地域の店でPayPay自治体キャンペーンを利用するスマホ決済のイメージ

2026年8月13日時点で、PayPayの自治体キャンペーンは全国各地で開催されています。

ただし、一覧で「20%還元」とだけ見て店へ行くと、対象店舗ではなかったり、1回上限を超えた部分にポイントが付かなかったりします。

先に見るべきなのは、還元率よりも1回上限・期間上限・対象店舗です。

この記事では、2026年8月・9月の主なポイント還元キャンペーンを一覧化し、上限までいくら使えるのか、PayPayアプリで対象店をどう探すのかまで解説します。

先に結論

  • 8月の高還元は津久見市30%、岩手県・岐阜市・松原市・加古川市・竹原市20%など。
  • 9月は岩手県、湯沢市、松原市、竹原市の継続分に、あま市や枕崎市などが加わる。
  • 「20%・1回1,000pt」なら、1回5,000円までが効率のよい決済額。
  • 対象店はPayPayアプリと店頭ポスターの両方で、支払い直前に確認する。
  • ポイント還元とプレミアム商品券は別物。事前購入や居住条件の有無を混同しない。

PayPay自治体キャンペーンは2種類ある

PayPayの自治体施策には、大きく分けて「ポイント還元キャンペーン」と「プレミアム商品券」があります。

この記事で主に扱うのは、対象店舗で通常どおりPayPay決済すると、後日ポイントが付くタイプです。

種類使い方居住条件注意点
ポイント還元対象店でPayPay決済原則として居住地を問わないことが多い対象店・対象商品・支払方法を確認
プレミアム商品券商品券を申込・購入後に利用住民限定の自治体が多い抽選、購入期限、利用期限がある

旅行先でも使えるケースがある

ポイント還元型は、市外在住者も対象にするキャンペーンが多くあります。枕崎市も市内在住かどうかを問いません。

一方、プレミアム商品券は住民限定が多いため、PayPay公式一覧でキャンペーン種別を最初に確認してください。

2026年8月の主なPayPay自治体キャンペーン

ポイント還元型の主な開催地を、上限までの必要利用額とともにまとめました。

「期間上限までの利用額」は、すべて対象店・対象取引で、表示された最大還元率が適用される前提の目安です。

自治体期間最大還元1回上限期間上限期間上限まで
岩手県8/17〜9/1820%2,000pt5,000pt25,000円
秋田県湯沢市7/1〜9/3010%3,000pt5,000pt50,000円
千葉県8/7〜8/3010%3,000pt3,000pt30,000円
千葉市8/7〜8/305%1,500pt3,000pt60,000円
神奈川県6/19〜予算到達20%・10%1,500pt合計2,500pt12,500円・25,000円
岐阜市8/1〜8/3120%1,000pt5,000pt25,000円
大阪府松原市8/1〜9/3020%1,000pt5,000pt25,000円
兵庫県加古川市8/1〜8/3120%1,000pt3,000pt15,000円
広島県竹原市8/1〜9/2520%1,000pt10,000pt50,000円
大分県津久見市8/1〜8/3130%1,000pt5,000pt約16,667円

千葉県と千葉市は別枠とは限らない

同じ支払いが県キャンペーンと市キャンペーンの両方に当てはまる場合でも、必ず二重還元になるとは限りません。支払い前にPayPayアプリのキャンペーン表示と付与予定を確認してください。

神奈川県は店舗規模等で20%または10%に分かれます。期間上限2,500ptは両区分の合算です。

2026年9月の主な開催予定

9月は、8月から続く岩手県、湯沢市、松原市、竹原市に加え、新しく始まる自治体があります。

自治体期間最大還元1回上限期間上限期間上限まで
愛知県あま市9/1〜9/3010%1,000pt4,000pt40,000円
鹿児島県枕崎市9/1〜9/3020%6,000pt12,000pt60,000円
秋田県由利本荘市9/1〜12/31店舗区分を含む詳細はアプリで確認
和歌山県紀美野町9/1〜10/31開始前に詳細と対象店を確認
埼玉県朝霞市9/28〜10/27開始前に詳細と対象店を確認

あま市はPayPayと楽天ペイを各4,000ptまで使えるため、両方を上限まで使えば合計8,000ptです。枕崎市はPayPayを含む5つの決済サービスが対象で、サービスごとに12,000円相当が期間上限です。

複数サービスを使えるからといって、不自然な分割決済をするのは避けます。通常の買い物をサービスごとに分ける場合も、店舗の案内と各キャンペーン条件に従ってください。

上限までいくら使えるかを計算する

キャンペーンを効率よく使うには、率より上限を先に金額へ変換します。

上限の計算式

1回で満額還元になる決済額 = 1回上限 ÷ 還元率

期間上限までの合計利用額 = 期間上限 ÷ 還元率

条件を確認
20%・1回1,000pt・期間5,000pt
1回の目安
1,000 ÷ 20% = 5,000円
期間の目安
5,000 ÷ 20% = 25,000円

