iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)を利用する人が増えています。こちらを利用する場合、運営管理機関(銀行や証券会社)を選びます。この運営管理機関を選ぶときのポイントについては「iDeCOのおすすめ証券会社を徹底比較」でも紹介している通り、コストや取扱商品なのですが、運営管理機関の倒産が心配な方もいらっしゃるようです。
今回はそんなiDeCo(個人型確定拠出年金)の運営管理機関が倒産したときの私たちの年金資産の取り扱いについて紹介します。
iDeCoの年金資産を預けている銀行、証券会社倒産の影響
iDeCoの運用期間は30代の方なら30年近くの長期運用になります。長期ということを考えると、年金資産を預けている証券会社や銀行の倒産も心配になるかと思います。
さて、私たち投資家がiDeCo(イデコ)を開始するときに選ぶことができるのは「運営管理機関」という金融機関です。こちらはiDeCo運用における“窓口”となってくれる会社です。
銀行や証券会社、保険会社などがになっていますが、基本的には商品が豊富で運営管理機関手数料も安いネット証券をお勧めしています。
では、そんな手数料が安い(無料)だからといってiDeCoの運用を開始した金融機関が倒産、破たんしても代大丈夫なのでしょうか?
運営管理機関はあくまでも“窓口”
結論から言うと、選んだ金融機関が万が一倒産・破綻したとしても、私たちがiDeCoで運用している年金資産には影響はありません。
一時的に運用の指示ができなくなる、他の運営管理機関に資産を移し替えるための手続きが必要になる、といった面倒事や不利益は生じたとしても、年金資産が毀損するといったことはありません。
A証券が倒産しても、B証券に資産を移せば、これまで通りの運用が可能です。
iDeCoの年金資産の“投資先”の場合は影響が生じることもある
運営管理機関の倒産は“窓口”なだけなので、仮に倒産したとしても影響はほとんどありませんが、逆にiDeCoで運用している“投資先”は万が一の場合は影響が出る可能性があります。
定期預金で運用している場合
iDeCoの資産を元本保証型の定期預金で運用している場合に定期預金先の銀行が倒産したとしましょう。その場合、預金保険によって1000万円+その利息部分までは保障されますが、それ以上はペイオフの対象でカットされる可能性があります。
[bloglink url=”https://money-lifehack.com/bank/4189″]
保険商品で運用している場合
こちらは「生命保険契約者保護機構」「損害保険契約者保護機構」によって契約者は責任準備金の9割は保障されます。言い換えると万が一の場合、1割は毀損するリスクがあります。
投資信託で運用している場合
投資信託の運用会社(○○アセットマネジメントなど)は投資運用の指示はしますが、実際に投資信託の信託財産を管理したり処分したりする権利は持っていません。そのため、運用会社自身が倒産したとしても、運用が他の会社に引き継がれるか、あるいは繰り上げ償還されて、運用資金は戻ってきます。
運用会社から資金を預かっている信託銀行が破綻した場合、iDeCoの資産と信託銀行自身の資産とは別に管理されているので安心してください。
iDeCo(イデコ)の金融機関選びのコツ
いずれにしてもiDeCoをこれから始める人にって、運用を開始する金融機関選びにおいて破綻・倒産といったリスクを気にする必要はありません。
冒頭でも書いたように金融機関選びは
- 運営管理機関手数料が安いこと(無料であること)
- 取り扱っている運用商品が豊富かつ低コストであること
という条件で選んで問題ないということになります。こうなってくると具体的な選択肢としてはネット証券が中心になってしまいます。
[bloglink url=”https://money-lifehack.com/asset-management/5790″]
以上、iDeCoで預けている年金資産は証券会社が倒産・破綻したらどうなる?という疑問にお答えしました。
今、一番おすすめのモバイル回線は「楽天モバイル」です。
今は『楽天モバイル』が最強。楽天リンクを使えば通話かけ放題だし、パケットも使い放題で月々3,168円。データ通信をあんまり使わない人は1,078円で回線を維持できます。
さらに、家族と一緒なら110円OFF。
今なら三木谷社長からの特別リンクから回線を作ると、他社からMNPで14,000ポイント。新規契約なら7,000ポイントもらえるぶっ壊れキャンペーン中。
>>三木谷キャンペーン申し込みはこちら
※一人当たり最大5回線まで利用可能。
5回線までMNPすれば14000P×5=7万円相当の楽天ポイントがもらえます。