株式投資をしたことがない方でも、「日経平均株価」や「TOPIX(トピックス)」という言葉はニュースでよく耳にするはずです。では、こうした株価指数に直接投資することはできるのでしょうか?

結論からいうと、日経平均やTOPIXそのものを直接買うことはできません。ただし、指数に連動する投資信託やETFを使えば、日経平均・TOPIX・JPXプライム150・読売333などの日本株指数に間接的に投資できます。

この記事のポイント

  • 日経平均やTOPIXは「指数」であり、それ自体を直接購入することはできない
  • 初心者は低コストのインデックスファンドで投資するのが分かりやすい
  • リアルタイム売買をしたい人はETFも選択肢になる
  • 長期投資なら新NISAを優先的に活用したい
  • 先物・オプションは仕組みが難しく、初心者向けではない

日経平均やTOPIXはあくまで「指数」

日経平均株価やTOPIXは、日本株市場の値動きを示すための指標です。株式のように単体で売買されている商品ではありません。

指数そのものは買えません。
指数に投資したい場合は、その指数に連動するように設計された「投資信託」「ETF」「先物・オプション」などを使います。

日本の主要株価指数を比較

日本株に投資する代表的な指数には、日経平均やTOPIXのほか、JPX日経インデックス400、JPXプライム150、読売333などがあります。それぞれ算出方法や構成銘柄の考え方が異なります。

指数名 運営者 主な特徴 向いている考え方
日経平均株価(日経225) 日本経済新聞社 225銘柄の株価平均型。値嵩株の影響が大きい ニュースでよく見る代表指数に投資したい
TOPIX 東京証券取引所 時価総額加重型。日本株市場全体の動きを広く反映 日本株全体に幅広く投資したい
JPX日経インデックス400 JPX・日本経済新聞社 ROE、営業利益、時価総額などを重視した400銘柄 収益性や企業の質を意識したい
JPXプライム150指数 JPX 資本収益性と市場評価を重視した150銘柄 稼ぐ力のある大型企業に注目したい
読売株価指数(読売333) 読売新聞社 333銘柄を等ウェートで組み入れる新しい指数 特定の大型株に偏りにくい日本株投資をしたい

日経平均株価(日経225)

日経平均は、日本経済新聞社が選んだ225銘柄で構成される代表的な株価指数です。株価平均型で算出されるため、1株あたりの株価が高い値嵩株の影響を受けやすい点が特徴です。

TOPIX(東証株価指数)

TOPIXは、時価総額加重型の指数です。日経平均よりも日本株市場全体の動きを広く反映しやすい一方で、時価総額の大きい企業の影響が大きくなります。東証市場再編に伴い、構成銘柄の見直しも段階的に進められています。

JPX日経インデックス400・JPXプライム150

JPX日経インデックス400は、ROEや営業利益など企業の収益性を重視して選ばれる指数です。JPXプライム150は、資本収益性やPBRなどを踏まえ、価値創造企業に絞った指数として位置づけられます。

読売株価指数(読売333)

読売333は、333銘柄を等ウェートで組み入れる新しい日本株指数です。時価総額の大きい企業だけに偏りにくく、中型株も同じ比率で組み入れられる点が特徴です。

株価指数に投資する主な方法

日本の株価指数に投資する方法は、大きく分けて以下の4つです。

方法 特徴 向いている人
インデックスファンド 指数に連動する投資信託。少額積立しやすい 初心者・長期投資向け
ETF 取引所に上場する投資信託。リアルタイム売買できる 自分で売買タイミングを決めたい人
新NISA 投資利益が非課税になる制度 長期で資産形成したい人
先物・オプション レバレッジを使えるデリバティブ取引 中級者・上級者向け

初心者はインデックスファンドが分かりやすい

インデックスファンドは、日経平均やTOPIXなどの指数に連動するように運用される投資信託です。証券会社や銀行で購入でき、少額から積立投資しやすいのがメリットです。

日経平均やTOPIXに連動する投資信託は数多くあります。基本的には、販売手数料が無料で、信託報酬が低い商品を選ぶのが基本です。

インデックスファンド選びのポイント

  • 販売手数料が無料か
  • 信託報酬が低いか
  • 自分が投資したい指数に連動しているか
  • 新NISAの対象商品か
  • 純資産残高が極端に小さすぎないか

