ビジネスホテルが満室で予約が取れないときのホテル確保術

最近では、インバウンド需要などによって首都圏を中心にビジネスホテルの予約を取りたいけど、中々予約を取るのが難しいといいった状況があります。そうしたことから本来は宿泊の出張を日帰りにしているという方も多いかもしれません。

今回は出張が決まったけどホテルが満室で予約できないという時のホテルの確保術、予約のテクニックについて紹介していきます。

ホテルが満室、取れる部屋もビジネスホテルで数万円？

訪日外国人によるホテル需要が高まっており、数年前と比べてビジネスホテルの予約が取りにくくなったと感じている方も多いと思います。

また、一部のビジネスホテルは宿泊料金に需要制を採用し、普段は数千円で泊まれたのに、予約サイトを見ると2万円、3万円というおかしな料金になっているというケースもあります。

官公庁の宿泊旅行統計調査（2014年）における宿泊稼働率をみると、首都圏（東京・埼玉・神奈川・千葉）、名古屋、大阪、京都、福岡は稼働率が60％を超えている状況となっています。

そんなビジネスホテルの予約ができないという方のために、直前でホテルを確保するためのテクニックを紹介していきます。

ホテルの公式サイトで予約できないか試してみる

まず、満室で予約がとれない時は楽天トラベルやじゃらんネット、Yahooトラベルといったホテル予約のポータルサイトではなく、各ビジネスホテルの公式サイトで予約できないかを確認してみましょう。

ポータルサイト経由での宿泊予約はホテルサイドに対しては手数料が発生するため、在庫をしぼってポータルに提供している可能性があります。特に満室が予想されるようなタイミングだと可能性はさらに高いです。

そのため、ポータルで予約が取れないのであればまずは公式サイトで空室が無いかを確認してみましょう。

それでも予約が取れないなら3日前を狙ってみる

多くのビジネスホテルではキャンセル・ポリシーとして3日前と定めています。

そのため、そのタイミングでホテルを仮押さえしている人はホテルにキャンセルの連絡を入れることが多いです。そのため、この3日前というタイミングでホテルの客室の在庫が生じる可能性が高いです。

意外と、直前割などの形で安い料金で予約が取れることもあります。こちらも同様の理由でポータルよりも自社サイトがお勧めです。

ギリギリの当日予約なら予約サイトよりもアナログな電話がおすすめ

数日前、当日といった予約の場合は、ネットの予約サイト・ポータルサイトに情報が載らないケースの方が多いです。楽天トラベルやじゃらんネット、Yahooトラベルなどのポータルはもちろん、ホテルの公式サイトですら反映されていないことがあります。

満室だからとあきらめずにフロントに直接電話してみるのも手です。私の体感ですが、当日でも電話なら意外とすんなり予約が取れるケースが多いです。

どうしても電話は嫌という方は各ホテルの公式ホームページ上から予約できないか調べましょう。こちらのほうがギリギリや当日の空室が反映されやすい傾向があります。

また、面倒なことをせずに直接ホテルを回って空室が無いか確認したいと考える方もいるかもしれませんが、当日でも直接ホテルに行くのはやめた方がいいです。まず歓迎されません。

事前にホテルの会員になっておくと有利

特に、ギリギリの予約などの場合、ホテル側も「この人は泊めても大丈夫かな」と心配になります。ホテル用語では飛び込み宿泊のことを「ウォークイン」といって歓迎しない傾向にあります。
このように、身元というもののホテル側は重視するので、ビジネスホテルであればあらかじめ会員になっておくことをおすすめします。多くのビジネスホテルでは会員カードを用意しています。
詳しくは「ビジネスホテルの会員カード（ポイントカード）比較」も御覧ください。