ロードサービス最大手のJAF(ジャフ・日本自動車連盟)。様々な自動車のトラブルの強い味方です。ただし、最近は自動車保険やガソリン系のクレジットカードにもロードサービスが付帯しているからいらないと考えている方も多いかもしれません。

もちろん、それは節約という面からは正しいことかもしれません。今回はそんなJAFについてロードサービス面での比較や、JAFが会員に対して提供している様々な割引・優待サービスについて紹介していきます。

特にドライブをする機会が多い人はこのJAFの優待もかなり利用できる場合があります。

2024年4月にJAF非会員向けのロードサービス料金が改定され、大幅に値上げされました。未加入時のリスクが高まっている点についても後述します。

JAFと無料ロードサービス(損保・クレカ)との違い

JAFは有料のロードサービスを行っています。

入会金が2,000円、年会費は4,000円となります。
※入会金については複数年契約の場合割引が付きます(例えば、5年分一括払いの場合は入会金が無料になります)。

最近では、ロードサービスについては自動車保険(任意保険)にセットされていたり、一部のガソリン系クレジットカードにはロードサービスが無料で付帯しているケースもあります。

まずはそんな各社のロードサービスを比較してみましょう。

JAF ソニー損保 エネオスカード
年会費 4,000円
(別途入会金2,000円)
無料
(保険料に含まれる)
無料
(ただし、年1回も利用しなかった場合、翌年の年会費が1,215円+税)
受付時間 24時間 24時間 24時間
拠点数 1,408か所 約10,000か所 約8,500か所
サービス対象者 会員(人) 契約車両 会員(カード会員)
無料利用回数 制限なし 制限なし
(ガス欠などは年1回)
年間2回まで無料
バッテリー上がり 無料 無料 30分以内の作業無料
タイヤ交換(1本) 無料 無料 30分以内の作業無料
パンクの応急措置 無料 無料 30分以内の作業無料
キーとじ込み 無料 無料 30分以内の作業無料
落輪(側溝・1輪) 無料 無料 30分以内の作業無料
ガス欠 無料+ガソリン代実費 ガソリン代実費。
ただし、保険契約2年目以降は10リットルまで無料(年1回まで)
無料+ガソリン代実費
故障車両の牽引 20kmまで無料 50km無料
※指定工場なら制限なし
10kmまで無料
宿泊費用負担 なし 車検証定員数を限度に補償 なし
帰宅費用負担 なし 車検証定員数を限度に補償 なし
車両運搬費用 なし 制限なし なし

こうやって見ると、本職(?)であるJAFよりもソニー損保のロードサービスの方が良さそうですよね。

未加入でトラブルに遭うとどうなる?非会員時のロードサービス料金

自動車保険やクレジットカードのロードサービスで十分と考える方も多いですが、もしそれらが適用されない状況でJAFを非会員として利用した場合、実費での支払いが必要になります。

特に、2024年4月の料金改定により、非会員向けの基本料金が約1.9倍に値上げされました。

【一般道での落輪+5kmけん引の料金例(昼間・非会員)】

  • 基本料:19,630円
  • 作業料:6,000円
  • けん引料:4,150円
  • 合計:29,780円

上記は一般道の例ですが、高速道路でのトラブルの場合は基本料だけで37,270円がかかり、さらに高額になります。

JAFの年会費が4,000円であることを考えると、万が一の際に1回でも利用すれば、年会費数年分の元が取れる計算になります。

大きな違いは対象者。JAFは他人の車やレンタカーも対象

JAFと自動車保険のロードサービスにおける大きな違い(JAFの強み)といえば、対象となる人です。

自動車保険のロードサービスは契約車両が対象になるので、たとえば、実家に帰って親の車を運転して脱輪したというような場合、ロードサービスは使えません。

一方でJAFの場合は会員(人)が対象になるので、実家の車を運転していた、レンタカーを運転していた、友達の車を運転していた、といったケースでも無料でロードサービスを呼ぶことができます

また、JAFには「家族会員」という制度があり、会員の家族であれば入会金無料・年会費2,000円で加入できます。家族全員をカバーするコストパフォーマンスの高さも大きなメリットです。

なお、一緒に比較しているエネオスカードSの場合、ロードサービスの内容はさほど……といった感じですが、こちらはカード会員が対象になるので、上記のケースでも無料ロードサービスが使えるということになります(ただし年間2回までの利用制限があります)。

自動車保険+クレカのロードサービスがあればかなりの部分をカバーできそうです。

ロードサービスが無料でつく自動車保険やクレジットカードの比較と活用方法ロードサービスは自動車の車両トラブル等によって運行できない場合などに、助けてくれるサービスです。普通にお願いするとそれなりの料金がかかる...

