日本を代表するクレジットカードであるJCBカード、国際ブランドであると同時に自社でクレジットカードも発行しています。そんなJCBカードの中でも最高峰のクレジットカードが“JCB the Class(JCBザクラス)”です。
ユーザーから直接申し込みをすることはできず、原則としてJCBカード側からのインビテーション(招待)によってカードを作ることができるようになっています。最高グレードのクレジットカードらしい上質な特典やサービスが魅力的な一枚となっています。
今回はそんな、JCB the Class(JCBザクラス)について、その特典やインビテーションをもらう条件や難易度などをわかりやすくまとめていきます。
幻のJCBブラックカード JCB THE CLASS
JCB THE CLASSはJCBカードが発行する最上位のクレジットカードです。
年会費は5万円+税とステータスカードとして決して高すぎるとは言えない年会費に対して充実したサービスはプレゼントなどからコストパフォーマンスも高いブラックカードとなっています。
年会費水準からプラチナカード扱いとされることも多かったのですが、JCBカードが2017年にJCBザクラスの下位カードとしてJCBプラチナを発行したので、やはりJCBの中では最上級のブラックカードという位置づけになるのだと思います。
JCBザ・クラスの基本スペック
続いてJCBザクラスの年会費やポイント還元、付帯保険といったクレジットカードとしての基本スペックを見ていきます。
年会費 | 5万円+税 ※家族カードは8枚まで無料で発行できます |
---|---|
カードブランド | JCB |
ポイント還元率 | 1000円あたり1ポイント |
たまるポイント | OkiDOkiポイント |
貯めたポイントの使い道 | ・JCBギフトカード ・電子マネーとの交換 ・ディズニー関連グッズ |
ポイント有効期限 | 5年間 |
国内旅行傷害保険 | 最高1億円 |
海外旅行傷害 | 最高1億円 |
ショッピング保険 | 年間500万円 |
航空機遅延保険 | 国内/海外 |
空港ラウンジ | 国内/海外(プライオリティパス) |
ポイント還元率は低め。年間300万円の利用でも0.85%還元
ポイント還元率はやや低めです。通常だと0.5%で、年間利用額によるJCB STAR MEMBERSにおいて年間300万円以上の買い物をしたときになれるロイヤルαPLUSでもポイント還元率は70%UPです。0.5×1.7=0.85%ということになりますね。
同じJCBカードでも年会費無料のJCBカードWなら無条件に1%が付くことを考えるとJCBザクラスのポイント還元率は正直低いです。
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ポイント還元率だけを考えるのであれば別カードでの決済の方が圧倒的にお得ですね。
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付帯保険は同一ランクのカード同様に充実
付帯保険はやはり年会費が高いということもあり充実しています。年会費がほぼ同額帯のクレジットカードと同様の水準です。航空機遅延保険が海外だけでなく、国内にも付帯しているのはメリットですね。ただ、こちらはJCBザクラスでなくても2グレード下のJCBゴールドから付帯しています。
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空港ラウンジはカードラウンジ+プライオリティパス
空港のラウンジサービスもプラチナカード級以上のクレジットカードでは当たり前の国内空港+海外空港(VIPラウンジ)が無料で使えます。
海外のラウンジについては有料会員制のプライオリティパスのプレステージ会員が無料で付帯しています。
なお、同伴者1名までは無料で利用できるというのはうれしいですね(通常、同伴者は有料)
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JCBザ・クラスの秀逸なサービス
続いてはJCBザ・クラスがカード会員向けに提供しているステータスカードならでは秀逸なサービスを紹介していきます。JCBプラチナと重複しているサービスもありますが、そのあたりは注釈をつけていきます。
メンバーズセレクションは年に1度のプレゼント(クラス限定)
JCBザ・クラスの中でも最も人気があるサービスといえるのがこのメンバーズセレクション(メンセレ)です。年に1度JCBが用意した様々なプレゼントの中から好きなものを選ぶことができます。
年会費が5万円+税のカードですが、メンバーズセレクションのプレゼントは2万円~3万円ほどの価値があるとされており、実際はこれだけで年会費の半部近くをペイできるようになっています。このメンバーズセレクションのおかげでJCBザ・クラスはコスパが高いといわれているわけですね。
一部のギフトを紹介します。
- JCBトラベルクーポン(25,000円分)
- 東京ディズニーリゾートチケット2枚+1万円分ギフトカード
- 東京ディズニーリゾートチケット2枚+ペアランチお食事券
- クラブ33お食事券(抽選)
- USJスタジオパス&JCBエクスプレスパス(2名分)
- JCBの厳選ギフト(文具やファッション、家電、食器等)
中でも人気が高いのが東京ディズニーランド内にある会員制レストランの“クラブ33”の食事券ですね。以前はメンバーズセレクションで普通に選べたのですが、あまりの人気に抽選形式へと変更されました。
JCBのコンシェルジュサービスはやはり魅力的
プラチナカードから利用することができるコンシェルジュサービスはもちろん利用できます。
- 飲食店の調査や手配、予約
- ホテルを探したり、予約をしてもらう
- 旅行プランを提案してもらう
- 商品を探してもらう
コンシェルジュデスクに電話をしてカード番号、名前を言うだけで利用できます。自分で手配するのは面倒なことをお願いしたりするのに最適です。
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また、以下で紹介するようなJCBザクラスの各種優待や関連サービスの窓口としても動いてくれます。
