楽天証券が2016年に開始したロボアドという技術を利用したファンドラップサービスが「楽ラップ」です。ファンドラップとは「ファンド(投資信託)」+「ラップ口座(投資一任口座)」を組み合わせたものです。投資信託を使って証券会社に運用を一任する口座ということになります。
投資には興味があるけど、投資のことはよくわからないし、勉強したり情報収集する時間がないという方におすすめです。
そもそものラップ口座、ファンドラップとは?
ラップ口座とは投資の判断を証券会社に一任することができる口座です。ラップとはwrap(包む)という意味で、証券会社などが契約をして投資の運用・管理を包括的にお任せで行う口座です。日本投資顧問業界の統計によると2013年3月時点で1兆円以下だったラップ口座の残高は2016年3月には6兆円に迫る規模になっています。
ラップ口座の特徴は前述のように「お任せ」にできるという点です。投資家がもつそれぞれの資金や運用のニーズに合わせた運用を様々な運用商品の中からカスタムメイドしてくれるわけです。
高い敷居のラップ口座
ラップ口座は基本的には富裕層向けのサービスです。最低の預け入れ資金は1000万円以上であることが多く、中には億をこえる資金からでないと利用できないサービスもあります。
一般庶民にはなかなか厳しいサービスです。
投資先をファンド(投資信託)に絞ったファンドラップは敷居が低い
ラップ口座の残高が大きく伸長している理由は表題の「ファンドラップ」にあります。
ファンドラップはラップ口座でも投資対象を投資信託だけに絞ったものです。
ファンドラップになると最低預入資金はかなり小さくなります。今回紹介する楽ラップの場合は10万円からとなっています。
楽ラップのサービス内容
話を楽ラップにもどします。
楽ラップは大手ネット証券の楽天証券が提供するファンドラップサービスです。最大の特徴はロボアド(ロボアドバイザー)と呼ばれる仕組みを利用して、投資商品(ファンド)の選択を行っているということです、
ロボアドバイザーは「ロボアド(ロボアドバイザー)を利用した資産運用の特徴とサービス比較」でも紹介している通り、投資家がとることができるリスクの大きさに従って最適な資産配分を決めてくれるというものです。
システムによって自動的な資産配分が可能になるため、コストを大きく節約することができ、従来のラップ口座はもちろん、他社のファンドラップと比較しても低コストでサービスの提供ができるわけです。
他社と比較して極めてローコスト
ファンドラップのようなサービスは原則として預けている資産に対して一定の手数料(管理手数料)が必要になります。ただ、こうしたコストは投資のリターンを決める上で極めて重要です。
管理コストに仮に0.5%の差があった場合、20年の運用で10%を超えるさが生じることになります。単純なコストにしても仮に500万円を預けているとすれば年2.5万円ものコスト差になります。
投資においてはコストを下げることが極めて重要なことを考えると楽ラップのローコストな手数料体系は魅力的です。
たとえば、大手証券の野村証券が提供している野村ファンドラップの年間コストは運用方針普通で1.71%必要ですが、楽ラップの場合(1000万円以下)は0.702%となり1%以上も安いです。
取り扱いファンドもローコストファンドが多い
また、ファンドラップについてはラップ口座としてのコスト以外にも投資信託自体のコストもかかります。どのようなファンドで投資をするのかも重要です。この面でも楽天証券の楽ラップは強みがあります。
たわらノーロードのような我が国を代表するローコストインデックスファンドに楽ラップを通じて投資できるようになっているうえ、ラップ向けとして通常よりも信託報酬(投資信託の運用のための管理コスト)が安く設定されています。
楽ラップはファンドラップの中では優秀なサービス
個人的にはファンドラップと呼ばれるサービスについて私はあまり好意的ではありません。
理由はやはりコスト(手数料)です。どことは言いませんが、大手証券のファンドラップサービスは仰天するレベルで手数料が高いです。
ファンドラップの運用の期待リターンよりも下手したら管理コストの方が高いんじゃないの?と思ってしまいます。
そうした中では楽天証券のファンドラップのコスト体系は優秀です。個人的にも我慢できそうなレベルのコストだと思います。もしもあながた超安定型の運用を考えているのであれば、わざわざファンドラップを利用するのではなく、個人向け国債でも買っておけばいいと思うのですが、積極運用部分は楽ラップを使ってみてもいいかなと思います。
楽ラップは10万円からスタートできるので、まずは少額の運用で試してみてはいかがでしょうか。
また、ファンドラップ以外の運用も一緒に考えるべきです。一定以上の所得がある人であれば税効果が期待できる確定拠出年金の方が運用に適しているでしょう。他にも、NISA(少額投資非課税口座)だってあります。
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