マイナンバー制度は、日本に住民票がある人に12桁の個人番号を付け、税・社会保障・災害対策などの行政手続きで本人を正確に確認しやすくする制度です。

この記事では、マイナンバー、マイナンバーカード、マイナポータル、公金受取口座、預貯金口座付番制度の違いを整理します。混同しやすい部分が多いので、まずは言葉を分けて理解するのが大切です。

マイナンバーとマイナンバーカードは別物

用語 意味
マイナンバー 一人ひとりに付番される12桁の個人番号
マイナンバーカード 本人確認や電子証明書に使えるICカード
マイナポータル 行政手続きや情報確認を行うオンライン窓口
公金受取口座 給付金等の受取のために任意登録する本人名義口座

マイナンバーは番号そのもの、マイナンバーカードはその番号や本人確認機能を持つカードです。カードを作らなくてもマイナンバー自体は付番されています。

マイナンバーが使われる場面

主な利用分野は、税、社会保障、災害対策です。たとえば、勤務先への提出、証券口座や保険手続き、確定申告、年金・児童手当などの行政手続きで使われます。

デジタル庁は、行政機関等の情報連携によって、各種行政手続きの添付書類を省略できる場合があると説明しています。

公金受取口座と預貯金口座付番制度の違い

公金受取口座は、給付金等を受け取るための本人名義口座を1人1口座登録する制度です。登録は任意で、給付金の受け取りをスムーズにするためのものです。

一方、預貯金口座付番制度は、金融機関にマイナンバーを届け出る制度です。相続時や災害時などに預貯金口座の所在確認をしやすくする目的があります。公金受取口座とは別の制度です。

安全性と注意点

  • マイナンバーをむやみに他人へ教えない
  • 勤務先や金融機関など、法令上必要な相手か確認する
  • マイナンバー制度に便乗した詐欺に注意する
  • カードを紛失したらすぐ一時停止する
  • 公金受取口座の登録状況は自分で確認する

制度上、マイナンバーだけで預金を引き出したり、あらゆる個人情報が一元管理されたりするわけではありません。ただし、番号やカードの扱いは慎重に行う必要があります。

まとめ

マイナンバー制度は、個人番号、カード、オンライン手続き、口座登録制度が重なっているため分かりにくく見えます。まずは「番号」「カード」「マイナポータル」「公金受取口座」を分けて理解しましょう。

マイナンバーカードの実用面はこちらの記事で整理しています。

参考:デジタル庁「マイナンバー制度・マイナンバーカード」デジタル庁「マイナンバー制度とは」マイナポータル「公金受取口座を登録・変更する方法」

ABOUT ME
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ふかちゃん
マネーライフハック編集長。証券会社で個人向け金融サービスに従事した経験をもとに、2004年より金融・投資・クレジットカード・節約・ポイント活用に関する情報を発信しています。2011年からMoneyLifehackを運営し、2018年3月には月間200万PVを達成。金融サービスの提供側ではなく、利用者目線で実際に使って検証した一次情報をもとに、家計改善に役立つ情報を分かりやすくお届けしています。
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