この条件なら、5,000円前後の通常の買い物を複数回行い、合計25,000円まで使うと期間上限へ届きます。

12,000円の商品を1回で買っても、付与は1,000ptで止まります。ただし、1商品を上限に合わせて分割決済する行為は禁止されることがあるため、分割を攻略法にはしません。

対象店舗をPayPayアプリで探す方法

自治体内のすべてのPayPay加盟店が対象とは限りません。コンビニ、全国チェーン、病院、調剤薬局などは自治体ごとに扱いが違います。

支払う直前の確認手順
  1. PayPayアプリの「近くのおトク」や地図を開く。
  2. 利用する自治体キャンペーンを選び、対象店マークを確認する。
  3. 店舗名だけでなく、支店名まで一致するか確認する。
  4. 店頭のキャンペーンポスターや掲示を確認する。
  5. 支払画面で支払方法を確認してから決済する。

対象店舗は期間中に追加・除外されることがあります。検索サイトやSNSで見つけた古い店舗リストだけで判断せず、決済当日のアプリ表示を優先してください。

ポイント還元の対象になる支払方法

主な自治体キャンペーンでは、PayPay残高、PayPayクレジット、PayPayポイント、PayPayデビットが対象です。

一方、PayPayアプリを介さないクレジットカード単体の支払い、PayPayカード単体、PayPay商品券の利用分は対象外です。

支払方法一般的な扱い確認点
PayPay残高対象残高不足に注意
PayPayクレジット対象PayPayアプリ内で選ぶ
PayPayポイント対象ポイント利用設定を確認
PayPayデビット対象PayPay提供の支払サービス
カード単体対象外PayPayカードもアプリ外は対象外
PayPay商品券対象外併用時は商品券利用分に付与されない

他社クレジットカードをPayPayで使う仕組みについては、PayPayの他社カード利用券の買い方と注意点で整理しています。

対象外になりやすい商品・サービス

対象店であっても、すべての支払いが還元対象になるわけではありません。

  • たばこ
  • オンライン販売や実店舗外の決済
  • 税金、公共料金、請求書払い
  • 商品券、切手、印紙、プリペイドカードなど換金性の高い商品
  • 自動販売機や券売機
  • 保険診療、調剤、介護保険等の一部負担金
  • キャンペーン条件に合わない分割決済

自治体によって除外範囲は違います

上の項目は代表例です。飲食店でも、券売機決済は対象外ということがあります。高額な買い物ほど、会計前に店舗へ確認してください。

早期終了とポイント付与日にも注意

自治体キャンペーンは予算上限に達すると、予定日より前に終了することがあります。神奈川県のように、終了日を固定せず「予算上限に達し次第終了」とする例もあります。

PayPayポイントは多くのキャンペーンで、支払日の翌日から起算して30日後に付与されます。決済直後に残高が増えなくても、支払い履歴の付与予定表示を確認してください。

自治体キャンペーンを安全に使う攻略法

  1. 行ける自治体をPayPay公式一覧で探す。
  2. 還元率、1回上限、期間上限を金額へ変換する。
  3. 普段買う食品、日用品、外食、宿泊など対象になりやすい支出を決める。
  4. 対象店舗をアプリで確認し、店頭ポスターも見る。
  5. 決済後に支払い履歴とポイント付与予定を確認する。

キャンペーンのために不要な物を買えば、20%還元でも家計は赤字です。近隣住民は日常の買い物、旅行者はもともと予定していた飲食や宿泊へ当てるのが基本です。

プレミアム商品券型の買い方や利用期限は、PayPay商品券の仕組みと自治体キャンペーンの注意点も参考にしてください。

よくある質問

Q. 自治体の住民でなくてもポイント還元を受けられますか?

A. ポイント還元型は市外・県外在住者も対象にするものが多くあります。ただし、プレミアム商品券は住民限定が多いため、キャンペーン種別と個別条件を確認してください。

Q. 20%還元なら、何円まで買うのが得ですか?

A. 1回上限が1,000ptなら5,000円まで、2,000ptなら10,000円までが1回の満額還元の目安です。期間上限も別に計算します。

Q. PayPayカードで払えば対象ですか?

A. PayPayアプリ内のPayPayクレジットは対象になる一方、カード単体の支払いは対象外です。支払画面で選択中の方法を確認してください。

Q. 店頭にポスターがあれば必ず対象ですか?

A. 掲示の撤去が遅れている可能性もあるため、PayPayアプリの対象店表示と店舗の両方で確認するのが安全です。

Q. 1回上限に合わせて会計を分けてもよいですか?

A. 1商品・1サービスを複数回に分ける決済は禁止されることがあります。通常の別々の買い物として使い、意図的な分割は避けてください。

参考リンク

ABOUT ME
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ふかちゃん
マネーライフハック編集長。証券会社で個人向け金融サービスに従事した経験をもとに、2004年より金融・投資・クレジットカード・節約・ポイント活用に関する情報を発信しています。2011年からMoneyLifehackを運営し、2018年3月には月間200万PVを達成。金融サービスの提供側ではなく、利用者目線で実際に使って検証した一次情報をもとに、家計改善に役立つ情報を分かりやすくお届けしています。
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