関連記事:日経平均に連動する投資信託TOPIXに連動する投資信託読売333に連動する投資信託

ETFならリアルタイムで売買できる

ETF(上場投資信託)は、株式と同じように証券取引所で売買できる投資信託です。日経平均やTOPIXに連動するETFを買えば、指数に近い値動きへ投資できます。

インデックスファンドと比べると、リアルタイムで売買できる点がメリットです。一方で、売買単位や市場価格との乖離、売買手数料、分配金の扱いなどを確認する必要があります。

指数 主なETF例
日経平均 1320、1321、1329、1346、1369、1578、2525など
TOPIX 1305、1306、1308、1348、1473、1475、2557など
JPX400・読売333 1591、1474、264Aなど

関連記事:ETFとは?投資信託との違い

長期投資なら新NISAを優先して使う

日本株指数に投資するなら、新NISAの活用も重要です。新NISAでは、投資で得た値上がり益や分配金が非課税になります。

  • つみたて投資枠:低コストの投資信託を積立しやすい
  • 成長投資枠:投資信託だけでなくETFも購入できる
  • 非課税期間は無期限
  • 長期投資ほど非課税メリットを活かしやすい

ただし、レバレッジ型やインバース型など、長期資産形成に向きにくい商品は新NISAの対象外になることがあります。まずは通常の主要指数連動型商品から検討するのが無難です。

先物・オプションは初心者向けではない

日経225先物やTOPIX先物、オプション取引を使って株価指数に投資する方法もあります。少ない証拠金で大きな取引ができるため、短期売買やヘッジには使いやすい一方、損失も大きくなりやすい取引です。

初心者がいきなり使う商品ではありません。
指数に投資したいだけなら、まずはインデックスファンドやETFで十分です。先物・オプションは、仕組みやリスク管理を理解してから検討しましょう。

どの指数を選べばいい?

指数選びで迷ったら、次のように考えると整理しやすくなります。

  • 日本株市場全体に広く投資したい:TOPIX
  • ニュースでよく見る代表指数に投資したい:日経平均
  • 収益性や資本効率を重視したい:JPX日経400・JPXプライム150
  • 大型株偏重を避け、等ウェート型に注目したい:読売333
  • 初心者が迷った場合:低コストのTOPIX連動インデックスファンドが無難

まとめ:まずは新NISAで低コストの投資信託から

日経平均やTOPIXなどの株価指数は、それ自体を直接買うことはできません。しかし、指数に連動するインデックスファンドやETFを使えば、個人投資家でも簡単に日本株指数へ投資できます。

初心者や長期投資を考えている人は、まず新NISAを活用し、低コストのインデックスファンドから始めるのが分かりやすいでしょう。ETFや先物・オプションは、投資経験や目的に応じて段階的に検討すれば十分です。

おすすめの進め方

  • 投資したい指数を決める
  • 新NISAで買える低コスト商品を探す
  • 初心者はインデックスファンドから始める
  • リアルタイム売買したい人だけETFを検討する
  • 先物・オプションは上級者向けとして切り分ける
ABOUT ME
アバター画像
ふかちゃん
マネーライフハック編集長。証券会社で個人向け金融サービスに従事した経験をもとに、2004年より金融・投資・クレジットカード・節約・ポイント活用に関する情報を発信しています。2011年からMoneyLifehackを運営し、2018年3月には月間200万PVを達成。金融サービスの提供側ではなく、利用者目線で実際に使って検証した一次情報をもとに、家計改善に役立つ情報を分かりやすくお届けしています。
楽天モバイル 三木谷キャンペーン
通信費の見直し候補
スマホ代を下げたい人は、楽天モバイルの三木谷キャンペーンを先に確認

データ使用量に応じて料金が決まり、使いすぎた月でも上限が見えやすいのが強み。申し込み前に、専用ページ経由の特典を確認しておきましょう。

他社から乗り換え14,000pt還元対象

料金の目安
3GBまで1,078円/月
20GB超3,278円/月
家族割なら各110円引き

こんな人に向いています
  • 毎月のスマホ代を見直したい
  • データ利用量が月によって変わる
  • 楽天ポイントも活用したい
申し込み前の確認ポイント
  • 専用ページ経由で申し込む
  • キャンペーン条件を確認する
  • MNPの手続き期限に注意する

今なら専用ページ経由の申し込みで、他社から乗り換えなら14,000ポイント還元の対象になります。

三木谷キャンペーンを公式ページで確認する

公式ページで条件を確認してから、そのまま申し込みできます。

※料金は税込。ポイント進呈・割引・通話無料には条件があります。申し込み前に公式ページのキャンペーン条件をご確認ください。