日経平均株価に連動するおすすめ投資信託を比較|低コスト・新NISA対応の選び方
日経平均株価(日経225)に投資したい場合、もっとも手軽な方法は日経平均に連動するインデックスファンドを購入することです。
ただし、同じ日経平均に連動する投資信託でも、信託報酬、純資産額、実質コスト、購入できる証券会社、新NISAでの使いやすさには違いがあります。長く積み立てるほどコスト差は効いてくるため、日経平均型ファンドは「低コスト」「純資産額」「買いやすさ」の3点で選ぶのが基本です。
この記事の結論
- 初心者はネット証券で買える低コストな日経平均インデックスファンドを選ぶ
- 信託報酬だけでなく、純資産額や実質コストも確認する
- 銀行や対面証券の窓口販売ファンドは、購入時手数料や信託報酬が高いことがある
- 新NISAで長期投資するなら、対象商品かどうかを購入前に確認する
- すでに高コストな古い日経225ファンドを持っている人は、乗り換え検討の余地がある
日経平均株価(日経225)とは?
日経平均株価は、日本経済新聞社が選定する225銘柄で構成される日本株の代表的な株価指数です。ニュースや新聞で「今日の日経平均は」という形でよく取り上げられるため、日本でもっとも知名度の高い株価指数といえます。
日経平均は、東証プライム市場に上場する銘柄の中から、流動性や業種バランスなどを踏まえて選ばれた225銘柄をもとに算出されます。
日経平均そのものを直接買うことはできません。
日経平均に投資したい場合は、日経平均に連動する投資信託やETFを通じて間接的に投資します。
日経平均、TOPIX、JPXプライム150、読売333など日本の主要株価指数の違いは、以下の記事でも解説しています。
日経平均の特徴と注意点
日経平均は「株価平均型」の指数です。そのため、1株あたりの株価が高い値嵩株の影響を受けやすい特徴があります。
たとえば、ファーストリテイリング、東京エレクトロン、ソフトバンクグループなどの値動きは、日経平均全体に大きな影響を与えやすくなります。日本株全体へ広く分散したい場合は、TOPIX連動型ファンドと比較して選ぶのも有効です。
日経平均に連動する投資信託を選ぶポイント
日経平均連動型の投資信託を選ぶときは、次の4つを確認しましょう。
- 信託報酬:保有中に毎日差し引かれる運用コスト
- 純資産額:ファンドの規模。小さすぎると繰上償還リスクが高まる
- 実質コスト:信託報酬以外の売買委託手数料などを含めた実際の負担
- 購入しやすさ:新NISA対応、積立設定、クレカ積立、ポイント還元など
信託報酬は低いほど有利ですが、信託報酬だけで判断するのは少し危険です。純資産額が十分にあり、運用実績が安定していて、購入しやすいファンドを選ぶのが王道です。
日経平均株価に連動するおすすめ投資信託比較
以下は、日経平均株価に連動する代表的な低コストインデックスファンドです。信託報酬や純資産額は変動するため、実際に購入する際は必ず証券会社や運用会社の最新情報を確認してください。
| ファンド名 | 運用会社 | 信託報酬の目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 楽天・プラス・日経225インデックス・ファンド | 楽天投信投資顧問 | 年0.132%程度 | 日経225型の低コスト候補。楽天証券との相性がよい |
| eMAXIS Slim 国内株式(日経平均) | 三菱UFJアセットマネジメント | 年0.143%程度 | 低コスト競争に強いeMAXIS Slimシリーズ。純資産規模も大きい |
| たわらノーロード日経225 | アセットマネジメントOne | 年0.143%程度 | iDeCoや各証券会社で採用されることも多い定番ファンド |
| ニッセイ日経225インデックスファンド | ニッセイアセットマネジメント | 年0.154%程度 | 長い運用実績を持つ日経225型ファンド |
| iFree 日経225インデックス | 大和アセットマネジメント | 年0.154%程度 | 大和アセットの主要インデックスシリーズ |
注意点
投資信託の信託報酬、純資産額、新NISA対象区分、ポイント還元条件は随時変更されます。購入前には、必ず最新の目論見書・販売会社ページで確認してください。
迷ったらどれを選ぶ?
