SBI新生銀行は、全国の主要都市に展開している銀行です。本店は東京にありますが、全国の主要都市には支店もあります。インターネットバンキングに力を入れているだけでなく、住宅ローンにも積極的で、他の銀行には無い様々な住宅ローン関連サービスも提供しています。
今回はそんなSBI新生銀行の住宅ローンの新規申し込みや借り換えローンの利用などについて、その特徴や利用するメリット、デメリットなどを紹介していきます。
SBI新生銀行の住宅ローン(パワースマート住宅ローン)
まずは、SBI新生銀行の住宅ローンの基本的なスペックから見ていきましょう。
固定期間 | 1年~35年 |
---|---|
金利 | 「公式ページ」でご確認ください |
借入可能額 | 500万円以上1億円以内 |
事務手数料 | 5万円+税 |
保証料 | 無料(保証会社なし) |
繰上返済手数料 | 無料 |
団体信用生命保険 | 〇(保険料は金利に含まれる) |
借り換えローン利用 | 〇 |
SBI新生銀行住宅ローンの強み
まずは、SBI新生銀行の強み(メリット)といえる部分を紹介していきたいと思います。
保証料無料はユーザーメリット大
保証料無料(保証会社なし)というのは強みですね。保証料というのは、銀行にとっての保険にすぎず、利用者にとっては一文の得もありません。金利換算だと保証料は通常0.3%くらいはするのでこれが無料はありがたいです。
事務手数料は定額5万円~で定率型と比べて低コスト
事務手数料も5万円+税と定額方式です。特に借入金額が大きい場合は定額方式は定率方式と比べて手数料を抑えられます。
仮に3000万円の住宅ローンを組んだとしましょう。事務手数料が定額だと5万円で済みますが、2%の事務手数料だと手数料は60万円にもなります。この差はかなり大きいです。
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住宅ローンの金利水準については全体的にみて都市銀行基準で見れば標準的ですが、ネットバンク(ネット専業銀行)の住宅ローンと比較するとやや高めです。
参考:住宅ローン総合ランキング
ただし、SBI新生銀行の住宅ローン金利は少し高めに見えるますが、上記のように当初の事務手数料の差が結構大きいので、トータルで見ると金利が多少高いケースでも負担は小さくなることがあります。
リフォーム一体型ローンも組める
また、中古住宅を購入するときのリフォーム費用を住宅ローンに組み込むこともできるというのは大きいです。通常リフォームローンは住宅ローンと比べて金利が高いのですが、SBI新生銀行の一体型ローンの場合は、リフォーム部分も通常の住宅ローン金利で利用できます。
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借り換えローンを利用するときに返済期限を延ばせる
住宅ローンを借り換えするとき、通常は前契約と完済時期は同じになります。
一方で、SBI新生銀行は一定の条件の下で返済時期を延長することができるようになっています。返済時期を延ばすことができれば、その分だけ月々の返済額を小さくすることができます。もちろん、その分利息負担が大きくはなりますが、月々の住宅ローン返済がキツイという方にとっては返済期限延長ができるというのは大きなメリットとなります。
生活貸越などのユニークなサービスもある
住宅ローンを早期返済するには“繰り上げ返済”が重要です。
一方で、繰り上げ返済をやりすぎると、金利負担は減りますが、預金が少なくなります。そうなってしまうと万が一の場合に、お金(キャッシュ)が足りない……なんてことになるかもしれません。
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SBI新生銀行では「生活貸越(パワーポケットサービス)」というサービスセットすることができます。こちらを設定しておけば、万が一お金が必要になった場合、繰り上げ返済をした金額を上限にお金を借りることができるサービスです。こちらがあれば、繰り上げ返済に取り組みやすいです。
SBI新生銀行住宅ローンの弱み
続いては逆にSBI新生銀行の弱みといえる部分を見ていきましょう。
“借入元本が500万円を割ると金利が高くなる”
これは結構、注意しておきたいところです。SBI新生銀行では、ローン残高が500万円を割ると、変動金利や固定金利の金利優遇が小さくなります。つまり、優遇が小さくなることで適用される金利が大きくなってしまうわけです。
もっとも、ローン残高も小さくなっているので、金利上昇が当たる絶対的な影響度は小さいです。ただ、負担が増えることは増えるので、残高が500万円が見えてきたら無理に細かい繰り上げ返済はせずに、まとめて返済するというのも一つの手かもしれませんね。
まとめ。新規並びに借り換えともに活用したい銀行
総合的には、住宅ローンの比較対象として十分に評価でき住宅ローンにおいて新規、借り換え共に、使いやすい銀行だと思います。
以上、SBI新生銀行で住宅ローンや借り換えを検討している人のための評判と特徴についてまとめてみました。
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