JCBのプロパーカード(標準カード)であるJCB ORIGINAL SERIES(オリジナルシリーズ)はステイタス性はあるけれどもごく一般的な標準的なクレジットカードというイメージがあるかと思います。実際のところ年会費もかかりますし、付帯保険やポイント還元率もごく標準的です。
クレジットカードの中にはポイント還元率が1%を超えるようなクレジットカードもあるわけで大きな魅力もないと考えている方も多いかもしれませんが、実はJCBオリジナルシリーズは、Amazonやセブンイレブン、スターバックス、昭和シェル、モービル、エッソ、ゼネラルなどをよく利用する方にとっては超高還元率のクレジットカードとなることがあります。
JCBカード(プロパーカード)はお得じゃない?
クレジットカードの比較というと何かと、楽天カードやリクルートカードといったポイント還元率が高いクレジットカードが取り上げられることが多いです。
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その一方でクレジットカード会社の標準カード(プロパーカード)については、お得ということだけ考えるとあんまりメリットないよね。と思っている方が多いのではないでしょうか?
JCBカードや三井住友VISAカードのような伝統的なクレジットカード会社のポイント還元率は確かに、利用金額の0.5%程度というのが相場となっており、高還元率とされている楽天カード(1.0%)やリクルートカード(1.2%)と比較すると見劣りします。さらに、年会費もかかるということを考えると、わざわざJCBのプロパーカード(一般カード)を作るメリットを感じない人も多いのではないでしょうか?
JCB一般カードの基本スペック
年会費 | 1250円+税 (初年度無料) |
---|---|
カードブランド | JCB |
ポイント還元 | 月間利用金額1000円あたり1ポイント(5円相当) ポイント還元率:0.5% |
たまるポイント | OkiDokiポイント |
貯めたポイントの使い道 | ・JCBギフトカードとの交換 ・他社ポイントとの交換 ・航空会社のマイルとの交換 ・ディズニー関連商品との交換 |
ポイント有効期限 | 獲得から2年間 |
海外旅行傷害保険 | 最高3000万円(利用付帯) |
国内旅行傷害保険 | 最高3000万円(利用付帯) |
ショッピング保険 | 100万円 |
決して悪くはないのですが、年会費無料のカードでもポイント還元率が1%を超えるカードはありますし、同じく年会費無料でも海外旅行傷害保険が「自動付帯」というようなカードもあるということを考えると、年会費が必要な割にはそんなにハイスペックではないといえそうです。
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朗報!JCBのプロパーカードに年会費無料カードが登場
JCBのプロパーカード(オリジナルシリーズ)は基本的に年会費がかかるカードしかありませんでしたが、2017年10月に年会費無料となるJCB CARD Wが登場。こちら年会費無料でポイント還元率1%というハイスぺカードです(申し込みに年齢制限あり)。
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JCBのプロパーカードの魅力
じゃあ、JCBのプロパーカードって作る価値はないのか?といわれるとそういうことはありません。大きく、以下のようなメリットがあります。
- 長期的に使うことで、JCB the Classのようなハイステイタスカードの道が開ける
- 年間利用額が大きいならポイント還元率もアップ
- JCB ORIGINAL SERIAパートナー特典は充実
長期的に使うことで、JCB the Classのようなハイステイタスカードの道が開ける
これはメリットを感じる人もいれば、いない人もいるでしょう。
JCBの場合、最上級のクレジットカードにJCB the Class(ザクラス)と呼ばれるプラチナカード(ブラックカード)を発行しています。年会費は5万円(+税)と高額ですが、コンシェルジュサービスや毎年もらえるギフト、ディズニー関連の優待などが豊富です。
特にJCBはディズニーのスポンサーであることもあって、JCB the Classではディズニーランドの秘密のレストランClub33が利用できます(抽選)。このほかにもディズニーランドやディズニーシーのラウンジ、優先入場が利用できるといった特典もあります。
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ちなみに、JCB the Classはインビテーション(招待)によって取得できるカードです。インビテーションを受けるにはJCBのクレヒス(クレジットヒストリー)を積んでいくしかありません。
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JCBオリジナルシリーズに“プラチナカード”が登場