どのファンドも日経平均に連動することを目指すため、長期的な値動きは似やすくなります。そのため、初心者は以下のように選ぶと分かりやすいです。
- 楽天証券をメインに使う:楽天・プラス・日経225インデックス・ファンド
- 低コストシリーズの安心感を重視:eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)
- iDeCoや勤務先制度との相性を重視:たわらノーロード日経225
- すでに保有していてコストが十分低い:無理に乗り換えず継続でもよい
投資信託の選び方そのものを詳しく知りたい方は、以下の記事も参考になります。
銀行や対面証券の窓口ファンドには注意
同じ日経平均に連動する投資信託でも、購入する場所によってコストは大きく変わります。ネット証券で買える低コストファンドは購入時手数料が無料のものが多い一方で、銀行や対面証券の窓口で販売される古いファンドには、購入時手数料や高めの信託報酬が残っていることがあります。
| 購入場所 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|
| ネット証券 | 低コスト商品が多く、積立設定もしやすい | 自分で商品を選ぶ必要がある |
| 銀行・対面証券の窓口 | 相談しながら購入できる | 購入時手数料や高コストファンドに注意 |
長期投資では、毎年の信託報酬差が積み重なります。とくに古い日経225型ファンドを何年も保有している人は、現在の低コストファンドと比較してみる価値があります。
新NISAで日経平均ファンドを買うときの注意点
日経平均連動型のインデックスファンドは、新NISAでの長期投資にも使いやすい商品です。ただし、すべての商品が同じ枠で買えるとは限りません。
- つみたて投資枠で買えるか
- 成長投資枠で買えるか
- 積立頻度や最低積立金額はいくらか
- クレカ積立の対象か
- ポイント還元の条件が改悪されていないか
新NISAでは、運用益が非課税になるため長期投資との相性が良いです。日経平均だけに集中するのではなく、TOPIX、全世界株式、先進国株式などと組み合わせるかどうかも考えておきましょう。
日経平均ファンドを買う証券会社の選び方
日経平均連動型ファンドそのものの値動きは、どの証券会社で買っても大きく変わりません。差が出やすいのは、クレカ積立、投信保有ポイント、サイトやアプリの使いやすさです。
| 証券会社 | 特徴 |
|---|---|
| SBI証券 | 取扱商品が多く、クレカ積立や投信保有ポイントの選択肢も豊富 |
| 楽天証券 | 楽天カード・楽天キャッシュ積立や楽天ポイントとの相性がよい |
| マネックス証券 | クレカ積立やポイント交換先の使いやすさが魅力 |
| 三菱UFJ eスマート証券 | 旧auカブコム証券。グループ連携や各種サービスを活用しやすい |
各証券会社の詳細はこちらから確認できます。
投資信託の購入は「買う時」と「持つ時」の両方で最適化する
投資信託を選んだあとは、どの証券会社で買うかも重要です。現在の最適解は、クレカ積立で購入時のポイント還元を受けることと、投信保有ポイントが高い証券会社で長期保有することを組み合わせる考え方です。
投信購入後のチェックポイント
- 毎月の積立はクレカ積立に対応した証券会社を使う
- 長期保有するファンドは、投信保有ポイントの対象か確認する
- ポイント還元よりも、ファンド自体の信託報酬の低さを優先する
まとめ:日経平均型ファンドは低コスト・純資産・買いやすさで選ぶ
日経平均株価に連動する投資信託は、日本株へシンプルに投資したい人にとって分かりやすい選択肢です。ただし、同じ指数に連動する商品でも、コストや使い勝手には差があります。
選び方の最終チェック
- 信託報酬が低いか
- 純資産額が十分にあるか
- 実質コストが高すぎないか
- 新NISAで買いやすいか
- 使っている証券会社で積立しやすいか
初心者であれば、ネット証券で購入できる低コストの日経平均インデックスファンドを、新NISAでコツコツ積み立てる方法が分かりやすいでしょう。すでに古い高コストファンドを持っている場合は、手数料を確認し、必要に応じて低コストファンドへの見直しも検討してみてください。
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