JAFの大きな強みは海外

JAFの損保やクレカのロードサービスにはない強みは海外です。JAF会員は海外旅行中、FIA(国際自動車連盟)に加盟する世界70ヵ国以上の海外自動車クラブから、ロードサービスや旅行情報提供などのサービスを受けることができるようになっています。

あまりケースとはしては多くないかもしれませんが、海外でも自動車に乗る機会が多い人はJAFの方が強いといえそうです。

JAF優待は意外と裾野が広くお得

私は自動車保険のロードサービスで十分と思っていたのですが、車を買い換えた時にディーラーさんが2年分をサービスしてくれたので、その時にJAFを使って、優待サービスの多さに結構びっくりしました。

特に、子どもたちと一緒にお出かけするような方には結構特典を満喫できるんじゃないかと思います。現在、JAFの優待が受けられる施設は全国に約44,000か所にも及びます。

  • テーマパーク、遊園地
  • ファミリーレストラン
  • 温泉、スーパー銭湯
  • 美術館、博物館、動物園、水族館
  • ツアー
  • レンタカー、レンタサイクル
  • 道の駅
  • カラオケ

などなどです。大抵の場合は、事前予約など必要なく店頭でJAFカード(会員証)を見せるだけでOKです。ふらっと立ち寄った施設などでJAF会員割引があった!なんてことも日常茶飯事です。

優待による節約シミュレーション例えば、以下のような利用で簡単に年会費を回収できる可能性があります。

  • イオンシネマでの映画鑑賞:1回につき最大600円割引
  • カラオケ店のルーム代割引:約20%〜30%割引(利用額によりますが1回約1,500円お得になることも)

映画に年3回行き、カラオケに1回行く程度でも、十分に年会費(4,000円)の元を取ることができます。

JAFアプリを活用すればスマホが会員証に

JAFには便利なスマートフォンアプリ「JAFスマートフォンアプリ」が用意されています。このアプリを使えばスマホが「デジタル会員証」として機能するため、物理カードを持ち歩かなくてもサービスや優待が受けられます。

アプリ内からGPSでロードサービスを呼ぶことができたり、現在地周辺の優待施設を検索して限定クーポンを取得できたりと、利便性が大きく向上しています。

具体的な優待情報についてはJAFの公式サイト「JAFナビ」のページやスマートフォンのアプリでも確認することができます。

その他JAF会員専用の抽選サービスなども

その他、JAF会員のみが応募可能な全国各地のグルメや、入園チケットなどの抽選、ドライブコースなどのアドバイス、毎月の機関誌「JAF Mate」なども色々と楽しむことができます。万が一のロードサービスとしてだけでなく、会員に対して様々なサービスを提供しています。

JAF優待、それだけで利用の価値はある?

たしかに特典は多いです。でも、それだけで元が取れるか?といわれるとちょっと厳しいかもしれません。このようなクーポン・割引などについては「クラブオフ」といった会員制サービスもあります。

会員制割引サイト クラブオフとは何か?活用方法や利用方法のまとめクラブオフとは企業や法人が契約することができる会員制サービスです。会員に登録をすれば旅行やレジャー、日常生活などで様々なサービスを割引価...

こうしたサービスとも比較して考えるべきでしょう。たとえば、デイリープラスの場合、月額550円(税込)がかかるようになっています。JAFは年会費4,000円(月間330円くらい)ということを考えると、安いといえるかもしれませんね。

もっとも、JAFが強いのは観光地とかフェリーといったように旅行・レジャー系に強く、デイリープラスは都市部のエンタメ系(映画館など)、グルメ系の優待も多いので一概に比較はできませんが、車に乗ってお出かけをする機会が多いのであれば、優待だけで年会費くらいのもとは取れるという可能性はあります。

結局、JAFは加入したほうがお得なの?

運転するのはほとんど自家用車という人にとっては、正直なところ損保(自動車保険・任意保険)やクレジットカードのロードサービスで十分というケースも多いと思います。特に運転頻度が少ない人はなおさらです。

一方で会社の車を運転する、家族や友達の車を運転する、あるいはレンタカーを利用するというような場合には「人」が対象となるJAFならロードサービスを無料で利用できるのは大きな強みです。

いろいろな車を運転するなら、未加入時の高額な実費請求を避けるためにもJAFの方が安心かもしれません。

また、JAF限定の特典は全国約44,000か所と非常に多く、専用の会員制割引サービスと比較しても引けを取らない内容になっています。そのため、旅行や移動、お出かけの機会が多い人は、こうした特典だけで年会費のモトがとれることも少なくないです。

以上、有料ロードサービスJAFのメリット、デメリットについてのまとめでした。

ABOUT ME
ふかちゃん
マネーライフハックの編集長 兼 管理人です。節約やマネー術などについての情報発信を2004年から続けています。
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