銀行の振込手数料を無料にする方法|無料回数と条件、ことら送金を比較

振込手数料を減らすには、毎月の振込を「家賃などの支払い」「家族への送金」「自分の口座間の移動」に分けると、必要な無料回数が見えてきます。最大20回などの数字だけで選ぶより、普段の取引で使える回数と、無料になる時期を比べましょう。
- 現在の口座に残っている無料回数を確認する。
- 少額の個人宛送金には、ことら送金が使えるか調べる。
- 不足する回数だけ、給与受取や残高条件で補えるか比べる。
振込手数料が無料になる銀行の比較
2026年9月16日時点の個人向け円預金口座から、インターネットで他行へ振り込む場合の比較です。窓口やATMからの振込、法人・事業用口座は条件が異なります。下表は順位ではなく、利用条件ごとの候補です。
| 銀行 | 月の無料回数と条件 |
|---|---|
| あおぞら銀行BANK | 9回。BANK口座開設月の翌々月から。インターネットバンキングでBANK普通預金から振込 |
| auじぶん銀行 | 3・5・10・15回。じぶんプラスの4ステージで変わる。三菱UFJ銀行宛は別に何度でも無料 |
| ソニー銀行 | 通常1回、Sony Bank WALLET保有で2回。Club Sの優遇により最大11回 |
| ドコモSMTBネット銀行(旧住信SBIネット銀行) | 1・5・10・15・20回。スマートプログラム対象支店・ランクによる |
| SBI新生銀行 | 1・3・5・10回。ステップアッププログラムによる。他行振込は所定回数をキャッシュバック |
| 東京スター銀行 | 5回分を翌月キャッシュバック。スターワン口座、ネットバンキング登録、明細郵送なしの設定が必要 |
| 楽天銀行 | ハッピープログラムのステージに応じて最大3回。対象の給与等を受け取る場合にも3回の特典がある |
「あおぞら銀行BANK」と「GMOあおぞらネット銀行」は別の銀行です。名称が似ていても、月9回の条件を他方へ当てはめることはできません。
残高や給与の移動を増やしたくない人
月3回以内なら、auじぶん銀行のレギュラーステージが候補です。月1〜2回ならソニー銀行も比較できます。無料回数を超えた場合、auじぶん銀行は1回99円、ソニー銀行は1回110円です。
月4〜9回程度使うなら、あおぞら銀行BANKは取引条件が分かりやすい選択肢です。ただし、9月に開設した口座で月9回が適用されるのは11月から。開設直後から使えると考えて送金しないようにします。
給与受取や口座振替をまとめたい人
ドコモSMTBネット銀行のスマートプログラムでは、シルバーが他行宛月5回、ゴールドが月10回です。給与・賞与・年金のいずれかの受取と、口座振替1件以上のうち一つを満たすとシルバー、両方ならゴールドの条件になります。預金残高などによる別の条件もあります。
現在の対象ランクはベーシック、シルバー、ゴールド、VIP、プラチナVIPです。以前の「ランク1〜4」やスマート認証NEOの登録だけを基準にした説明とは条件が異なります。提携NEOBANKなど対象外支店は別の優遇を確認します。
楽天銀行の給与等の受取特典は、ハッピープログラムへのエントリーが必要です。勤務先からの入金でも、一般の振込として処理されると給与受取の対象にならないことがあります。会員ステージの回数と給与特典を単純に足して「毎月6回」と数えないようにしましょう。
キャッシュバック方式で気を付けること
東京スター銀行は、振込時に手数料が引かれ、条件を満たす月5回分が翌月に戻る方式です。振込金額だけで口座残高を使い切らず、手数料分も残します。ネットバンキング登録だけでなく、スターワン口座取引明細書が「郵送しない」になっているかを見るのがポイントです。
SBI新生銀行も、他行宛振込の所定回数分はキャッシュバック方式です。スタンダード1回、シルバー3回、ゴールド5回、プラチナ・ダイヤモンド10回となります。回数と超過後の料金は現在のステージで判断します。
10万円以下の個人宛なら、ことら送金も比較する
家族への仕送りなど、対応する個人口座へ1件10万円以下を送る場合は、ことら送金が候補です。2026年9月時点で、サービスを開始している事業者の送金手数料は無料です。一般の銀行振込とは別のメニューを使います。
送金側の対応アプリが必要ですが、口座番号を指定して受け取る側はアプリを用意しなくても利用できます。請求書の指定名義で入金確認を受ける支払いや、一般の法人宛送金を、そのまま置き換えられるとは限りません。送金の取り消しはできないため、名義表示と金額を確定前に確認します。
個人宛の少額送金か、請求に対する支払いか。
ことら送金と銀行振込を分けて確認。
宛先名義・実行日・手数料を確認。
年いくら減るか計算してから口座を選ぶ
仮に1回220円の振込を毎月3回行っているなら、年間の手数料は220円×3回×12カ月=7,920円です。3回分を無料化できれば、この支出が減ります。
一方、毎月1回だけ無料枠を超えて99円を払う人の年間負担は1,188円です。このためだけに使わない有料カードを契約したり、価格変動のある商品を買ったりすると、手数料の節約以上の費用や損失を負うことがあります。
まず既存口座で必要回数を満たせるか確認し、足りなければ使い続けられる一口座を比較する順番が合理的です。給与口座を変更する場合は、カードや家賃の引落口座も一覧にして、引落不能を防ぎましょう。
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