0570 ナビダイヤルは通話料に注意 かけ放題でも高い通話料が発生するので回避方法を紹介
企業が問い合わせ電話などで利用しているナビダイヤル(0570)。何気なく利用しているかと思いますが、実はこのダイヤル、「何秒ごとに何円の通話料がかかります」と自動音声でアナウンスされる通り、有料の通話サービスであり、負担するのは電話をかけた発信者側です。
この通話、携帯電話を使って何気なく利用している人は高額な通話料を負担していることもあります。さらに、2026年10月からは携帯電話からの通話料が約33%も大幅に値上げされることが発表されました。2026年3月現在、X(旧Twitter)のトレンドや主要メディア(FNN、Abema等)でも「ユーザーへの負担が大きすぎる」と批判の声が殺到し、大きな社会的話題となっています。
今回はこのナビダイヤルの仕組みと、2026年の値上げの詳細、そしてスマホユーザーでも上手に通話料を節約・回避する方法を詳しく紹介します。
💡 ナビダイヤルで損しないための結論
- まずは企業のFAQやチャット、問い合わせフォームなど「電話以外の代替手段」を確認する
- 電話が必要な場合、公式サイトで「03」などの代替番号(通常の固定電話番号)を探す
- スマホしか持っていない場合は「050 IP電話アプリ」を使うと固定電話と同等の安さになる
- 自宅に固定電話があるなら、絶対に固定電話からかける(スマホと比べて料金が10分の1以下)
ナビダイヤルとは何か?
ナビダイヤル(0570)とは何か?なぜ企業は使うのか?
ナビダイヤルは、現在はNTTドコモビジネスが提供しているサービスで、主に企業のコールセンターや行政窓口などで広く採用されています。電話番号が「0570」から始まっているのが特徴です。
※2025年7月にNTTコミュニケーションズからNTTドコモビジネスへ統合されました。
フリーダイヤルと似ているように見えますが、フリーダイヤルは通話料金が事業者負担(電話を受けた企業側が負担)なのに対して、ナビダイヤルは利用者負担(発信した側が全額負担)となっている点が大きく異なります。
そもそも、なぜ企業は通常の電話番号ではなくナビダイヤルを使うのでしょうか?
これにはいくつかの理由があります。一つは、全国どこからかけても最寄りのコールセンターへ自動的につなぐ機能など、企業側の電話転送・ルーティングを一元管理できる利便性です。そしてもう一つは、通話料を有料(発信者負担)に設定することで、クレームや急ぎではない安易な問い合わせを抑止し、本当に必要なオペレーター対応にリソースを集中させるという目的もあります。
ナビダイヤルに通話をすると、「ナビダイヤルでお繋ぎします」と言われて「何秒ごとに何円の通話料がかかります」、「Aをしたい方は1を、Bをしたい方は2を…」といった具合で自動音声で対応され、指定された指示に従っていくとオペレーター(担当者)につながるといった仕組みになっています。
ナビダイヤルはカケホーダイなどの通話料無料の「対象外」
最近では携帯電話の料金プランとして、かけ放題プランが中心になっているので、通話料は気にしてないという人も多いかもしれません。
また、そうしたかけ放題プランではなくても無料通話分があるから大丈夫と思っている人もいるかもしれません。
しかし、ナビダイヤルは無料通話の対象外なんです。
かけ放題プランの人も、携帯電話の無料通話分が残っているという人でも、ナビダイヤルの通話料は完全に別枠としてカウントされ、通話料が請求されます。
ドコモ・au・ソフトバンクなど各社のカケホーダイプランにも、必ず以下のような注意書きがされています。
- 0570から始まる電話番号(ナビダイヤル)
- 0180から始まる電話番号(テレドーム/テレゴング)
- 船舶電話
- 衛星電話
- 0032から始まる電話番号
ナビダイヤルに限らず、上記のような特殊な番号への発信は有料通話となります。
ナビダイヤルの通話は通常よりも「待ち時間」がかかる
コールセンターへの電話は長時間になることもあり、思わぬ請求が後から来るということにもなりかねません。
最初の番号案内(自動アナウンス)を終えるだけでも数分かかるようなこともザラで、最悪なのは「ただいま大変電話が込み合っております」と言われて延々と待たされるパターンです。
ナビダイヤルは、最初の自動音声の案内のタイミングから通話料が課金されているわけで、待ち時間中もずっと通話料金が発生します。全然つながらず延々と待たされるナビダイヤルほどイライラするものはありませんね。
例えば、オペレーターに繋がるまでに「3分間」待たされた場合、待っているだけで現行料金なら約99円、2026年10月の値上げ後であれば約132円の通話料が、本題に入る前に飛んでいくことになります。
ナビダイヤルは通話単価も高い!2026年10月からは約33%の大幅値上げへ
ナビダイヤルの料金は原則として全額利用者負担です。企業がオプションで通話料の一部を事業者負担としている場合もありますが、稀なケースです。
※以下の料金情報は、2026年3月時点でのNTTドコモビジネスの公式発表に基づいています。
携帯電話からの発信の場合、現在は時間帯や場所を問わず全国一律で20秒あたり11円(税込)の料金がかかります。1分換算で33円です。仮にコールセンターで15分の通話をしたとすると、495円(税込)もの通話料がかかる計算となります。
さらに注意すべきなのが、2026年10月1日からの料金改定(値上げ)です。
通信設備コストの上昇や人件費高騰などを背景に、1997年のサービス開始以来初めて、携帯電話からの発信料金が引き上げられます。
| 区分(携帯電話発信) | 通話料金(税込) | 1分換算 |
|---|---|---|
| 現行料金 | 20秒ごとに11円 | 33円 |
| 改定後料金 (2026年10月〜) |
30秒ごとに22円 | 44円 |
出典:NTTドコモビジネス ニュースリリースより作成
