ダイドーグループHD(2590)の株主優待|200株・半年保有・20日権利日に注意
ダイドーグループホールディングス(2590)は、缶コーヒーや飲料、ゼリーの「たらみ」などを展開する会社です。
旧社名や事業会社名から、ダイドードリンコの株主優待として検索されることも多い銘柄です。
現在の株主優待は、毎年1月20日時点で200株以上を半年以上継続保有している株主に、6,000円相当の自社グループ商品を贈る制度です。
この記事では、2026年6月時点の公表情報をもとに、20日権利日の注意点、7月20日の意味、長期保有記念品、優待クロスの向き不向きを整理します。
先に結論
- 通常の株主優待品は、毎年1月20日時点の株主が対象です。
- 必要株数は200株以上です。
- 半年以上の継続保有は、1月20日と前年7月20日の株主名簿に同一株主番号で記録されることを指します。
- 優待品は6,000円相当の飲料とゼリーなどの詰め合わせです。
- 2026年から優待品の発送時期は4月中旬から6月下旬へ変わりました。
- 5年を超えて保有した株主には、条件を満たした年に1回限り記念品があります。
ダイドーグループHDの株主優待の基本情報
ダイドーグループHDの通常の株主優待は、年1回の自社グループ商品詰め合わせです。
権利判定日は1月20日です。
一般的な月末優待とは日付が違うため、権利付き最終日も月末銘柄とは別に見ます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 証券コード | 2590 |
| 市場 | 東証プライム |
| 通常優待の割当基準日 | 1月20日 |
| 必要株数 | 200株以上 |
| 継続保有条件 | 半年以上 |
| 優待内容 | 6,000円相当の自社グループ商品 |
| 発送時期 | 6月下旬 |
かつては100株で年2回の優待品を受け取れる時期がありました。
現在は、200株以上を半年以上保有し、1月20日の基準日を迎える制度です。
2024年1月の株式分割後も単元株数は100株ですが、優待品を受け取るには200株が必要です。
100株だけでは通常の優待品は受け取れません。
ダイドーグループHDの株は100株単位で買えます。
しかし、6,000円相当の株主優待品は200株以上が条件です。
優待目的で必要投資額を見るときは、株価に100株ではなく200株を掛けて考えます。
1月20日と7月20日の役割
ダイドーグループHDの株主優待では、1月20日と7月20日がどちらも出てきます。
ただし、2つの日付の役割は同じではありません。
| 日付 | 主な役割 | 読者が見るポイント |
|---|---|---|
| 1月20日 | 通常の株主優待品の割当基準日 | 200株以上かつ半年以上保有なら6,000円相当の優待品 |
| 7月20日 | 半年以上保有の判定日 | 翌年1月20日の優待品を受けるための保有記録になる |
| 7月20日 | 5年超の長期保有記念品の割当基準日 | 条件を満たした年に1回限り記念品 |
2027年1月20日の通常優待品を狙うなら、2026年7月20日以前から同一株主番号で200株以上を保有していることが前提になります。
2026年7月20日は祝日のため、証券取引上の権利付き最終日の目安は2026年7月15日です。
この日付を過ぎてから買っても、2027年1月20日の半年以上保有条件には届きません。
優待品の中身と発送時期
優待品は、DyDoグループの飲料、定番ドリンク、新商品、たらみのゼリーなどを組み合わせた詰め合わせです。
金券ではないため、飲料やゼリーを家庭で消費しやすい読者ほど満足度が高くなります。
2026年から、株主優待品の発送時期は4月中旬から6月下旬へ変更されています。
会社側は、最新の商品ラインアップを届けることと、転居が集中する時期を避けて未着や返送リスクを減らすことを理由にしています。
| 変更前 | 変更後 |
|---|---|
| 4月中旬発送 | 6月下旬発送 |
優待品の内容は6,000円相当で、発送時期の変更によって贈呈基準そのものは変わっていません。
5年超の長期保有記念品