JCBの最高峰「JCB the Class」を取得する上でもっとも近道と考えられるカードが登場しました。
JCBプラチナ(JCB Platinum)です。年会費25,000円+税のプラチナカードで、直接申し込み可能なプラチナカードとなります。
JCBのワンランク上のサービスを受けたい方やJCB the Classが欲しい方の“修行”にもおすすめのカードです。
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年間利用額が大きいならポイント還元率もアップ(JCBスターメンバーズ)
JCBカードのポイント還元率は0.5%ですが、年間の利用金額によってステージが変わり、ステージによってボーナスポイントが付与されます。
集計期間中のご利用合計金額(税込) | ステータス名 | ポイントボーナス |
---|---|---|
300万円以上の方 | ロイヤルα(アルファ)PLUS | (70%) |
100万円以上の方 | スターα(アルファ)PLUS | 50%(60%) |
50万円以上の方 | スターβ(ベータ)PLUS | 20% |
30万円以上の方 | スターe(イー)PLUS | 10% |
()はゴールドカード以上のカードのボーナスポイント。
年100万円利用ならスターαPLUSとなり、0.5%の50%増なので0.75%の還元率となります。ロイヤルαPLUSなら0.5の70%増で0.85%の還元率です。
JCB ORIGINAL SERIAパートナー特典は充実
JCB ORIGINAL SERIESパートナーというのは、JCBのプロパーカードのみに適用されるボーナスのようなもので加盟店舗で利用した場合にボーナスポイントが付与されます。
このボーナスポイントが意外と多くのお店で貯まることと、その際の還元率が好調なのが魅力的です。
JCB ORIGINAL SERIESパートナーとは?
JCBと提携した企業・サービスによるオリジナルシリーズユーザー向けの特典です。
- Amazon:3倍(1.5%)
- セブンイレブン:3倍(1.5%) ※法人カード除く
- スターバックス:10倍(5.0%) ※法人カード除く
- 昭和シェル石油:2倍(1.0%)
- 一休.comレストラン:3倍1.5%)
- アレックス
- ボディショップ
- スタージュエリー
- ヌマヤ
- FLANDRE ONINE STORE
- Right on
- ABC Mart
- キッザニア東京・キッザニア甲子園
- U-NEXT
- ローチケHMV
- タワーレコードオンラインショップ
- HP Directplus
- Dell
たとえば、Amazonのクレジットカードである「Amazonクラシックカード(MasterCard)」の場合でも還元率は1.5%ということを考えると、他のお店でも色々割引になるJCBオリジナルシリーズは魅力的ではないでしょうか。
JCBカードW(1%還元)+オリジナルシリーズパートナー特典(1%)還元=2%還元となります。
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セブンイレブンでの利用もお得です。なお、セブンイレブンの電子マネーであるnanacoには「電子マネー QUICPay(クイックペイ)の活用法。nanacoとの連携がお得」でも紹介したようにQUICPAYが搭載されています。
JCBオリジナルシリーズに紐付けしたnanacoのQUICPAYでセブンイレブンで買い物をすればnanacoポイント(0.5%分)+JCB OkiDokiポイント(1.5%分)の合計2%ものポイント還元を受けることができます。
JCB ORIGINAL SERIESの対象クレジットカード
その前に今回の特典の対象となるクレジットカードをまとめます。
・JCB一般カード
・JCBカードEXTAGE
・JCBゴールドカード
・JCBゴールド・ザ・プレミア
・JCBプラチナ
・JCB the CLASS
・JCB法人カード
・JCB法人ゴールドカード
・JCB法人プラチナカード
まとめ。上手に活用すればJCBのプロパーカードもお得
このように、JCBのプロパーカード(オリジナルシリーズ)にも強みとなる部分はあります。
特に「 JCB ORIGINAL SERIAパートナー特典」はかなり大きく、対象店舗をよく使っているという人であればポイント還元率という面でも、楽天カードなどの高ポイント還元カードを比較しても見劣りしないレベルになります。
さらに、長期的にJCBのクレジットヒストリー(クレヒス)を積み上げていけば、よりハイクラスのカード取得の道もあるということで、中長期にわたって利用することでより高いベネフィットが受けられるクレジットカードです。
以上、意外と知らない人が多いJCB一般カードの魅力について紹介しました。
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