1分あたりの料金で比較すると、約33%の大幅な値上げとなります。
通話時間別の負担額を見ると影響の大きさがよくわかります。
- 10分通話:現行 約330円 → 改定後 約440円(+110円)
- 20分通話:現行 約660円 → 改定後 約880円(+220円)
- 30分通話:現行 約990円 → 改定後 約1,320円(+330円)
スマホユーザーは要注意!「ナビ死」という言葉も
このように、ナビダイヤルの高い通話料金と長時間待たされるコンボによって、高額の請求が発生する「ナビ死」という言葉も使われるようになっています。
ナビダイヤルに電話をかける場合は、ある程度こみいった相談であることも多く、結果として長時間の電話になる場合もあります。
こみいった内容でナビダイヤルで1時間(60分)通話したら、現行料金で1,980円、値上げ後は2,640円も通話料がかかる計算になります。こわ。
ナビダイヤルの通話料を節約する方法
この厄介なナビダイヤルの通話料を節約、あるいは完全に回避するための具体的な方法をピックアップしていきます。
ナビダイヤルの通話料を節約する4つの対策(スマホしかない人向けも)
1. 電話以外の代替手段(チャット・フォーム・FAQ)を優先する
まずは電話をかける前に、企業の公式サイトを確認しましょう。
近年は多くの企業が、ナビダイヤルの代替手段としてLINEやAIチャット、問い合わせフォームなどを充実させています。また、よくある質問(FAQ)ページを検索するだけで解決するケースも多々あります。これらを利用すれば、当然ながら費用は通信料のみで済みます。
2. かけ放題プランなら「代替の固定電話番号」を探してかける
携帯電話のかけ放題プランで契約している場合、ナビダイヤルではなく通常の市外局番(03や06など)から始まる固定電話の「代替番号」に電話をかけるという方法があります。
企業の問い合わせ窓口のページを見ると、ナビダイヤルとは別に「IP電話などからおかけの場合」や「海外からおかけの場合」として、小さく通常の固定電話番号が案内されていることがよくあります。
この番号であれば、ご自身のスマホプランがかけ放題の対象番号であれば無料、あるいは通常の国内通話扱いとなります。
3. 自宅に固定電話があるなら迷わず固定電話から掛ける
もしご自宅に固定電話(ひかり電話・IP電話など)があるなら、絶対に携帯電話からではなく固定電話から発信しましょう。
実は今回の2026年の値上げは「携帯電話からの発信」のみが対象となっており、固定電話や公衆電話からの発信料金(全国一律3分で9.35円・税込)は据え置きとなります。
携帯電話からだと1分で44円(値上げ後)かかるのに対し、固定電話なら3分通話しても9.35円です。1分あたりの単価で比較すると、なんと固定電話の方が約14分の1という圧倒的に安い料金でかけられるわけです。
4. スマホしかない人は「050 IP電話アプリ」を活用する
「家に固定電話がない」「出先からどうしてもスマホでかけたい」という場合に最も有効なのが、「050plus」や「My050」といった050から始まるIP電話アプリを利用する方法です。
これらのIP電話アプリからナビダイヤルへ発信した場合、スマホからの発信であっても固定電話と同じ「3分で9.35円(税込)」の料金テーブルが適用されます。
アプリの基本料金などがかかる場合もありますが、ナビダイヤルに長電話しなければならない状況であれば、IP電話アプリを経由するだけで劇的な節約になります。
【ケース別】問い合わせ手段の比較表
利用する手段によって、どれだけコストや手間が変わるかを比較表にまとめました。
| 問い合わせ手段 | 料金の目安(10分間) | 特徴・おすすめ度 |
|---|---|---|
| チャット / フォーム | 無料(通信料のみ) | 待ち時間なしで手軽。急ぎでない場合は最優先。【おすすめ度:高】 |
| 代替番号へスマホ発信 (03など) |
無料 ※かけ放題プラン加入時 |
かけ放題プランなら最強。代替番号が公開されていれば使うべき。【おすすめ度:高】 |
| 050 IP電話アプリ 固定電話からの発信 |
約37.4円 (3分9.35円で計算) |
スマホしかない人の救世主。通話料を格段に抑えられる。【おすすめ度:中】 |
| ナビダイヤルへスマホ発信 | 440円 (26年10月以降) |
待ち時間も全額自己負担。回避できるなら回避したい。【おすすめ度:低】 |
ナビダイヤルに関するよくある質問(FAQ)
Q. 自動音声の案内中にスキップ(短縮)する方法はありますか?
A. 企業の設定によりますが、アナウンスの途中でも目的の番号(「1」など)を押せば、ガイダンスをスキップして進める場合があります。よくかける窓口なら番号を覚えておくと時間(=通話料)の節約になります。
Q. 「0180」から始まる番号も同じですか?
A. 「0180」はテレドームなどのサービスで、こちらもナビダイヤルと同様に発信者負担となり、かけ放題プランの対象外です。テレビのプレゼント応募などでよく使われます。
企業はナビダイアル以外の番号も企業は公開してほしい
企業はナビダイヤル以外の番号も公開してほしい
正直、今のナビダイヤルの仕様は、スマートフォンを中心とする現在のユーザーにとっては大変不満が残るものです。
スマホから電話をかけるような場合、かけ放題プランに入っていても、わざわざナビダイヤルにかけることで逆に高額な通話料が発生してしまうからです。企業様には、ナビダイヤル以外の通常の市外局番の代替番号を併記していただくと、スマホしか持たないユーザーにとっては大変ありがたい話となります。
ただ、どうしても電話が必要な時のために、チャット対応の確認や、050 IP電話アプリの活用など、自衛できる節約策はしっかり覚えておきましょう。
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