グルメ関連の優待サービス
グルメ系の優待サービスは全部で3つあります。
- ザ・クラスダイニング(ザ・クラス)
- グルメベネフィット(ザ・クラス / プラチナ)
- ダイニング30(ザ・クラス / プラチナ)
ザ・クラスダイニングで特別な食事を
ザ・クラスダイニングはJCB THE CLASSの会員限定のグルメ優待サービスです。招待制のレストランや有名店などの席を用意してくれるサービスとなっています。接待や記念日など特別な一日の飲食店予約におすすめです。
グルメベネフィットで2名以上で1名無料
JCB THE CLASS、JCBプラチナの共通サービスです。
プラチナカードによくあるグルメ優待です。指定のレストランを2名以上のコースで予約したときに1名分が無料になるというサービスです。実質50%オフですから、グルメ優待としてのコスパはかなり高いです。
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ダイニング30は団体がお得、30%割引
JCB THE CLASS、JCBプラチナの共通サービスです。
2名の予約ならグルメベネフィットがお得ですが、4名以上の予約ならダイニング30もお得です。名前の通り飲食代金やコース料金が30%割引になるというサービスです。
トラベル系の特典
グルメに続いての特典はトラベル系の優待です。
- JCBプレミアムステイプラン(ザ・クラス / プラチナ)
- 海外ラグジュアリーホテルプラン(ザ・クラス / プラチナ)
JCBプレミアムステイプラン
JCB THE CLASS、JCBプラチナの共通サービスです。国内のホテルや旅館を優待プランで予約することができます。
なお、JCBプラチナでも利用できますが、JCB THE CLASS限定のプラン(スイートルームプラン、離れ・特別客室)もあり、そちらはザクラス会員のみ利用することができます。
なお、プレミアムステイプランの利用にあたってはザ・クラスのメンバーズセレクションの25,000円相当のJCBトラベルクーポンを使って予約することもできます。
海外ラグジュアリーホテルプラン
JCB THE CLASS、JCBプラチナの共通サービスで、海外のリゾートホテルやシティホテルなどを優待プランで予約することができます。
ディズニーリゾートとユニバーサルスタジオでのラウンジサービス
JCBザ・クラスはディズニーリゾートやユニバーサルスタジオジャパンのスポンサーでもあります。その関係でパーク内で利用できるラウンジサービスを提供しています。
- ディズニーランド(スターツアーズ)
- ディズニーシー(ニモ&フレンズ・シーライダー)
- ユニバーサルスタジオジャパン(ザ・フライングダイナソー)
いずれも、パークのアトラクション内にラウンジがあり、ソフトドリンクや休憩の利用が可能です。さらに、それぞれのアトラクションへの優先搭乗が可能です。ファストパスやエクスプレスパスがなくてもすぐにアトラクションが楽しめるというのは最高にうれしいですよね。
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ディズニーリゾート、ユニバーサルスタジオともに年1回ずつ利用することができます。ちなみにディズニーリゾートはJCBザクラス限定のサービスで、USJに関してはJCBプラチナ、ザ・クラス共通のサービスとなっています。
JCB THE CLASSのインビテーションの条件や難易度、審査基準
JCB THE CLASSについてはJCBカードからのインビテーション(招待)によって取得することができるクレジットカードです。
中には“突撃”といってJCBカードに電話をして申込書をもらうという方法もありますが、JCBカードとしてはザ・クラスの下に直接申し込み可能なJCBカードプラチナを作ったことで、今後のザ・クラスの取得難易度は高くなると予想されます。
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もともと、JCB THE CLASSについてはアメックスプラチナよりも作りにくいカードといわれていましたが、さらに審査基準は厳しくなるものとされます。
重要なのはJCBカードの利用履歴、クレヒスを積もう
JCBカードでは個人の属性はもちろん見ていますが、過去のJCBカードの利用履歴(クレヒス)をかなり重要視しているといわれています。つまり、どれだけJCBカードを長年利用してくれたのか?しっかりと決済してくれたのか?ということですね。
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目安としては年100万円以上の決済をプロパーカードで続ける
目安とされているのはJCB STAR MEMBERにおけるスターα(年100万円以上)の決済を続けることが重要と考えられます。短期でJCBザ・クラスを取得したいのであれば、さらに上のロイヤルα(年300万円以上)を目安にする感じでしょうか。
なお、その際はJCBのプロパーカード(オリジナルシリーズ)を利用することが重要です。
たとえば、ANA JCBカードはカード自体はJCBカードが発行していますが、JCB THE CLASSのインビテーションの対象にはなりません。もちろん、ANA JCBを長年利用している人は、評価はされていますが、インビテーションをもらうのであれば、以下のどちらかのカードを作っておくべきです。
- JCBゴールド
- JCBプラチナ
JCB the Classの取得が目的であればこの2枚のどちらかを作って、利用するというのが近道です。JCB THE CLASSについては取得難易度が同程度の年会費のクレジットカードと比較して高いため、“修行”と呼ばれることも多いですね。
言い換えれば、そこまでしてでも持つ価値があると思う人が多いクレジットカードということになります。
以上、JCB the Class(JCBザクラス)の特典やインビテーションの条件・難易度などを紹介しました。
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