S&P500インデックスファンドおすすめ比較|新NISAで選ぶ低コスト投資信託とETF
S&P500は、米国を代表する大型株500社で構成される株価指数です。Apple、Microsoft、NVIDIA、Amazonなど、世界的な企業を多く含むため、日本の個人投資家にも非常に人気があります。
日本からS&P500に投資する方法は、大きく分けると投資信託、国内上場ETF、海外ETFの3つです。新NISAで長期積立をするなら、まずは低コストのS&P500インデックスファンドを候補にするのが分かりやすいでしょう。
この記事の結論
- 新NISAで積立するなら、S&P500連動の低コスト投資信託が使いやすい
- 迷ったら純資産規模が大きく実績もあるeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)が有力候補
- SBI証券中心ならSBI・V・S&P500、楽天証券中心なら楽天・プラスS&P500も選択肢
- ETFはリアルタイム売買や米ドル資産を持ちたい人向け
- S&P500は米国集中投資なので、オルカンとの違いも理解して選ぶ
S&P500とは?
S&P500は、S&P Dow Jones Indicesが算出する米国株の代表的な株価指数です。ニューヨーク証券取引所やNASDAQに上場する大型株を中心に、米国を代表する約500社で構成されています。
日本でいえば、日経平均株価やTOPIXのような代表指数に近い存在です。ただし、S&P500は米国の大型株に集中しているため、世界経済全体ではなく「米国企業の成長力」に強く投資する商品だと考えると分かりやすいです。
S&P500そのものを直接買うことはできません。
S&P500に投資したい場合は、S&P500に連動する投資信託やETFを購入します。
新NISAでS&P500に投資する方法
新NISAでS&P500に投資する主な方法は、以下の3つです。
| 方法 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 投資信託 | 100円単位など少額積立しやすい。自動積立との相性がよい | 初心者・長期積立向け |
| 国内上場ETF | 東証でリアルタイム売買できる。円で取引しやすい | 売買タイミングを自分で決めたい人 |
| 海外ETF | VOO・IVVなど米国本国ETFに投資できる。経費率が低い | 米ドル資産を持ちたい中級者以上 |
新NISAのつみたて投資枠を使ってコツコツ積み立てるなら、投資信託がもっとも扱いやすいです。ETFは成長投資枠での利用が中心になります。
S&P500連動型のおすすめ投資信託比較
以下は、S&P500に連動する代表的な低コストインデックスファンドです。信託報酬や純資産額は変動するため、実際に購入する際は必ず運用会社や証券会社の最新情報を確認してください。
| ファンド名 | 信託報酬の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 年0.08%前後 | 純資産規模が非常に大きく、S&P500投信の定番候補 |
| SBI・V・S&P500インデックス・ファンド | 年0.0638%程度 | バンガードETFを活用する低コストファンド。SBI証券利用者と相性がよい |
| 楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド | 年0.077%程度 | 楽天証券利用者に人気。楽天ポイント関連の制度も確認したい |
| iFree S&P500インデックス | 年0.198%程度 | 運用実績はあるが、現在の最安水準ファンドと比べるとコストはやや高め |
迷った場合の選び方
- 総合力と純資産規模を重視:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- SBI証券でポイント制度も活用したい:SBI・V・S&P500
- 楽天証券・楽天ポイントを重視:楽天・プラス・S&P500
- すでにiFreeを保有中:コスト差を確認し、乗り換えるか継続するか判断
投資信託を選ぶときのチェックポイント
S&P500ファンドはどれも同じ指数への連動を目指すため、値動きは似やすくなります。そのため、長期投資では以下の点が重要です。
- 信託報酬が低いか
- 純資産額が十分にあるか
- 実質コストが高すぎないか
- 新NISAのつみたて投資枠・成長投資枠に対応しているか
- 使っている証券会社で積立しやすいか
- クレカ積立や投信保有ポイントの対象か
以前はiFree S&P500やi-mizuho米国株式インデックスなども注目されましたが、現在はより低コストなファンドが増えています。これから新規で積み立てるなら、最新の低コスト商品から選ぶのが自然です。
国内上場ETFでS&P500に投資する
東京証券取引所に上場しているETFを使えば、株式と同じようにリアルタイムでS&P500へ投資できます。投資信託よりも売買タイミングを自分で決めやすいのが特徴です。
ETFの基本はこちらでも解説しています。
| ETF名 | 銘柄コード | 特徴 |
|---|---|---|
| iシェアーズ S&P500 米国株ETF | 1655 | 東証上場の代表的なS&P500 ETF |
| SPDR S&P500 ETF | 1557 | 米国ETF SPYの日本上場版 |
| 上場インデックスファンド米国株式(S&P500) | 1547 | 日興アセットのS&P500連動ETF |
長期積立なら投資信託の方が楽ですが、リアルタイム売買をしたい人や、成長投資枠でETFを使いたい人には国内上場ETFも選択肢になります。
海外ETFでS&P500に投資する
米国本国に上場するVOO、IVV、SPYなどの海外ETFを購入する方法もあります。経費率が非常に低く、米ドル建て資産として保有できる点がメリットです。
| ETF名 | ティッカー | 特徴 |
|---|---|---|
| バンガード・S&P500 ETF | VOO | 低コストで長期投資家に人気 |
| iシェアーズ・コア S&P500 ETF | IVV | ブラックロックの低コストS&P500 ETF |
| SPDR S&P500 ETF Trust | SPY | 流動性が高く、世界的に有名なETF |
海外ETFは為替取引、米国税制、分配金再投資などを考える必要があります。初心者が新NISAで積立するだけなら、まずは国内投資信託から始める方がシンプルです。
海外ETFの詳しい使い方はこちら。
S&P500とオルカン、どちらを選ぶべき?
新NISAでは、S&P500とオルカン(全世界株式)のどちらを選ぶかで迷う人が多いです。
| 投資対象 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| S&P500 | 米国の大型株500社に集中投資 | 米国企業の成長力を重視したい人 |
| オルカン | 日本・先進国・新興国を含む全世界株式に分散投資 | 世界全体へ広く分散したい人 |
S&P500は過去のリターンが魅力的ですが、米国一国への集中投資です。オルカンはより広く分散できますが、現在の時価総額比率では米国株の割合も大きくなります。どちらが絶対に正解というより、どのリスクを受け入れるかで選びましょう。
投資信託の購入は「買う時」と「持つ時」の両方で最適化する
投資信託を選んだあとは、どの証券会社で買うかも重要です。現在の最適解は、クレカ積立で購入時のポイント還元を受けることと、投信保有ポイントが高い証券会社で長期保有することを組み合わせる考え方です。
投信購入後のチェックポイント
- 毎月の積立はクレカ積立に対応した証券会社を使う
- 長期保有するファンドは、投信保有ポイントの対象か確認する
- ポイント還元よりも、ファンド自体の信託報酬の低さを優先する
まとめ:初心者は新NISAで低コストS&P500投信から
S&P500は、長期の資産形成において有力な投資先の一つです。米国企業の成長力に投資したい人にとって、S&P500連動の投資信託やETFは分かりやすい選択肢になります。
選び方の最終チェック
- 新NISAで積立するなら投資信託を優先する
- 信託報酬と実質コストを確認する
- 純資産額が十分にあるファンドを選ぶ
- ETFはリアルタイム売買やドル建て運用をしたい人向け
- 米国集中リスクが気になるならオルカンも比較する
まずはネット証券で、新NISAに対応した低コストのS&P500インデックスファンドを積み立てるところから始めるのが分かりやすいでしょう。
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