Marriott Bonvoy(マリオットボンヴォイ)のまとめ。ホテル会員の仕組みやポイントの活用方法
Marriott Bonvoy(マリオットボンヴォイ)は、世界最大のホテルチェーンであるマリオット・インターナショナルが提供しているホテルの会員プログラムです。
マリオット、シェラトン、ウェスティン、ザ・リッツ・カールトン、ラグジュアリーコレクション、モクシー、ルネッサンスなどが展開されています。
あまりホテルに泊まらない人でも“どこかで聞いたことがある”というブランド名ではないでしょうか。
今回はそんなマリオットの会員プログラムである「マリオット・ボンヴォイ」の仕組みや特徴、ポイントの使い方などを紹介していきます。
マリオットボンヴォイとは?
2019年2月に始まったマリオットインターナショナルのホテルグループの統合後の会員プログラムとなります。
マリオットは歴史的にザ・リッツ・カールトンやスターウッドグループなどを買収してきたわけですが、それぞれの会員プログラムを残した状態で緩く運用してきました。マリオットには「マリオットリワード」があり、スターウッドには「SPG(スターウッドプリファードゲスト)」という会員プログラムがあったわけです。
これの統合が行われた後の会員プログラムが「Marriott Bonvoy(マリオットボンヴォイ)」です。
2025年時点での世界会員数は前年比20%増の2億7,100万人に達しており、名実ともに世界最大のプログラムとなっています。
会員登録は無料です。会員登録をすることで以下の特典が利用できるようになります。
- 公式ページからの予約で会員料金(数%割引)
- 宿泊でポイントが貯まる
- 貯めたポイントで無料宿泊、マイル交換ができる
- 客室内のWi-Fiが無料利用可能
- モバイル(アプリ)でのチェックイン/チェックアウト
マリオットボンヴォイの加盟ホテル
マリオットインターナショナルは現在、144か国・地域に38のブランド、約9,600軒ものホテルを運営しています。
- ザ・リッツ・カールトン
- セントレジス
- JWマリオット
- リッツ・カールトン・リザーブ
- ラグジュアリーコレクション
- ブルガリ
- Wホテル
- エディションホテル
- マリオット
- シェラトン
- マリオット・バケーション・クラブ
- デルタホテル
- ルメリディアン
- ウェスティン
- ルネッサンスホテル
- ゲイロードホテル
- コートヤード・バイ・マリオット
- フォーポイント
- プロテアホテル
- フェアフィールド
- ACホテル
- アロフトホテル
- モクシー
- マリオット・エグゼクティブ・アパートメント
- レジデンス・イン
- タウンプレース・スイート
- エレメント
- オートグラフコレクション
- デザインホテル
- トリビュートポートフォリオ
- シティ・エクスプレス・バイ・マリオット
- Four Points Flex
- MGMコレクション
※デザインホテルは厳密には直営ではなく提携プログラムとなります。
非常に多いですね。日本国内にも沖縄から北海道まで120ホテルが展開されており、新規ホテルも続々と建設しています。
宿泊実績で決まる会員ランク(エリート会員)
マリオットボンヴォイに限らず、海外の高級ホテルは多くのホテルグループに「会員ランク(上級会員制度)」があります。
これはよく利用してくれるお得意様に色々な特典を与えることで差別化と囲い込みをしているわけですね。マリオット・ボンヴォイでは6ランクの会員ランクがあります。
- メンバー(無条件)
- シルバーエリート(10泊)
- ゴールドエリート(25泊)
- プラチナエリート(50泊)
- チタンエリート(75泊)
- アンバサダーエリート(100泊+23,000ドル)
暦年(1月1日~12月31日)を1年間として、その期間中の宿泊日数でランクアップします。
なお、宿泊日数としてカウントされるのは公式ホームぺージなどの直接予約のみです。楽天トラベル、じゃらんネット、一休.comなどのホテル予約サイト経由は原則対象外となります。
エリート会員になるメリット、特典
マリオット・ボンヴォイのエリート会員資格を取得するとどんなメリットがあるのかをまとめました。
