ディズニーリゾートの1dayパスポートは年々値上がりしており、2016年現在では7400円(大人)です。そんな高いディズニーリゾートの入場券(パスポート)を手に入れる方法の一つが、ディズニーリゾートを運営しているオリエンタルランドの株主になるということです。
今回はそんなオリエンタルランドの株主優待制度の基本や優待券(パスポート)のお得度をその他入場方法との比較を通じて検証していきます。また、株主優待投資の効率についても併せて考えていきたいと思います。
オリエンタルランドの株主優待制度の基本
オリエンタルランド(4661)は米国のウォルトディズニーカンパニーとライセンス契約を結び、日本のディズニーランドやディズニーシー、ディズニーホテルなど(東京ディズニーリゾート)を運営している会社です。
株主優待には積極的で、3月・9月末の株主に対して持ち株数に応じて、「東京ディズニーランド」または「東京ディズニーシー」いずれかのパークで利用可能な1dayパスポートを提供しています。
100株以上(3月のみ):1枚
400株以上(3月・9月):1枚
800株以上(3月・9月):2枚
1200株以上(3月・9月):3枚
1600株以上(3月・9月):4枚
2000株以上(3月・9月):5枚
2400株以上(3月・9月):6枚
となっています。
株主優待投資効率だけを考えるなら100株保有で3月に1枚だけもらうというのが最高効率になりますね。
<<長期株主向け優待制度>>
3年以上の株主に対しては、5年ごとのディズニーリゾートアニバーサリーイヤーは100株以上の株主に対して2枚(35周年)、4枚(40周年)の追加優待を発行すると発表しています。
ディズニーランド・シーに格安で入場する方法のまとめ
まずは、優待制度のことを説明する前に現在のディズニーリゾートの入場に関する料金についてまとめていきたいと思います。ディズニーリゾートの1dayパスポートの価格は以下の通りです。
1day | 2day | 3day | 4day | |
大人(18歳-) | 7400円 | 13200円 | 17800円 | 22400円 |
中人(12-17歳) | 6400円 | 11600円 | 15500円 | 19400円 |
小人(4-11歳) | 4800円 | 8600円 | 11500円 | 14400円 |
※3歳以下は無料。
2day以上のパスポートを購入すれば割引になります。価格を見るとやっぱりお高めですね。ちなみにこの価格(正規価格)よりも安く入場する方法はないのでしょうか?
金券ショップ・オークションで購入
優待券を売るという項目でも紹介しますが、ディズニーリゾートのパスポート(金券)がバーコード方式となり「使用済み・未使用」の区別が傍目でつかないため、取り扱いが激減しています。
売っていないこともないのですが、100%確実に使えるかどうかはバーコードを通してみないとわからないという怖さがあります。よほど信頼できる相手でないと少し怖いです。
JCBのポイント交換で入手する
JCBカード(クレジットカード)をご利用中の方はJCBのポイント(OkiDokiポイント)と交換することでも1dayパスポートを受け取れます。
1300ポイントで1dayパスポートと交換できます。JCBのポイントは1ポイントあたりの価値がおよそ5円(商品券交換時)なので約6500円相当のポイントで通常価格7400円のチケットがもらえるわけです。
JCBカードを利用してポイントを貯めている方はこうした使い方も有効ですね。
ホテルとのセットプランを利用する
遠方からディズニーリゾートに遊びに行く人はパスポートと宿泊券がセットになったホテルプランなどを利用するのも一つの手だと思います。
優待券目当てでオリエンタルランド株を買うのはお得?
最高効率の100株で考えると2016年9月5日終値が6,244円ということを考えると624400円の投資で年1枚の優待券がもらえるということになります。
優待券(1dayパスポート)の価値を7000円程度と考えると1.12%程度の優待利回りということになります。
配当は35円配当なので3500円なので0.56%。合算して考えても1.7%程度ということになります。
効率性だけを考えたら必ずしも魅力的とは言えないかもしれませんが、家族が一人100株ずつ持っていれば、年1回は家族でディズニーランドやディズニーシーに遊びに行けるということを考えたら決して悪くないと思います。
その一方で、自分では利用するかどうかわからないという方にはあまりお勧めできません。
金券ショップやオークションで売りにくい&買いにくい
一昔前まで、オリエンタルランドの株主優待券は金券ショップでも高値で売却できる人気の優待券でした。
ディズニーリゾートでは入場ゲートを2012年にパンチ式からバーコード読み取り式に変更しました。このおかげでeチケットなどの販売が可能になったわけですが、優待券からすると「使用済みか未使用かの判断が外見からわからない」という問題が生じることになりました。
結果として多くの金券ショップが同株主優待券の取り扱いをやめています。
どうしても売りたい場合は「優待券を届いたままの状態にしておくこと」です。オリエンタルランドの株主優待券は封筒に封緘された状態になっているのでそのままの状態なら未使用であるとの主張が通りやすいです。
ネットオークションなどでも販売はされているようですが、あなたは正直者でも、取引相手からはもしかしたら詐欺かも?と疑われる可能性はありますので評価が少ないようなケースでは入札が入りにくいかもしれません。
オリエンタルランドの株主優待については、日本でも屈指の人気を誇るテーマパークの入場券(しかも高い!)ということもあって、人気の高い優待銘柄となっています。
投資効率として魅力的か?と問われたら数年前と比較して大きく株価が上昇したこともあって優待利回り自体は低下しています。
ただ、今後もディズニーリゾートは伸びると考えたうえで、優待券を自分自身で使えるという方にとっては魅力的といえるかもしれません。投資家としてオリエンタルランドの株を持っているということが言い換えれば同社を応援していることにもなります。
オリエンタルランドの株主優待券を手に入れるまでの流れ
オリエンタルランドの株主優待券を手に入れるための流れは下記のとおりです。詳しい株主優待銘柄の買い方については下記記事もご参照ください。
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1)証券会社に口座を開設する
株式の購入(売買)は証券会社を通じて行います。とりあえずのおすすめはネット証券の「SBI証券」や「楽天証券」などが代表的です。詳しく証券会社を選びたい方は下記の記事なども参考にしてみてください。
[bloglink url=”https://money-lifehack.com/asset-management/4571″]
2)期限までにオリエンタルランドの株を購入する
オリエンタルランドの権利確定日は3月末、9月末なので、それぞれの3営業日前(権利付き最終日)までに同社の株式を購入しておく必要があります。それ以降(権利付き最終日の翌日)であればオリエンタルランドの株を売却しても優待券は送られてきます。
ただし、オリエンタルランドは長期株主優待(特典)が用意されていますので、中長期的に株主優待を受け取りたいのであればずーっと持ち続けるほうが優待は大きくなります。
以上、オリエンタルランドの株主優待制度の活用術とお得にディズニーリゾートに入場するコツを紹介しました。
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