ダイドーグループHDには、通常の優待品とは別に長期保有株主向けの記念品があります。
対象は、5年を超えて保有した株主です。
記念品は、保有年数が5年を超えた年に1回限り贈呈されます。
判定では、株主名簿に100株以上、2024年7月20日以降は200株以上の保有が、同一株主番号で1月20日と7月20日に連続11回以上12回以下記録されている必要があります。
| 登録期間の例 | 割当基準日 | 記念品お届け時期 |
|---|---|---|
| 2021年7月から2026年7月 | 2026年7月 | 2026年10月 |
| 2022年7月から2027年7月 | 2027年7月 | 2027年10月 |
| 2023年7月から2028年7月 | 2028年7月 | 2028年10月 |
この記念品は毎年もらえる長期優遇ではありません。
5年を超えた年に1回限りという点を、通常の6,000円相当の優待品と分けて見ます。
グループ商品の優待価格販売
ダイドーグループHDは、優待品とは別に、すべての株主向けにグループ商品の優待価格販売も用意しています。
対象は、毎年1月20日または2月20日時点の株主です。
保有年数の制限はありません。
ダイドードリンコの飲料や健康食品、たらみのゼリーなどを優待価格で購入できる制度で、購入方法は株主向け通信誌などで案内されます。
通常の優待品は200株以上が条件ですが、優待価格販売はすべての株主が対象です。
ただし、割引率や対象商品は商品ごとに異なるため、6,000円相当の優待品とは別物として考えます。
優待利回りの見方
ダイドーグループHDの優待利回りは、6,000円を200株分の投資額で割って考えます。
2026年6月26日終値2,632円を基準にすると、200株の投資額は526,400円です。
この場合、6,000円相当の優待品だけで見る優待利回りは、6,000円÷526,400円で約1.14%です。
実際の利回りは株価で変わるため、購入時点の株価と、読者自身が優待品をどれだけ使えるかで評価します。
優待品は現金ではなく商品詰め合わせです。
飲料やゼリーを日常的に消費できる家庭では使いやすく、好みが合わない場合は額面どおりの価値を感じにくくなります。
ダイドー優待が向いている人
- 飲料やゼリーの詰め合わせを家庭で使い切れる人
- 1月20日と7月20日の変則的な基準日を管理できる人
- 200株以上を半年以上持つ前提で投資できる人
- 短期の優待取りより、長期保有を前提にできる人
優待クロス取引との相性
ダイドーグループHDは、優待クロス取引だけで取りにいくには条件が重い銘柄です。
通常の優待品には半年以上の継続保有条件があり、1月20日と前年7月20日の株主名簿に同一株主番号で記録される必要があります。
公式Q&Aでは、いったん全株式を売却して買い戻した場合、保有株式を一般口座からNISA株式へ切り替えた場合、相続、証券会社の変更、氏名や住所変更で株主番号が変わる場合があると説明されています。
そのため、1月20日の直前だけクロス取引をしても、通常優待品の条件を満たせない可能性が高くなります。
優待クロス取引の基本と逆日歩の考え方はこちらです。
長期保有条件のある株主優待を狙う場合の考え方はこちらです。
買う前に確認したいポイント
ダイドーグループHDの株主優待は、商品詰め合わせの満足度が高い一方で、必要株数と保有条件を間違えやすい銘柄です。
単元株数は100株ですが、通常優待品の条件は200株以上です。
1月20日だけでなく前年7月20日の名簿記録も必要です。
この2点を外すと、優待目的で買ったのに受け取れない可能性があります。
株主優待の基本的な仕組みはこちらです。
株主優待向けの証券会社を比較したい場合はこちらです。
議決権行使書や株主向け郵送物の見方はこちらです。
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優待クロス取引のコストと逆日歩はこちらです。
株主優待の買い方から確認したい場合はこちらです。
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