| 特典内容 | メンバー | シルバー | ゴールド | プラチナ | チタン | アンバサダー |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 客室無料インターネット | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 会員割引 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| モバイル チェックイン | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 完全予約保証 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
| ポイントボーナス | +10% | +25% | +50% | +75% | +75% | |
| 優先レイトチェックアウト | 可能 | 14時まで | 16時まで | |||
| エリート専用予約ライン | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
| ウェルカムギフト | ポイント | ポイント+朝食orアメニティ | ||||
| 客室アップグレード | ○ | ◎ | ||||
| ラウンジアクセス | ○ | ○ | ○ | |||
| 無料朝食 | ○(ウエルカムギフト選択時) | |||||
| ルームタイプ保証 | ○ | ○ | ○ | |||
| 年間チョイス特典 | ○ | ○ | ○ | |||
| 48時間前予約保証 | ○ | ○ | ||||
| アンバサダーサービス | ○ | |||||
| Your24 | ○ | |||||
中でも特典として美味しいのは以下の項目です。
- 会員割引
- 客室アップグレード
- レイトチェックアウト
- ラウンジアクセス(エグゼクティブラウンジ)
- 無料朝食
会員ランク的にいえば、ゴールドエリートになってくると特別感のある優待が増えて、プラチナエリート以上になると、ホテルライフがかなり快適になる印象です。
会員割引とベストレート保証
マリオットの公式サイトからの予約は会員割引が行われるだけでなく、ベストレート保証があります。
これはマリオット公式が一番安いということをマリオット側が保証しており、別のホテル予約サイトなどが安ければ、その価格よりもさらに25%割引にしてくれます。
条件相違などで100%成功するわけじゃないんですが、「旅行比較サイト」などを使って、最安プランを探してベストレート申請をするのはお得です。
※マリオット公式でキャンセル可能なプランで予め予約してベストレート申請をして却下されたらキャンセルをして、旅行比較サイトで予約しなおすってこともできますね。
客室アップグレード
ゴールドエリート以上になると、予約したお部屋よりもアップグレードをしてくれる場合があります(空室状態による)。
ホテルの客室はこまかくグレードがわかれていることがあり、よりよい部屋にアサインされることになります。1段階のアップグレードでも客室料金だと1万円近い差になることもあり、アップグレードは大変魅力的です。
なお、プラチナエリート以上であれば、一部のスイートルームまでのアップグレードが実施される可能性があります。
レイトチェックアウト
その名前の通りチェックアウト時間を通常(11時頃)よりも遅くすることができます。
いずれも予約状況によりますが、ゴールドエリートなら14時まで、プラチナエリート以上だと16時まで最長延長できます(無料)。滞在の目的にもよりますが、ホテルでゆっくりしたいのであれば、昼過ぎ~夕方まで滞在できるのはうれしいですね。
ラウンジアクセス(エグゼクティブラウンジ)
プラチナエリート以上になりますが、ホテル内のエグゼクティブラウンジが利用できます(ザ・リッツ・カールトンなど一部を除く)。
通常はクラブフロアと呼ばれる客室に宿泊する人しか使えないラウンジは、「朝食」「軽食」「アフタヌーンティー」「カクテルタイム」などが時間帯に応じて提供されています。
高級ホテルのラウンジだと、カクテルタイムは夕食としても十分通用するレベルのものが提供され、シャンパンやビール、ワインなどのアルコール飲料も無料で提供されています。
ちなみに、ラウンジ内で朝食もとれますので、エグゼクティブラウンジがあるホテルならプラチナエリート以上は朝食も実質無料ということになりますね。
マリオットのポイントの貯め方・使い方
マリオットホテルの宿泊や後述する提携クレジットカードの利用などで、マリオットのポイントを貯めることができます。
基本は「ホテル宿泊で1ドルあたり10ポイント(一部ホテル除く)」となっています。
- エリートボーナス(会員ランクに応じて10%~75%)
- キャンペーンポイント(マリオットのプロモーション)
- 提携クレジットカード(100円=最大3ポイントなど)
- ポイント購入(バイポイント)
- ポイント交換
