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ATMにお金やカードを忘れた時の対処方法

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銀行やコンビニなどのATMでお金をおろしたけど、下ろした現金やキャッシュカードをATMに忘れてしまった。という方が少なくないようです。

こうしてATMに忘れてしまったお金やキャッシュカード等はどうなるのでしょうか?戻ってくるのでしょうか?今回はそんな時に取るべき対処方法を紹介します。

意外と多い?ATMにお金やカード、通帳を忘れる事例

銀行のATMでのお金やキャッシュカード、あるいは通帳の取り忘れというものは意外と少なくないそうです。最近のATMは取り忘れがあると警告音を発します。最近は警告音が発報されるタイミングもかなり短くなってきています。作業している途中でもピンポーン!と警告されることが、私もしばしばあるのですが、それでも忘れ物があるそうです。

  • 通帳の残高チェックをして現金を取り忘れるケース
  • 現金を取り出してカード(や通帳)を取り忘れるケース
  • 現金の一部を取り忘れてしまうケース

警告音にも気づかないほど急いでいるケースの他、イヤホンなどで音楽を聴きながらがATM操作をして警告音自体に気づかないという人も多いようです。最近ではノイズキャンセリング機能などが充実したものも多く、警告音に気づかずに去ってしまう原因になります。

音楽を聴きながらATM操作をするのはやめておいたほうがいいかもしれませんね。

 

取り忘れたお金やキャッシュカードはATMに吸い込まれる

基本的にATMから“取り忘れた”というケースであれば現金、カード、通帳などはほぼ戻ってきます。

銀行やコンビニのATMで出金したお金やカードは、あなたが忘れたすぐ後に別の人が取るといったことをしない限り、ATMの内部に吸い込まれます。

そのため、あなたが忘れた後、すぐに別の誰かがそれを置き引きでもしない限り、取り忘れたお金や通帳、カードは手元に戻ります。

 

ATM取忘金(トリワスレキン)として返金

ATMで現金を取り忘れていた場合、銀行から連絡があるか、あるいは通帳にATM取忘金(トリワスレキン)として自動的に戻されることが多いです。

確実にATMで現金を取り忘れたという場合、まずはオンラインバンキングなどで口座情報を確認してみましょう。

 

確認が必要なら取引銀行またはATM管理会社に連絡を

取り忘れたかどうかも怪しいというのであれば、出金した銀行のカスタマーセンターやコンビニATMなら備え付けの電話からも連絡をして確認をすることができます。

取忘金については、そのATMを管理している銀行に問い合わせをしましょう。出金した銀行と出金したATMが同じ銀行なら、銀行のカスタマーセンターでOKです。
場合によってはそのATMを管轄している支店に連絡する必要がありますが、まずはカスタマーセンターでOKです。

コンビニATMや他の銀行・金融機関のATMを利用して出金した場合は、そのATMの管理銀行に連絡をする必要があります。セブンイレブン内ならセブン銀行ですね。

  • 銀行名
  • 支店名
  • 口座番号

などが効かれると思いますので確認しておきましょう。キャッシュカードを忘れて口座番号が分からない場合は、取引銀行のカスタマーセンターに問い合わせてください。

 

すぐ後の利用者が届けてくれた可能性も

銀行に確認をしても、そうした取り忘れ金はなかった……という場合でも諦めないでください。

ATMで取り忘れたお金は、通常ATM内部に戻されます。ただし、一旦取り出してしまっていた場合や、次に来た人がすぐにお金やカードの取り忘れに気づいて取り出した可能性もあります。

置き引きされる可能性もあるわけですが、取り忘れに気づいた方が施設管理者や交番(警察)に届けてくれている可能性もあります。キャッシュカードなら銀行経由で連絡があるかもしれませんが、現金だけを忘れた場合は、あなたが問い合わせをしないと持ち主は分からないので、出金したATMの施設管理者や警察に、そういった忘れ物が届いていないかを確認してみましょう。

 

前の人がATMにお金やカードを取り忘れていたらどうする?

自分が忘れたのではなく、目の前で利用していた人がATMに現金やカードを忘れていたような場合はどうしたらいいでしょうか?

すぐに気づいたのであれば声をかけてもいいと思いますが、すでに立ち去っているような場合なら下手に触らず、そのままATMに吸い込まれるのを待っている方が面倒がなくてよいと思います。

取り出してしまうと、施設管理者の方や警察に届ける必要があります。

なお、回収されないような状況、たとえばカードや現金が取り出されてはいるものの、持ち帰られていない状況のような場合には、届けてあげましょう。

なお、カードの場合、裏面に拾得ダイアルなどがある場合もあるので、電話してあげても良いかもしれません。この場合、カード会社によっては「薄謝」がいただける場合もあります。

※当然ですが、取り忘れているお金やカードを持ち去ってしまうのは置き引き(窃盗罪、または占有離脱物横領罪)となります。