チケットレストラン(旧:BV食事券・バークレーバウチャーズ)は、すごくなじみ深い人と、存在すら知らない人で思いっきり分かれるであろう商品券です。
チケットレストランは主に、企業が自社の従業員の福利厚生の一環として導入している昼食券・食事補助券です。大きな会社にお勤めの方は会社からチケットレストラン食事券をもらっているところもあるかもしれません。
今回はそんなチケットレストラン食事券が使えるお店やコンビニ、それにお得な使い方についてわかりやすく紹介していきます。
チケットレストラン(旧:BV食事券)の特徴
チケットレストラン食事券は企業が福利厚生の一環で導入している食事補助券となっています。200円券、300円券という小額なチケットが綴られており、加盟店で利用すると金券として利用することができます。
チケットレストランは企業が従業員のために負担する食事代の一部補助という形になっています。その為、一般的な食事券や商品券と違った特徴もあります。
発行元 | 株式会社エデンレッドジャパン |
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券面 | 200円券、300円券 |
有効期限 | 発行月の翌年12月31日まで |
お釣り | お釣りは出ませんが、額面が小さいので調整はしやすいと思います。 |
購入可能なモノ | 原則として飲食物のみ(酒、たばこは不可ですが、ジュースやオヤツなどは購入可能です) |
本人以外の利用 | 不可 |
ちなみに、チケットには社名が記載されています。
本人が半分負担して会社が半額負担している食事券
会社が従業員に対して、食事券などを普通に配るとそれは「現物給与」として、所得税などの課税対象になります。ただし一定の範囲では現物給与としなくてもよいということになっています。
- 食事代の半分以上を従業員(役員)が負担している
- 従業員負担額が3,500円以下
これを満たせば、非課税で食事代を会社が福利厚生費として負担可能です。この仕組みを利用しているのがチケットレストランです。
たとえば、会社から2,000円のチケットレストラン食事券をもらっている場合、従業員が1000円を食事代として負担(給与天引き)することで、2000円分のチケットをもらっているという形になっているわけです。
チケットレストラン食事券をもらっている従業員は、実質半額の負担で商品券をもらえているというようなものですね。こうした制度がある会社はいいですね。
ちなみに、導入する会社にとっても、従業員満足度を高めながらコストは全額経費(損金)にできるため節税効果ももたらすわけでメリットがあるシステムです。
チケットレストラン(旧:BV食事券)が使えるお店
さて、そんなチケットレストラン食事券が使えるお店はどのくらいあるのでしょうか。実はかなりたくさんあります。
- セブンイレブン
- ローソン
- ミニストップ
- KIOSK
主要コンビニでは上記がチケットレストラン対応です。なお、食事券ということですので、コンビニでお弁当を買うことは問題ありませんが、日用品やタバコ、お酒などを買うことはd系ません。
また、様々な飲食店・飲食チェーンも対応しています。
- 上島珈琲店
- 魚がし日本一
- 大戸屋
- オーブン亭
- オリジン弁当
- Cafe&Meal MUJI
- がんこ
- 木曽路
- グルメドール
- とんかつさぼてん
- さんぞくや
- ステーキ宮
- デニーズ
- 天丼てんや
- とんかつ浜勝
- 山田うどん
- ロイヤルホスト など
このほか、個人経営のような飲食店も多数か酩酊しています。
ちなみに、チケットレストラン食事券の加盟店は左の示しているようなステッカーを店頭などに掲げています。
こちらのステッカーのあるお店で金券として利用することができます。
全国で利用できるお店は58,000店以上となっており、東京のような大都市に限らず地方でも使えるお店はそれなりにあります。
なにより、最終的にはコンビニでも使えるので、なんだかんだで使えずに有効期限が切れてしまった……なんてことになるリスクは小さいと思います
参考:チケットレストラン食事券 加盟店一覧
チケットレストラン食事券は金券ショップで売れる?
基本的に、チケットレストラン食事券は冒頭でも書いたように、勤務先が食事代の補助として提供しているものです。
これは、一定の条件を満たしていることで、所得税等が非課税となる制度を利用しておりますので、金券ショップなどに売却して現金化するという事は制度趣旨に大いに反することになります。
金券ショップでは90%程度の掛け率で買取をしているようではありますが、チケットには社名が記載されていることなどを考えるとあまりお勧めは致しません。
以上、チケットレストラン(旧BV食事券)のお得な使い方、使えるお店についてまとめてみました。
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