株主パスポートとは?使い方、ポイントの貯め方、キャンペーン、注意点
株主パスポートは、三井住友信託銀行が提供する株主向けスマホアプリです。
保有銘柄を登録すると、株主総会情報、配当金情報、株主優待情報、イベント、アンケート、株主ポイントなどをアプリで確認できます。
利用料は無料で、アプリ内課金もありません。
ただし、すべての上場企業を登録できるわけではありません。
三井住友信託銀行を株主名簿管理人とし、株主パスポートに参加している会社の銘柄が対象です。
この記事では、株主パスポートの使い方、ポイントの貯め方、会員登録企画、デジタル優待、注意点を整理します。
キャンペーンやアプリ仕様は、2026年6月29日時点で三井住友信託銀行の公式ページを確認しています。
この記事の要点
- 株主パスポートは、株主総会、配当、優待、アンケートなどをまとめて確認できる無料アプリです。
- 登録できるのは、三井住友信託銀行が株主名簿管理人で、株主パスポート参加会社になっている銘柄です。
- 株主ポイントは、アンケート、イベント、企画などへの参加で貯まります。
- 新規会員登録企画は2025年4月15日から2027年5月31日まで実施されています。
- 会員登録と銘柄登録が完了すると、条件達成者10万人ごとに抽選で株主ポイントが付与されます。
- マイナンバーカード登録では、個人番号そのものは取得しないと案内されています。
- ポイント目的で株を買うより、すでに持っている対象銘柄の管理と取りこぼし防止に使うアプリです。
株主パスポートでできること
株主パスポートは、株主と企業をつなぐデジタル窓口です。
株主優待アプリというより、株主総会、配当、優待、IR情報、アンケート、ポイントをまとめて扱うアプリと考えると分かりやすくなります。
| 機能 | できること | 注意点 |
|---|---|---|
| お知らせ | 登録銘柄の株主向け情報を確認する | 通知内容は銘柄ごとに異なる |
| 株主総会情報 | 総会情報、議決権行使サイト、招集通知閲覧サイトへ移動する | 議決権行使の期限は会社ごとに違う |
| 株主優待と配当金 | 優待、配当、デジタル優待の案内を確認する | 優待の受取や申込ができるかは銘柄ごとに異なる |
| イベントとアンケート | 株主向けアンケートやイベントに参加する | 実施の有無や内容は銘柄ごとに異なる |
| 株主ポイント | 企画参加などでポイントを貯め、物品などと交換する | 交換品や必要ポイント数は変更される可能性がある |
複数銘柄を持っている人ほど、紙の郵便物、メール、IRページ、優待案内を見落としやすくなります。
株主パスポートは、その見落としを減らすための管理アプリとして使うのが現実的です。
対象銘柄の確認方法
株主パスポートで最初に確認するのは、保有銘柄が登録対象かどうかです。
対象は、三井住友信託銀行を株主名簿管理人とし、株主パスポートの利用を申し込んでいる会社の銘柄です。
公式ページには参加会社一覧があり、会社名、五十音、証券コードで検索できます。
アプリ内の銘柄登録画面でも、参加会社一覧から登録可能な銘柄を確認できます。
対象外銘柄は登録できません
株主パスポートは、すべての上場企業に対応した株主管理アプリではありません。
保有株が対象外なら、その銘柄の株主優待、配当、アンケート、ポイント企画はアプリで管理できません。
単元未満株や端株で保有している場合は、株主名簿上の扱いと優待対象条件を分けて見ます。
少額投資や単元未満株の基本は、次の記事も参考になります。
登録の流れ
公式ページでは、アプリダウンロード後の登録作業は最短3分で完了すると案内されています。
実際には、保有銘柄、株主番号、本人確認方法によって所要時間は変わります。
- App StoreまたはGoogle Playで「株主パスポート」を検索してアプリをダウンロードします。
- 会員情報を登録します。
- 保有銘柄を検索します。
- 登録したい銘柄を選びます。
- 株主名簿情報と照合されます。
- 登録が完了すると、対象銘柄の情報をアプリで確認できます。
不正アプリを避けるため、公式ページでもApp StoreまたはGoogle Playからダウンロードするよう案内されています。
検索広告や外部サイトのダウンロードボタンからではなく、ストア上の提供元を見てからインストールします。
マイナンバーカードを使うメリット
株主パスポートでは、会員情報の登録にマイナンバーカードを利用できます。
公式ページでは、マイナンバーカードを使うことで、株主番号、住所、氏名などの入力作業を省略できると案内されています。
また、マイナンバー利用時に取得する情報はICチップに登録されている住所、氏名、性別、生年月日のみで、個人番号は取得しないと案内されています。
| 登録方法 | 使う情報 | 向いている人 |
|---|---|---|
| マイナンバーカード利用 | ICチップの住所、氏名、性別、生年月日など | 株主番号入力を省きたい人、複数銘柄を登録したい人 |
| 手入力 | 氏名、住所、銘柄コード、株主番号など | マイナンバーカードを使いたくない人 |
利用規約では、銘柄登録時の本人確認として、登録情報と株主名簿情報を照合すると説明されています。
マイナンバーカードを使わない場合は、氏名、住所、銘柄コード、株主番号などを使って照合されます。
株主ポイントの貯め方
株主ポイントは、三井住友信託銀行が発行する株主パスポート内のポイントです。
アンケート、イベント、企画などに参加することで貯まり、アプリ内で物品などと交換できます。
