家計簿が続かない理由と解決策!おすすめ無料アプリ6選を比較
節約や家計管理において重要といわれている家計簿。多くの節約本や節約術でも家計簿をつけることがとても大切だと説かれていることが多いです。その一方で、家計簿についての意識調査によると、男性の5割、女性の7割が家計簿をつけたけど挫折したという経験をお持ちなのだそうです。
今回はそんな家計簿について、なぜ続けることができないのか、またどうやったら家計簿を続けることができるのかという、家計簿の付け方を紹介します。
また、そうした家計簿をつけるのに役立つ2026年最新のおすすめスマホアプリや、キャッシュレス時代に合わせた選び方も紹介していきます。
そもそも家計簿をつけるメリットって何?
節約といえば家計簿をつけるという話が多いですが、そもそも家計簿をつけるメリットとは何があるのでしょうか?
最大のメリットは、自分自身の今を知ることができるということです。家計簿をつけることで、どのくらいの収入があり、お金を何と何に使っているのかが目に見えるようになります。こうすることで、お金を使いすぎている項目や節約できそうな部分を知ることができます。
家計簿をつけてみると、思わぬ項目でお金を使いすぎているということに気づくことも少なくありません。結果的に、それを活用することで支出を減らすことに役立てることができます。
逆にいくら家計簿をつけても「ふーん」で終わってしまっては意味がありません。
家計簿をつけられない、続かない理由は何?
そんな貯金や節約に便利で役立つ家計簿ですが、冒頭にも書いた通り「続けられない」人が多いのも特徴です。
じゃあ、なんで家計簿を続けられないのでしょうか?
冒頭の統計は株式会社マネーフォワードが2015年に実施した意識調査です。少し前のデータにはなりますが、20代以上の男女3302名を対象とした調査で、家計簿に挫折した人とその理由を分析しており、現在でも十分に参考になる内容です。
1)記録が面倒・時間がない
そもそも記録を続けることが面倒ということです。日常の生活の中に家計簿をつける時間を取り入れることができないというわけですね。主に男性に多いそうです。
2)細かくつけようとしてしまって失敗
これはよく言われる話ですね。大根一本いくらといったレベルで家計簿をつけようとすると、とんでもないボリュームになってしまいます。また、1円単位で合わせようとすると金額が合わずにストレスになるという方もいらっしゃるようです。
3)分類や付け方がわからない
(2)の項目とも多少関連しそうですが、家計簿は支出を「光熱費」「通信費」といったようにある程度分類して管理することで、何にどのくらいお金を使っているのかを分析するツールとなります。
そのため、支出の分類が必要なのですが、そもそもの分類がよくわからなくてそのままになってしまったという方もいらっしゃるようです。
4)モチベーションが続かない
節約に役立つ家計簿ですが、どちらかというと作業自体がこまごまとしています。そのため、モチベーションが続かずに家計簿をつけるのをやめてしまったという方もいらっしゃるようです。
モチベーション維持の解決策:レシートポイントアプリの併用
最近では、家計簿アプリと「ONE」や「CODE」などのレシートポイントアプリを併用する使い方が人気です。レシートを撮影するだけでポイントが貯まるため、面倒な家計簿入力も「お小遣い稼ぎ」の感覚で行うことができ、モチベーションを維持しやすくなります。
以上が主な家計簿が続かない理由として挙げられているものです。逆にこうした続かない理由をつぶしてくれる家計簿があれば、より続けやすい家計簿ということになりますよね。
手間なく、分類が容易でかつモチベーションが続くような仕組みのある家計簿ならいいわけです。
安全に家計簿アプリを使うために
スマートフォンで銀行口座やクレジットカードと連携する家計簿アプリを使う際、「銀行口座を連携して本当に大丈夫?」と不安に思う方も多いでしょう。安全に利用するためには以下の点を確認してください。
- 参照権限のみを利用:家計簿アプリが取得するのは明細などの「閲覧専用(Read Only)データ」のみです。アプリ側から送金や引き出しを行うことはシステム上不可能です。
- 金融庁登録済みの事業者か:主要な家計簿アプリ(マネーフォワードMEやZaimなど)は、金融庁への届出・登録を済ませている事業者によって運営されています。
- 二段階認証の設定推奨:万が一の不正ログインを防ぐため、アプリ側に二段階認証の設定があれば必ず有効にしておきましょう。
2026年版 主要家計簿アプリ比較表
2026年現在、多くのユーザーに支持されている代表的な家計簿アプリの比較表です。ご自身の目的に合わせて選んでみてください。
| アプリ名 | おすすめの目的 | 無料プランの主な特徴 |
|---|---|---|
| マネーフォワードME | 資産全体の一元管理 | 連携可能数4件まで |
| Zaim | 家計管理・家族共有 | レシート読取・連携が無制限 |
| OsidOri | 夫婦・カップルの共有 | 2人の口座を連携・リアルタイム共有 |
| 家計簿Toshl | シンプルに入力したい | 全機能無料(銀行連携は有料) |
| マネーツリー | プライバシー重視の資産管理 | 広告なしで銀行・カード連携が得意 |
続けられるおすすめの家計簿アプリ
家計簿には紙をベースとした昔ながらの家計簿がありますが、これはイチイチ手書きで書き込みをする必要があるためどうしても「面倒」という続かない理由の第1位をつぶせません。
そこでやはりお勧めなのは家計簿アプリです。
今は肌身離さず持つ方が多いスマートフォンを利用した家計簿ならいつでも入力できるうえ、面倒な計算だってほぼ自動でやってくれます。
キャッシュレス化に対応した家計簿の使い方
2026年現在、PayPayや楽天Pay、交通系ICカードなどのキャッシュレス決済が主流となっており、「現金払いの時だけ入力する」という前提は薄れつつあります。
