ポイント還元率の高さで不動の人気を誇る楽天カードには、秘密の最上級クレジットカードとして「楽天ブラックカード」というクレジットカードが存在しています。
公式サイト上でも情報は限定的で、このカードを取得するには楽天カードを保有しているユーザーに対するインビテーション(招待)を待つしかないというクレジットカードでしたが、2024年7月より招待制から申し込み制に変更となりました。特定の条件を満たすことで申し込みが可能となります。
今回はそんな楽天ブラックカードの実力や年会費、特典、メリット、デメリットなどを分析していきたいと思います。
楽天ブラックカードの申し込み基準
楽天ブラックカードの申し込み基準が以下のように発表されました。
楽天プレミアムカードの保有
楽天ブラックカードを申し込むための第一条件は、楽天プレミアムカードを保有していることです。楽天プレミアムカードを持つことで、楽天ブラックカードの申込資格を得ることができます。
利用実績を積んだとしても楽天カード(一般カード)からはアップグレードできず、まずは楽天プレミアムカードを保有しておく必要があります。
年間の利用実績
楽天プレミアムカードを12ヶ月以上継続して保有し、その間に500万円以上の利用実績があることが求められます。この利用実績が楽天ブラックカードの申込基準を満たすための重要なポイントとなります。
なお、年4回(各年の1月・4月・7月・10月)、判定がありますので、そのタイミングで500万円に到達している必要があります。
>>楽天プレミアムカード公式ホームページ
※まずはプレミアムカードを作成してから条件を達成しましょう。
楽天ブラックカードの基本スペック
まずは楽天ブラックカードのクレジットカードとしての基本的な特典を見ていきましょう。
- 年会費: 33,000円(税込)
- 国際ブランド:VISA、Mastercard、JCB、American Express
- 利用可能枠: 最高1,000万円
- 還元率: お買い物の1%相当、投信積立で2%のポイント還元
- 海外旅行保険: 最高1億円
ブラックカードという名称ですが、特典的には他のクレジットカードの「プレミアムカード」に相当する年会費水準です。
楽天の一般カード、プレミアムカードとの比較
楽天カードの中でも一般カード、プレミアムカード、ブラックカードの違いを比較しています。
特徴/カード | 楽天カード(一般カード) | 楽天プレミアムカード | 楽天ブラックカード |
---|---|---|---|
年会費 | 無料 | 11,000円(税込) | 33,000円(税込) |
通常還元率 | 1% | 1% | 1% |
プライオリティパス | なし | 年5回まで無料(2025年1月以降) | 同伴2名まで無料 |
海外旅行傷害保険 | あり | 最高5,000万円 | 最高1億円 |
国内旅行傷害保険 | なし | あり | あり |
コンシェルジュサービス | なし | なし | あり |
投信積立還元率 | 1% | 1% | 2% |
楽天マガジン | なし | 月3冊まで無料 | 月3冊まで無料 |
楽天ミュージック | なし | 月5時間まで無料 | 月5時間まで無料 |
プレミアムカードとブラックカードの差として大きいのは、プライオリティパスの充実度(同伴者2名までOKは強い)、コンシェルジュサービスが使える、楽天証券のクレカ積立の還元率が実は2%あるということですね。現在月に10万円まで投資が可能なので、ここから考えると年に12,000円相当のポイント還元に相当します。
これをベネフィットと考えたら楽天プレミアムカードとブラックカードの年会費の差は実質1万円程度ということになりますね(実質年会費21,000円相当)。
ちなみに、楽天市場でのお買い物に関しては、楽天ブラックカードと楽天プレミアムカードの間に大きな差はありません。両カードとも同様のポイント還元特典を提供しています。
なお、各国際ブランドにおいてVISA(VISAプラチナ特典)、Mastercard(Taste of Premium)、JCB(JCBプレミアムステイプラン、USJ特典)、American Express(提携プラチナカード用の優待サービス)が利用できます。
すでにほかのクレジットカードのプラチナカードを所有しているという方であれば、正直そこまで大きな特典を感じることはできないかもしれませんが、年会費3万円というプラチナカードとしては比較的安い年会費で以下のような特典を受けられるのは大きいでしょう。
楽天ブラックカードが向いている人と向いていない人
楽天ブラックカードは、多くの特典とステータス性を持つプレミアムカードです。しかし、その価値を最大限に活用できる人と、そうでない人がいます。ここでは、楽天ブラックカードが向いている人と向いていない人の特徴について詳しく解説します。
楽天ブラックカードが向いている人
- 楽天市場でのお買い物が多い人
楽天市場を頻繁に利用する方にとっては、楽天ブラックカードのポイント還元率や特典を最大限に活用できます。 - 海外旅行や出張が頻繁にある人
楽天ブラックカードは、最高1億円の海外旅行保険やプライオリティパスによる空港ラウンジ利用が可能です。これらの特典は、頻繁に海外旅行や出張をする人にとって非常に有益です。 - 空港ラウンジの利用頻度が高い人
プライオリティパスを使って、同伴者2名まで無料で空港ラウンジを利用できるため、旅行時の快適さを求める方に最適です。 - 楽天のサービスをよく利用する人
楽天トラベル、楽天証券などのサービスを活用する方には、楽天ブラックカードの特典が多岐にわたって役立ちます。 - コンシェルジュサービスを活用したい人
高級なレストランの予約や旅行の手配など、コンシェルジュサービスを利用したい方に向いています。 - 高額な海外旅行保険が必要な人
旅行保険が充実しているため、安全に海外旅行を楽しみたい方に適しています。 - ステータス性の高いカードを求めている人
楽天ブラックカードは、持つことで特別なステータス感を得られるため、他人に対するアピールポイントにもなります。 - 年間のカード利用額が500万円以上ある人
高額利用がある方は、楽天ブラックカードの特典を十分に享受できるでしょう。
楽天ブラックカードが向いていない人
- 楽天のサービスをあまり利用しない人
楽天サービスをあまり利用しない方にとって、カードの特典はあまり魅力的ではないかもしれません。 - 年会費33,000円を払うだけの利用頻度がない人
カードの年会費が高いため、特典を十分に活用できない場合はコストパフォーマンスが悪くなります。 - 海外旅行や出張の機会が少ない人
海外旅行や出張の機会が少ない方は、旅行関連の特典を活用する機会が少ないでしょう。 - 空港ラウンジをほとんど利用しない人
空港ラウンジの利用があまりない方には、プライオリティパスの価値は限定的です。 - クレジットカードの利用額が年間500万円未満の人
高額利用が少ない方は、他のカードの方が適しているかもしれません。 - 楽天プレミアムカードを1年以上保有していない人
申し込み基準を満たしていない方は、まず楽天プレミアムカードを保有する必要があります。 - コンシェルジュサービスや高額な付帯保険を必要としない人
これらの特典を利用しない方には、年会費に見合った価値が提供されないかもしれません。 - ポイント還元率だけを重視する人
通常還元率が1%であるため、ポイント還元を重視する方には他のカードが適している場合があります。 - シンプルな特典のカードを好む人
楽天ブラックカードの特典が多すぎると感じる方には、シンプルなカードの方が使いやすいかもしれません。
結論
楽天ブラックカードは、楽天のサービスを頻繁に利用し、海外旅行や高額な買い物をする機会が多い人にとって非常に魅力的なカードです。しかし、年会費や特典を活用する機会が少ない方には、そのコストパフォーマンスが見合わない場合があります。自分のライフスタイルに合わせて、最適なカードを選ぶことが重要です。
>>楽天プレミアムカード公式ホームページ
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