不要なテレホンカードの使い道と換金方法|買取相場や寄付のやり方も解説
今や多くの人が使っていないであろうにも関わらず、膨大な量がまだ市中に存在しているプリペイドカードの代表格がテレホンカード(テレカ)です。20年前くらいはほとんどの人の財布の中にテレカが入っているのが当たり前でしたが、今や財布にテレカを入れている人はほとんどいないでしょう。携帯電話やスマートフォンが普及したからですね。
さらに近年、公衆電話の設置台数は激減しています。2000年には約71万台あった公衆電話ですが、2026年度末には約7万3,000台まで減少し、NTT東西は2031年度末までに3万台まで削減する計画を公表しています。テレカを使える公衆電話自体が急速に減少しているという背景があります。
そんなテレホンカードですが、実は自宅にはいっぱい使ってないテレカがあるという方も多いかと思います。今回はそんなテレホンカードの使い道について、公衆電話で使う以外の方法や換金方法などを紹介していきます。
最新のはずのICテレホンカードはいつの間にかなくなっていた
テレホンカードは昔からの磁気タイプのものと新型のICテレホンカードの2種類がありました。ところが新型のはずのICテレホンカードはすでに終了し、2016年9月末で磁気テレホンカードとの交換も終了しています。
なので、現在利用できる(使用できる)のは旧型の磁気テレホンカードのみということになります。こちらには有効期限は設定されていません。ちなみに、今でもNTTカードソリューションによってテレホンカードは販売されています(買う人っているんでしょうか……)
磁気不良になったテレカの交換申請
自宅に長年眠っているテレカが磁気不良で使えない場合の対処法として、磁気が劣化したテレカはNTTに郵送して交換可能な制度が用意されています。もし読み込めなくなったテレカを発見した場合は、諦めずに交換申請を検討してみてください。
テレホンカードは払い戻しできないのか?
まず、テレホンカードの払い戻しはできません。
これは「プリペイドカードを間違えて買ってしまった時の返品や返金、換金方法のまとめ」でも紹介しましたが、テレカに限らずほとんどのプリペイドカードに共通していることですね。将来的にNTTがテレホンカードを廃止するとした場合には払い戻しということになるかもしれませんが、絶対にしないでしょう。
流通しているテレホンカードの金額が莫大だからです。
ということでテレホンカードは使うか、金券ショップを含めた第三者に売却する(買い取りしてもらう)ということになります。
テレホンカードを買い取りしてもらう時の相場
ごく一般的なテレホンカードの買い取り相場は、2026年現在、額面の約78%〜80%程度で推移しています。
- 50度数(500円相当):398円〜410円前後(額面の約80%)
- 105度数(1000円相当):780円程度(額面の約78%)
以前は30%~50%くらいと言われていた時期もありましたが、現在では比較的安定した価格で取引されています。未使用のカードも山ほど流通していますが、換金手段としては非常に有効です。
メルカリやフリマアプリでの売却方法
金券ショップ以外にも、メルカリやラクマなどのフリマアプリを利用して売却する方法が主要な換金手段として定着しています。特に後述するレアなテレカの場合は、金券ショップよりもフリマアプリのほうが高値がつく傾向があります。過去の取引価格も確認できるため、相場を調べてから出品してみるのもおすすめです。
レアなテレホンカードってどんなテレホンカード?
テレホンカードの中でも一部のカードにはプレミアムが付いているものがあります。代表的なのはアイドルのテレホンカード。特にキャンペーンや懸賞などのために発行された発行枚数が少ないものです。その他として、自動車や電車などのテレカですでに絶版となったものや、アニメやゲーム関係でも発行枚数が少なく人気のあるものであればプレミアが付いているものもあります。
近年では、海外コレクターからの需要増加により、プレミア品の相場が大きく変動しています。どのアニメやゲームのカードが高騰しているのか、「オークファン」などに登録すれば過去の取引情報を見ることができるので、こちらを利用してみるのも一つの手かと思います。
不要なテレホンカードの活用方法
じゃあ、なんとかテレホンカードを使えないかということでいくつか方法をまとめてみました。
NTT東西の電話料金として使う
実はテレホンカードは未使用品(50度数、100度数)に限り、NTT東西の電話料金に充当させることができます。なお手数料としてテレカ1枚につき50円(税別)が必要となります。これは意外と知らない方も多いのではないでしょうか。
100度数(1000円分)なら950円分の電話料金として充当できるわけです。ただしいくつか条件があります。
対象となる回線(NTT東日本の場合)
加入電話、ISDN、ひかり電話(電話サービス)、ひかり電話オフィスタイプ(電話サービス)(ひかり電話ビジネスタイプ・ひかり、電話オフィスA(エース)は除く)
対象料金
請求書に計上される、NTT東日本とNTTコミュニケーションズの、「ダイヤル通話料」、「INS通話料」「ひかり電話通話料」、「ひかり電話オフィスタイプ通話料」及び「携帯電話・PHSへの通話」に限ります。
つまり基本料金のような固定料金の支払いには利用できず、テレホンカードと同じようなNTT回線を使った純粋な通話料金の部分だけに使えるということになります。
ただし、加入電話(固定電話)の契約数は2026年度中に900万件を割り込む見通しとなっており、NTTは2035年頃までにメタル固定電話(加入電話)を廃止する方針を示しています。そのため、充当できる回線自体が今後減少していく点には注意が必要です。
個人利用の方であれば電話料金で50度数(500円)、105度数(1000円)を超える料金をバンバン使うというケースは少ないかもしれませんが、法人で営業電話などをする機会が多いところなどはメリットがあるかもしれませんね。
そもそも、会社や事務所の電話代節約になるかもしれません。なお、そうした目的で購入する場合は1枚50円の手数料がかかることを考えると105度数の方がお得になります。
なお同じNTTでもNTTドコモの利用料金への充当はできません(固定電話から携帯電話・PHSへの通話への充当は可能です)。あくまでもNTT東日本とNTT西日本の2社だけです。手続きとしては116に電話をして「未使用のテレホンカードで固定電話の支払いをしたい」と伝えれば申請用紙を送ってくれます。
テレホンカードを寄付する
どうしても使い道がないし、今後も使わないだろうという方は寄付をするという手もあります。経済的なメリットはありませんが、必要とする人に使ってもらった方がいいという考えの方にはお勧めです。
特に寄付を求めているのは児童養護施設などです。こうしたところでは子どもたちに携帯電話を持たせることができず、今でも電話連絡に公衆電話を使うことがあるそうです。そうした子どもたちに持たせるためのテレホンカードの寄付を募集しています。
なお、以前は残高があれば使用途中のテレホンカードも受け付けていましたが、現在は施設側からの希望が少ないとして未使用品のみの受付へと変更されていますのでご注意ください。
※児童養護施設等で暮らす、巣立つ子どもを応援する基金(NPO法人)
以上、テレホンカード(テレカ)の使い道。お得な活用方法や換金方法を紹介しました。
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