カンセキ(9903)はホームセンター「カンセキ」やアウトドアショップの「WILD-1(ワイルドワン)」、飲食店の「Wild-Barn(ワイルドバーン)」などを運営している会社です。

ホームセンター事業は栃木県を中心に展開していますが、アウトドア専門店のWILD-1は関東圏以外にも店舗を拡大しています。現在ではオンラインストアを含め全国に25店舗以上を展開しており、2024年10月にはフランチャイズ(FC)1号店として京都府にWILD-1福知山店がオープンするなど、全国展開に向けた動きも進んでいます。また、食品販売事業やリユース事業など多角的に展開しており、合計83店舗を運営する企業へと成長しています。

さて、そんなカンセキの株主優待は自社グループ店舗で利用できる15%割引券となっています。ホームセンターはもちろんですが、WILD-1や飲食店のWild-Barnでも利用できるため、高額なキャンプ用品を揃えたい方にとっては隠れた人気優待となっています。

カンセキ(9903)の株主優待情報

カンセキは、毎年2月末と8月末の権利確定日に株主名簿に記載されている株主に対して、自社店舗で利用できる15%割引券を提供しています。

現在の優待取得に必要な株数と枚数は以下の通りです。

保有株数 優待内容(半期ごと)
100株以上 15%割引券 2枚
500株以上 15%割引券 10枚
1,000株以上 15%割引券 20枚

100株(投資金額約85,000円台)から取得できるため、少額から始めやすいのが魅力です。優待券は1回の買い物につき1枚の利用が可能で、WILD-1(ワイルドワン)で利用した場合、ポイント付与は対象外となります。また、セール品には利用できない点に注意が必要です。

有効期限については、2月末権利確定分が当年の5月31日まで、8月末権利確定分が翌年の1月31日(または11月30日)までとなるのが一般的なサイクルです。お手元に届いた優待券の記載を必ず確認して期限内に利用しましょう。

スノーピークやユニフレームなどのアウトドアグッズ購入に活躍

カンセキの株主優待は冒頭でも書きましたが、キャンプやアウトドア用品の購入に強い力を発揮します。

キャンプ用品の中でも人気が高く、セールなどの値引き対象になりにくいスノーピークやユニフレームといったブランド品を割引価格で購入できるからです(※ただし、スノーピークは2025年12月および2026年3月に一部人気製品の定価引き下げを実施しており、価格維持の政策には変化も見られます)。

こうしたキャンプ用品も「安売りをしないスノーピークのキャンプ用品を割引価格で買う3つの方法」で紹介したように、店舗のセール期間にクレジットカードやポイントカードを併用することで安く購入できることもあります。しかし、これらのセールは競争が激しく、人気商品はすぐに売り切れてしまうことも珍しくありません。

一方、ワイルドワンで利用できる株主優待券なら、いつでも欲しいものが(在庫があれば)15%オフで現金値引きしてもらえるというのは非常に魅力的です。テントやタープなどの大型アイテムで10万円を超える商品を購入する場合、15%オフなら15,000円もの値引きになるため、取得する価値は十分にあると言えます。

カンセキの株価・配当・優待の価値は?

アウトドアやキャンプが好きな方は、カンセキの株を保有しておくのも一つの手です。

2026年4月現在の株価は約858円となっており、100株保有するための必要資金は約85,800円です。
年間配当金は20円で、配当利回りは約2.3%前後で推移しています。

また、優待券の価値についてですが、ヤフオクやメルカリ等のフリマアプリでの落札相場を参考にすると、現在は2枚セットで250~500円程度(1枚あたり約125~250円)で取引されています。1枚あたりの価値を仮に控えめに算出すると、優待利回りは約0.54%となり、配当と合わせた総合利回りは約3.18%となります。

数年前と比較してフリマアプリでの取引相場は落ち着いていますが、ご自身で高額なアウトドア用品を購入して15%の割引をフル活用すれば、実質的な利回りは大幅に跳ね上がります。

株主優待を取得するための証券会社選びと「優待クロス」の注意点

株主優待をお得に取得するためには、どの証券会社を利用するかも重要です。国内株の売買手数料が無料化された現在では、手数料の安さだけでなく「資金移動のしやすさ」や「一般信用取引の在庫状況」で証券会社を選ぶのが基本です。

株主優待目的の証券会社選びについては、以下の記事で徹底的に比較・解説していますので、ご自身の投資スタイルに合った口座選びの参考にしてください。

また、株価の下落リスクを避けて優待のみを取得する「優待クロス(つなぎ売り)」という手法をとる方もいます。楽天証券の「らくらく優待取引」や松井証券の専用機能を使えば手軽に行えますが、ここには重大な落とし穴があります。

それは、制度信用取引を利用した際に発生する「逆日歩(ぎゃくひぶ)」というコストです。逆日歩が発生すると、優待の価値をはるかに上回る高額な手数料を支払う羽目になる恐れがあります。そのため、優待クロスを行う場合は、逆日歩が発生しない「一般信用取引」を利用することが鉄則です。

逆日歩の高額になる理由や過去の恐ろしい事例、そして完全回避するための対策については、以下の記事で詳細に解説しています。優待クロスを行う前に必ずご一読ください。

ピンポイントで欲しいならヤフオクやメルカリで優待券を買うのも手

特定のキャンプ用品を買う予定があるけれど、株を買う資金がない、あるいは権利確定日まで待てないという方は、ヤフオクやメルカリ等で個人間取引されている優待券を購入して使うというのも賢い方法です。

前述の通り、現在はフリマアプリ等で1枚あたり125円~250円程度で出品されていることが多いです。仮に200円で優待券を1枚購入し、ワイルドワンで1万円の買い物をした場合、1,500円の割引が受けられるため、優待券の購入費用を差し引いても1,300円もお得になります。高額なテントやシュラフを購入する際は、事前に優待券を手に入れておくことをおすすめします。

ヤフオクやメルカリを使ったことが無いという方は下記の記事もご一読ください。

ヤフオクでの買い方。安く買うためのコツや入札から送金、受け取りまでの流れ
メルカリの評判と使い方。フリマアプリの出品から購入までの基本の紹介

以上、2月、8月の優待銘柄カンセキ(9903)の株主優待の紹介でした。アウトドアライフをお得に楽しむために、ぜひ活用を検討してみてください。

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ふかちゃん
マネーライフハック編集長。証券会社で個人向け金融サービスに従事した経験をもとに、2004年より金融・投資・クレジットカード・節約・ポイント活用に関する情報を発信しています。2011年からMoneyLifehackを運営し、2018年3月には月間200万PVを達成。金融サービスの提供側ではなく、利用者目線で実際に使って検証した一次情報をもとに、家計改善に役立つ情報を分かりやすくお届けしています。
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