個人型確定拠出年金(iDeCo) PR

マネックス証券のiDeCo(個人型確定拠出年金)のメリット、デメリット、評判

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大手ネット証券のマネックス証券が2017年9月30日より、老後の年金づくりに有利なiDeCo(個人型確定拠出年金)のサービスを開始しました。大手ネット証券では、SBI証券、楽天証券に続く3社目となります。

運営間機関手数料は完全無料、加入時や運営管理機関の変更手数料も無料です。取り扱いの投資信託を確認したところ、かなりハイレベルな取り揃えとなっており、これからiDeCo(個人型確定拠出年金)を始めたい方にとってはかなりおすすめできるクオリティとなっています。

今回はそんなマネックス証券のiDeCo(個人型確定拠出年金)のサービスについてメリット、デメリットや評判などを紹介していきたいと思います。

マネックス証券の個人型確定拠出年金公式ホームページ

iDeCo(個人型確定拠出年金)とは何か?

iDeCo(イデコ)とは、個人型確定拠出年金、個人型401k、個人型DCといったようにいろいろな呼び名ががありますがいずれも同じものです。

日本の年金制度において個人が「任意」で加入可能な年金となっています。従来は個人事業主および企業年金のないサラリーマン限定のサービスだったのですが、2017年1月以降はすべての方が加入できるようになりました。

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年金というと、保険料が徴収されるものというイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、国民年金や厚生年金などの公的年金とは違い、あくまでも「個人の資産運用の延長」にあるサービスとなっています。

  • 掛金は全額所得控除で所得税や住民税が還付
  • 運用益は運用終了(60歳~70歳)まで非課税

という大きな税金メリットがあるため、老後の資金を有利に貯めていくという上では欠かせない制度となっています。近年ではマネー誌でも数多く取り上げられています。

さて、今回はそんなiDeCoのサービスを提供するマネックス証券について、そのサービスを特徴等を見ていきたいと思います。

 

大手ネット証券のマネックス証券のiDeCo

マネックス証券はネット証券の中でも総合大手といわれるところで、SBI証券や楽天証券と並ぶ大手ネット証券です。

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個人型確定拠出年金(iDeCo)に関しては2017年9月30日よりサービスを開始しています。

 

個人型確定拠出年金を始めるにあたっての証券会社選び(金融機関選び)については私は以下の2点を最重要項目としています。

  1. 運営管理機関手数料が無料なこと
  2. 投資可能なファンド(投資信託)がローコストであること

マネックス証券はこの二つを現時点ではもっとも完ぺきに近い形で満たしている証券会社となっています。

 

運営管理機関手数料、加入時(移管時)の初期手数料も無料

運営管理機関手数料は無条件で無料。
また、新規加入時や運営管理機関の変更にかかる手数料も無料です。

コスト的にはSBI証券や楽天証券と同様の水準となっています。これ以下のコストは無いのでまさに最安値といえそうです。

 

ローコストのイデックスファンドが多数。ライバルよりも低コスト

以下はマネックス証券が取り扱っている主要アセットクラスのインデックスファンドとその手数料(信託報酬)です。ちなみに仮想ライバルであるSBI証券と楽天証券のものも一緒に掲載しています。

アセットクラス 楽天証券 SBI証券 マネックス証券
国内株 三井住友・DC日本株式インデックスファンドS
0.2052%
DCニッセイ日経225インデックスファンドA
0.2052%
DIAM DC国内株式インデックスファンド
0.17%
外国株 たわらノーロード 先進国株式
0.243%
DCニッセイ外国株式インデックス
0.2268%
eMAXIS Slim先進国株式インデックス
0.22%
国内REIT 三井住友・DC日本リートインデックスファンド
0.2808%
DCニッセイJ-REITインデックスファンドA
0.27%
DCニッセイJ-REITインデックスファンドA
0.27%
国内債券 たわらノーロード国内債券
0.162%
三菱UFJ 国内債券インデックスファンド
0.1296%
三菱UFJ 国内債券インデックスファンド
0.13%
海外REIT 三井住友・DC外国リートインデックスファンド
0.30%
DC外国リートインデックスファンド
0.3024%
三井住友・DC外国リートインデックスファンド
0.30%

ライバル証券と比較しても取扱ファンドが秀逸(ローコストファンド)であることがわかります。

もっとも、この3社の扱っているファンドは、大手対面証券や大手銀行などの取扱ファンドと比べると相当優秀です。たとえば、十八銀行(長崎地銀)の国内株ファンド(日経225ノーロードオープン)の信託報酬は0.864%です。マネックス証券の5倍ものコストがかかる計算になっています。

個人型確定拠出年金(iDeCo)においては原則として超長期の運用となります。そのため、投資信託の運用コスト(信託報酬)はその分だけ複利効果によって大きくなります。

わずかな手数料の差であっても20年、30年となると影響は大きくなります。

 

マネックス証券で個人型確定拠出年金(iDeCo)を始めよう

個人型確定拠出年金について、これまではSBI証券や楽天証券が有力な選択肢となっていました。

どちらかというとコスト重視派は「SBI証券」で、バランスファンドが充実した「楽天証券」はどちらかというと運用はお任せしたい人向けといった感じした。

そうしたところ第三極としてよりローコストな投資信託のラインナップを引き下げて参入したというところです。個人的にはかなり期待できる証券会社だと評価できます。

特に弱みといえる部分もないので、投資初心者の方から上級者の方まで幅広く、個人型確定拠出年金(iDeCo)口座として活用できそうです。

マネックス証券の個人型確定拠出年金公式ホームページ

 

以上、マネックス証券のiDeCo(個人型確定拠出年金)のメリット、デメリット、評判についてまとめてみました。