マリオットのポイントは購入することも可能です(バイポイント)。ときどきバイポイントセールも実施され、通常時よりも30〜50%のボーナスが付与されることがあります。後述する無料宿泊やマイル交換を前提として、セール時にポイントを買うというのも一つの選択肢となりそうです。
また、ポイントサイトの「モッピー」などからポイント交換も可能です。ポイ活でポイントを貯めて高級ホテルに無料宿泊なんてプランも立てられるようになっています。交換レートとしては変動することがあるものの、無料宿泊にポイントが足りない時に加算するといった使い方もできます。
ポイントを無料宿泊に使う
ポイントを使ってマリオット系列のホテルに無料宿泊できます。以前はホテルごとにカテゴリーが定められた固定ポイント制でしたが、現在はダイナミックプライシング制(変動制)に移行しています。
これにより、閑散期は少ないポイント数で、繁忙期はより多くのポイント数で宿泊可能となります。現在の目安としては、おおよそ12,500〜150,000ポイントの幅で設定されています。
2022年4月からは「Top Off(トップオフ)」制度が導入されました。これは無料宿泊特典(クレジットカード継続特典など)を利用する際、自分の手持ちポイントから最大15,000ポイントを追加して、より上位のホテルや繁忙期にも宿泊できる非常に便利な仕組みです。
ポイントをマイルに交換する
マリオットボンヴォイは各航空会社と提携していて、マリオットのポイントをマイルと交換できます。ANAやJALも対象です。
一部の航空会社を除き、3ポイント→1マイルに交換することができます。さらに60,000ポイントを交換するごとに、5,000ボーナスマイルが加算されます。交換レートは非常に優秀です。
後述する提携クレジットカードの場合、クレジットカード決済100円で3ポイントが貯まります。60,000ポイント交換を前提にすれば、クレジットカード利用の1.25%分のマイルが貯まる計算になりますね。
ゴールドエリート資格をクレジットカードで手に入れる
マリオット・ボンヴォイのゴールドエリート資格は、特定のクレジットカードを保有するだけで宿泊実績なしに獲得できます。
- Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード(年会費82,500円 税込)
- アメックスプラチナ(年会費165,000円 税込 など ※改定あり)
どちらも年会費は高額ですが、マリオットのゴールドエリート資格の無条件付与や、更新時の無料宿泊特典などを含めるとお得感があります。
旧SPGアメックスカードから移行した「Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード」は、2025年8月に年会費の改定や特典内容の変更が実施されています。お申し込みの際は最新の特典条件や決済要件をよくご確認ください。
Marriott Bonvoy(マリオットボンヴォイ)の利用が向いている人
マリオット・ボンヴォイに限らず、ホテルの上級会員資格は「年間にどれくらいホテルに宿泊するか」が重要になってきます。
正直、年に1泊するかしないかという話であれば、あえてマリオットボンヴォイのステータス修行をする必要性は薄いと思います。
【ポイントの有効期限について】
ポイントの有効期限は「最後にポイントの増減があった日から24ヶ月(2年間)」です。定期的に宿泊やクレジットカード決済などでポイントを獲得・利用すれば自動で延長されるため、実質無期限で貯めることが可能です。ただし、全く利用がないと失効するため注意が必要です。
たしかに、Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カードやアメックスプラチナなどの特別なクレジットカードを取得すればゴールドエリート資格は保持できます。
ただし、年会費のことを考えると、年に何度も宿泊する人じゃないと勿体ないと思います。
宿泊数が少ないのであれば、ホテル予約の幅を広げる意味でも、楽天トラベルやじゃらんネット、あるいは一休.comのようなホテル予約サイトを使うほうがポイントを無駄にすることもありません。
ラウンジアクセスを希望するなら、素直にクラブフロア(あるいはラウンジアクセス付き)の部屋を予約すればいいだけです。
言い換えると、年に10泊、20泊とホテルに泊まるというのであれば、クレジットカードの特典などを活用して、上級会員資格を取得すれば、ホテルライフをより快適なものにしてくれるでしょう。
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