マネーフォワードMEやZaimなどはPayPayをはじめとした主要なキャッシュレス決済との連携にも対応しているため、自動的に利用履歴が反映され、入力の手間を極限まで減らすことが可能です。
一部の家計簿アプリでは、現金払いのレシートをスマホカメラで撮影すれば自動入力してくれるものもあります。こうしたものを利用すれば面倒な作業を極力減らした形で家計簿を導入できます。
マネーフォワードME(Money Forward ME)
価格:無料・有料(月額500円/年払い または 月額900円/月払い)
iOS(iPhone):○
android:○
冒頭の家計調査でも出てきたマネーフォワードです。どちらかというと、家計簿記録というよりも「資産管理」の方に近いタイプの家計簿アプリとなります。銀行口座・クレジットカードとの連携で支出の分析もできますが、そのほかに証券会社の口座残高、ポイントサイトのポイント残高、年金資産など様々な資産を一元管理できるサービスとなっています。
詳しくは「無料家計簿・資産管理ツールのマネーフォワード」でもレビューしました。
無料プランの注意点:
2023年より、無料プランで連携できる口座・サービス数が4件までに変更されています。多くの口座を連携させたい場合は、プレミアムサービスへの加入を検討する必要があります。
zaim
価格:無料・有料(月額480円 または 年額4,300円程度)
iOS(iPhone):○
android:○
家計簿アプリの定番中の定番といえるのが「Zaim」です。レシートから品目を自動読み取りする機能や銀行・クレジットカードの入出金記録を自動取得・分類できます。家族で家計簿の「共有」をすることもできるので、ファミリー(家族)で家計簿を共有したいときにもお勧めです。
お手軽な現金出費管理といった使い方から本格的に家計管理をしたいという方にもどちらにも活用できる家計簿です。
基本機能のまとめ
- 家計簿の入力が簡単(電卓付き)
- 棒グラフ・円グラフで家計簿を分析
- レシートから品目を自動読取(無料)
- 銀行やクレジットカードの入出金を自動取得・分類(無料)
- 月の予算を決め家計簿の残高を表示
- お財布や口座、クレジットカードの残高表示
- スーパーの今日の特売情報を表示
- 支出や収入を入力するともらえるスタンプ機能
- お金を支払ったお店を家計簿に登録
- つけ忘れ防止のアラーム機能
- 家計簿の繰り返し入力
- パスコード・ロックでセキュリティも安心
- CSV エクスポート・インポート
- Google / Evernote と連携
- 初めてでも安心、家計簿の使いかたマニュアル付き
- 家計簿のアカウント共有可(ほかの人と一つの家計簿を共有)
- 世界各国の 154 貨幣通貨に対応
- 異なる通貨を相互に自動変換
※ ご利用には家計簿 Zaim へのユーザー登録が必要です(無料)
以上の機能が「無料」で利用できるようになっています。
ちなみにプレミアム会員に入ることもできます。プレミアム会員になると「広告が消える」「補助金や助成金、給付金などの情報が自分にカスタマイズされて受け取れる」「外部スキャナーを利用したレシートの一括読み込みに対応」などのプラスアルファの機能が追加されます。
OsidOri(オシドリ)
価格:無料・有料
iOS(iPhone):○
android:○
夫婦やカップルでの「共有家計簿」に特化したアプリです。自分専用のページと、パートナーと共有するページを分けて管理できるのが最大の特徴です。2人の口座やクレジットカードを連携させることで、生活費の支払い状況などをリアルタイムで共有できます。将来に向けた貯金や家計の分担ルールを視覚化したいお二人におすすめです。
家計簿Toshl
価格:無料(銀行連携等の追加機能は有料・月額500円〜)
iOS(iPhone):○
android:○
海外発のアプリですが、日本語にも対応しており、直感的でシンプルなUIが魅力です。グラフやキャラクターを使ったデザインで、楽しく支出管理ができます。基本機能はすべて無料で利用でき、ExcelやPDFへの出力にも対応しているため、パソコンで家計を分析したい方にも適しています。
マネーツリー(Moneytree)
価格:無料・有料
iOS(iPhone):○
android:○
マネーフォワードMEと同様に資産管理に強みを持つアプリです。銀行やクレジットカードの連携が非常にスムーズで、何よりも「広告が表示されない」という点が無料ユーザーにとって大きなメリットです。また、プライバシーポリシーが厳格で、個人情報を自社のマーケティング等に利用しないことを明言しているため、セキュリティやプライバシーに敏感な方から高い支持を得ています。
Zeny
価格:無料
iOS(iPhone):○
android:×
家計簿というよりも、どちらかというとお小遣い帳に近いイメージのシンプルな家計簿といえます。食費や外食費、交通費、日用品、交際費などどのくらいを使っているのか?という実態を知りたいだけという方にお勧めです。
金額を入力して、項目(食費、交通費など)を入力するだけです。
レシート撮影、金融機関データ取り込みといった機能はなく、単純に出金記録をつけるだけの記録になっています。たとえば、1か月だけ家計簿をつけてみたいというような場合にもお勧めですね。
※2026年現在、iOS専用アプリとして提供されていますが、今後のサポート状況やアップデート状況には留意してご利用ください。
いずれにしても家計簿アプリとはいえ、自分の入力スタイルに合う、合わないという部分がありますので、使ってみて試してみることをお勧めします。
以上、家計管理に役立つおすすめ無料家計簿アプリを比較、紹介してみました。
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