大手ネット証券のauカブコム証券では、自社の口座内で投資信託(ETF除く)を保有していると、残高に応じて「毎月ポイント」というポイントがたまる仕組みがありましたが、2020年からはPointaポイントが貯まる「auカブコムの資産形成プログラム」にリニューアルしました。

こうした投資信託の保有に対するポイントプログラムはauカブコム証券だけでなく、SBI証券や楽天証券などでも実施されていますが、auカブコム証券は最高レベルの付与率となっているのが特徴です。

今回はそんなauカブコム証券の投信ポイントである“auカブコムの資産形成プログラム”の特徴やメリット、デメリット、他社ポイントとの違いなどを紹介していきます。

auカブコム証券公式ホームページ

auカブコムの資産形成プログラム

利用するにはauIDの登録が必要です。
また、投資信託の保有残高が24,000円以上あることが条件です。

条件を満たした倍、保有する残高に以下の年率をかけたポイント加算が行われます。ポイントの加算は毎月実施されますので、利率の1/12を毎月受け取ることができます。

  • ~100万円未満:0.05%
  • ~3000万円未満:0.12%
  • 3000万円以上:0.24%

となっています。加算に上限はなく、毎月20日時点の平均保有残高判定され、月末に付与されます。

還元されるのは共通ポイントのPontaポイントなので使い勝手も良いです。

 

還元率ベースで他社と比較して最高レベル

こうした投資信託のポイント還元サービスはいわゆる大手ネット証券の間で広く提供されています。その中でもauカブコム証券の毎月ポイントは還元率が最高水準となっています。

上記は3000万円の投資信託を保有した時のポイント還元額を示したもので、投資信託のポイント還元制度があるネット証券の中でも還元率(額)が最高水準です。

 

投資信託の信託報酬の実質的なキャッシュバック!

投資信託は保有することで信託報酬という保有コストを証券会社や投資信託の運用会社などの大して残高から天引きされる形で負担しています。

auカブコムの資産形成プログラムはこうした信託報酬の実質的な還元となります。同じ投資信託を買う(保有する)のであれば、ポイント還元がある証券会社で買うほうがお得ですよね。

 

対象外の投資信託が多いのは残念

還元率は高くても、実は対象外となるファンドが多いのも事実です。

auカブコムの資産形成プログラムの対象となるのは信託報酬が0.24%未満のファンドです。

ちなみに、2020年10月7日時点でauカブコム証券の取り扱っているファンド1257件のうち、0.24%未満のファンドは84ファンドしかありません。

ただ、その84ファンドの中にこそ、低コストで優秀なファンドが多いという事を考えると手放しに喜ぶことはできないかもしれません。

ただ、海外株式を対象とする投資信託の中には信託報酬が年0.24%以上となるファンドも少なくはないので、そうした外国株のポートフォリオをauカブコム証券主体で組み込むというのは悪くない選択肢だと思います。

 

2020年9月からはPontaポイントで投資信託を購入できるように

auカブコム証券では2020年9月からPontaポイントを利用して投資信託を購入できるサービスを始めています。

つまり、auカブコムの資産形成プログラムで貯めたPontaポイントをそのまま再度投資信託の購入に回すことができ「複利効果」のある運用が可能となりました。

 

まとめ。外国株式など中心の運用に強み

auカブコムの資産形成プログラムは、ポイント付与率の高さが魅力です。

残念ながら、いわゆる低コストの国内インデックスファンド系の運用は信託報酬が年0.24%未満という条件を満たせないものも多く、付与対象外ということもあり、難しい面もあります。

一方で外国株式などのポートフォリオを組み込むのであれば、上手く活用できます。

他にも、ひふみ投信(ネット証券購入の場合は“ひふみプラス”)などのアクティブファンドでありながらも、その高い成績を背景にコストにうるさい個人投資家にも人気の高いファンドなどを利用したいという人もauカブコム証券の本プログラムとの相性は良さそうです。

こうしたファンドで運用をするというのであれば、ポイント還元率が高いauカブコムの資産形成プログラムはかなり有利に働くはずです。

auカブコム証券公式ホームページ

ABOUT ME
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ふかちゃん
マネーライフハック編集長。証券会社で個人向け金融サービスに従事した経験をもとに、2004年より金融・投資・クレジットカード・節約・ポイント活用に関する情報を発信しています。2011年からMoneyLifehackを運営し、2018年3月には月間200万PVを達成。金融サービスの提供側ではなく、利用者目線で実際に使って検証した一次情報をもとに、家計改善に役立つ情報を分かりやすくお届けしています。
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