当せざるを得ない状況になるというものです。

そのまま経営が改善しなければ自転車操業が続き利払いが増え最終的には破たんします。

最初から騙すつもりだったのか?結果的にそうなったのか?は分かりませんが、最終的には投資家が損を被ることになるわけです。

 

ポンジスキームによる投資詐欺は身近にある?

こうしたポンジスキームを利用した詐欺は100%明確な詐欺もあれば、微妙にポンジスキームっぽい悪徳商法じゃない?というレベルのものまで入れると身近にあります。

 

現物まがい商法

商品を投資家に販売するが、それを渡さずそれを運用するなどしてリターンを約束するという商法。オーナー商法/ペーパー商法などとも呼ばれます。

  • 和牛預託商法(安愚楽牧場など)
  • 金投資商法(豊田商事など)
  • ゴルフ会員権
  • ホテル会員権
  • 電話権利
  • エビ養殖

などがあります。安愚楽牧場(被害総額は4200億円超、2011年破綻)や豊田商事(被害総額2000億円超、1985年破綻)などは代表的事案ですね。

 

HYIP投資、仮想通貨詐欺

最近だと仮想通貨がらみで、ポンジスキームに見える投資詐欺が儲かる投資としてSNSなどで投稿されていたりします。

2017年末~2018年にかけて仮想通貨のバブリーな値動きもあって、仮想通貨を使った○○ビジネスなどとして騙しやすい話だったのでしょうね。最近でも時折見かけます。

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投資詐欺というのは何もポンジスキームだけではありませんが、詐欺の中でもよく使われる手法であるので、騙されないように注意しましょう。

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