ただし、どの銘柄でどのアクションが用意されるかは会社ごとに違います。
- 保有銘柄を登録したら、通知設定を確認します。
- 「イベント・アンケート」を定期的に見ます。
- 「株主優待・配当金」タブで申込期限を確認します。
- 議決権行使の案内が来たら、期限前にWebで行使します。
- ポイント交換に必要なポイント数と交換期限を確認します。
ポイントや優待の有無は銘柄ごとに異なります。
登録しただけで、すべての銘柄からポイントが自動的にもらえるわけではありません。
会員登録企画の内容
三井住友信託銀行の公式ページでは、2025年4月15日から2027年5月31日まで、株主パスポートの会員登録企画が案内されています。
対象は、最新の基準日時点で株主パスポート参加企業の株式を保有している株主です。
株主パスポートで会員登録と銘柄登録が完了すると、自動的に抽選対象になります。
会員1名につき1回までの応募で、複数銘柄を登録しても応募回数は増えません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 期間 | 2025年4月15日から2027年5月31日 |
| 対象者 | 最新の基準日時点で株主パスポート参加企業の株式を保有する株主 |
| 応募条件 | 株主パスポートで会員登録と銘柄登録が完了していること |
| 抽選タイミング | 条件を満たす会員が10万人に達するごと |
| 当選発表 | 株主ポイントの付与をもって当選発表 |
| 賞品 | 当選人数 |
|---|---|
| 10,000ポイント | 500名 |
| 5,000ポイント | 1,000名 |
| 3,000ポイント | 2,500名 |
ポイントは、抽選後1か月以内に付与されると案内されています。
企画内容や条件は予告なく変更または中止される場合があります。
ポイント目的だけで株を買わない
抽選でもらえるポイントより、株価変動、売買手数料、税金、資金拘束の影響のほうが大きくなりやすいです。
すでに対象銘柄を持っている人が、取りこぼし防止として拾う企画と考えるほうが自然です。
デジタル優待とポイント優待の注意点
株主パスポートでは、銘柄によってデジタル優待やポイント優待の案内が表示されます。
電子チケット、電子クーポン、アプリ内ポイントなど、紙の優待券とは違う形で受け取るケースがあります。
一方で、優待の受取や申込ができるかは銘柄ごとに異なります。
公式ページでも、イベント、アンケート、株主優待の受取や申込、株主ポイントが付与されるアクションは銘柄ごとに異なると案内されています。
デジタル優待は便利ですが、スマホ操作、ログイン、期限管理が必要です。
紙の優待券なら届いた封筒を保管すればよい場面でも、デジタル優待ではアプリ内の期限を見落とすと使えないことがあります。
株主優待と議決権行使書の関係は、次の記事でも整理しています。
株主パスポートが向いている人
株主パスポートは、対象銘柄をすでに持っている人ほど使いやすいアプリです。
特に、株主優待銘柄を複数持っている人、議決権行使を毎回している人、配当や優待案内を見落としやすい人に向いています。
| 向いている人 | 理由 |
|---|---|
| 株主優待銘柄を複数持っている人 | 優待や申込期限をまとめて確認しやすい |
| 議決権行使をする人 | 株主総会情報や議決権行使サイトにアクセスしやすい |
| アンケートやイベントを拾いたい人 | 株主ポイントの対象になる企画を見つけやすい |
| 紙の郵便物を整理しきれない人 | 登録銘柄の情報をスマホで確認できる |
反対に、対象銘柄を持っていない人、スマホアプリで株主情報を管理したくない人、ポイント目的で短期売買を考えている人には向きません。
よくある質問
株主パスポートは無料ですか?
無料で使えます。
公式FAQでも、アプリダウンロードは無料で、アプリ内で課金されることはないと案内されています。
すべての上場企業を登録できますか?
登録できません。
三井住友信託銀行を株主名簿管理人とし、株主パスポートの利用を申し込んだ銘柄が対象です。
マイナンバーカードを使うと個人番号を取得されますか?
公式ページでは、マイナンバー利用時に取得する情報はICチップに登録されている住所、氏名、性別、生年月日のみで、個人番号は取得しないと案内されています。
ポイントは必ずもらえますか?
必ずもらえるわけではありません。
アンケート、イベント、企画の有無は銘柄ごとに違い、会員登録企画も抽選です。
単元未満株でも使えますか?
銘柄登録は、株主名簿情報との照合によって扱われます。
単元未満株の場合は、議決権や株主優待の条件と一致しないことがあるため、保有銘柄ごとの対象条件を分けて考えます。
株主優待アプリとして使えますか?
株主優待情報の確認には使えます。
ただし、優待の受取や申込ができるかは銘柄ごとに異なるため、すべての優待をアプリで完結できるわけではありません。
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確認した主な情報
- 三井住友信託銀行「株主パスポート」
- 三井住友信託銀行「株主パスポート 参加会社一覧」
- 三井住友信託銀行「株主パスポート 会員登録企画」
- 三井住友信託銀行「株主パスポート 利用規約・ガイドライン」
確認日:2026年6月29日
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