最近では様々なポイントを登場しており、当ブログでも様々なポイントの上手な貯め方やお得な貯め方などを紹介しています。その一方でポイントを貯めることで何十万円分のポイント、人によっては数百万円相当のポイントを貯めこんでいる人の話も聞きますし、実際に残高を見せてもらったことがあります。

そうしたポイントに対するリスクの一つとしてポイントの貯めすぎは実はあまり好ましいものではないという点について紹介していきたいと思います。

ポイントは通貨のようだけれども実は保証も何もない、オマケにすぎない

まず、知っておいてほしいことは「ポイントは通貨じゃなくて、発行している会社のオマケのようなものである」ということです。たとえばTポイントのような共通ポイントにしても、ヨドバシカメラのポイントにしても、街の小さなお店のポイントにしても、どれも通貨ではありません。

ポイントは企業等が販売促進や広告宣伝のために提供しているオマケのようなもので、これに法的な保護はありません。

 

ポイント制度は改悪されることがある

  • ポイントの有効期限が短縮された
  • ポイントで交換できる商品の価値が低くなった
  • ポイントの使い道が少なくなった
  • ポイントの使い勝手が悪くなった

いわゆるサービス企業側の改悪というやつですが、こうしたことはポイント発行会社によって基本自由に行われます(ユーザーからの反発等があるということは別にして……)。

 

ポイントは不正利用されたとしても補償されるものではない

  • ポイントカードを落として不正に利用された
  • ID,PWが漏洩してポイントが勝手に交換されて使われてしまった

また、上記のような不正利用に関しても銀行預金の不正利用に対する保護のようにポイントの発行会社に補償を求めることはできません。

たとえばポイントを不正利用されて買い物をされたとしましょう。
この時の被害者は実はポイントの保有者であるあなたではなく、不正利用をされたポイントを発行した側になるわけなので、話は厄介になります。

上記のようなケースではたとえ第三者による不正行為によってポイントが不正に使われても補償してもらえる可能性は低いといえそうです。

一方で、キャッシュカードが不正に利用されて出金されたという場合、過失がない限りは預金者保護法によって保護されます。

 

また、クレジットカードによる不正利用であったのであれば、クレジットカードに付帯している盗難保険やオンラインショッピング用の保険などで不正利用による損害はカバーされることが多いです。

このように考えるとポイントは不正利用などに対してきわめて脆弱であるといえそうです。

 

自分に万が一があった時に相続できないリスクがある

さらに、ポイントは基本的に自分だけのモノです。第三者に譲渡したり相続できた理はできないケースが少なくありません。

無駄にポイントやマイルを貯めすぎて、失効や消失するという事が無いようにしたいものですね。

 

ポイントを貯めること自体が目的となる保有効果に注意

経済的に見れば、貯めても金利が付くわけでないポイントをそのままにしておくことは合理的とは言えません(最近は「ポイント投資」などもありますが……)。

その一方でポイントが貯まり始めるとその貯まったポイントをみてうれしい気持ちになる保有効果というものがあると行動経済学では指摘しています。同じく、保有効果が働くことで、ポイントを貯めるために非合理的な行動をしてしまう選好の逆転が発生するともされています。

本当は別にほしくもないのにポイントが10%も貯まるから、マイルがたくさんもらえるから、といった理由で無駄遣いするのは本末転倒ですよね?

 

ただし、貯めることで価値が高まるポイントもある

もちろん、たくさんのポイントを貯めて貯めまくったほうがいいケースもあるでしょう。たとえば、航空会社のマイル(マイレージ)などは最もポイント交換価値が高いのはファーストクラスの航空券との交換となります。

  • 電子マネーとの交換(1マイル=1円程度)
  • 国内線の特典航空券との交換(1マイル=1.5円~2円程度)
  • 国際線エコノミークラス特典航空券(1マイル=2円程度)
  • 国際線ビジネスクラス特典航空券(1マイル=7円程度)
  • 国際線ファーストクラス特典航空券(1マイル=10円以上)

このように、ポイントをたくさん貯めたほうがポイントの利用価値が高くなるというケースはあるものの、こうしたケースを除けば基本的にはポイントは早めに使ってしまったほうがいいです。

特に1ポイント=1円といったように価値がほぼ固定化されているものは利用を後回しにしても利息が付いて増えるなんてことはないわけですし……

 

基本的には貯めすぎず、使えるタイミングあるなら使おう

まとめとして、貯めることによる何らかのゴール(目的)があるケースを除けば、ポイントは使えるときに使えるだけ使っておく方が万が一のことを考えるとお得だといえそうです。

特に共通ポイント系(TポイントPontaポイント楽天ポイントdポイント)はポイントが使えるお店なら1ポイント=1円単位で気軽に使えるので、さっさと使ってしまったほうがいいと思います。

余談ですが、Pontaポイントとdポイントに関してはローソンのお試し引換券として消費するのがもっともおすすめです。

 

以上、ポイントやマイルの貯めすぎにご注意というお話でした。

ABOUT ME
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ふかちゃん
マネーライフハック編集長。証券会社で個人向け金融サービスに従事した経験をもとに、2004年より金融・投資・クレジットカード・節約・ポイント活用に関する情報を発信しています。2011年からMoneyLifehackを運営し、2018年3月には月間200万PVを達成。金融サービスの提供側ではなく、利用者目線で実際に使って検証した一次情報をもとに、家計改善に役立つ情報を分かりやすくお届けしています。
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