ANAカードの5マイル・10マイルコースはどっちが得?損益分岐点と賢い選び方
ANAのマイレージ(マイル)をクレジットカード経由で貯めているという方も多いのではないかと思います。
そんなANAのマイルが貯まるANAカードを利用している方は、ショッピングで貯まるポイントを、ANAマイルと交換することができます。この交換レートには5マイルコース(無料)と、10マイルコース(手数料有料)の2つが用意されております。
たとえば10マイルコースの移行手数料は、ANA JCBカードの場合は5,500円(税込)、ANA VISAカードの場合は6,600円(税込)となっています。
新しくANAカードを利用する人はどちらのコースを選ぶべきか悩ましいところですよね。今回はそんなANAカードの5マイルコースと10マイルコースのどちらを選ぶべきか、2026年最新の情報を交えながら徹底検証していきます。
マイルが貯まるANAカードのマイルコースの選び方
ANAマイルが貯まることで人気のクレジットカード「ANAカード」。
ANAカードはJCB、VISA、MasterCard、アメリカンエキスプレス、ダイナースクラブの各国際ブランドのカードが発行されています。
このANAカードにはクレジットカードを使ったショッピングでマイルが貯まる還元率が変わる2つのコースがあります。
ワイドゴールドカード以下のANAカードの場合、5マイルコース、10マイルコースの二つがあります。このコース選択はANAカードでいくらお買い物をするか?という点でどちらのコースを利用するかが決まってきます。
うまく使い分けていきましょう。
ANA JCBカード,ANA VISAカードのマイル交換手数料の仕組み
マイルが貯まるANAカードはお得ではあるものの、基本的に1,000円利用につき5マイル(0.5%)が貯まるプランと10マイル(1.0%還元)が貯まるプランの二つのコースがあります。
当然、10マイルが貯まるコースのほうがお得なのですが、こちらのコースを利用する場合には手数料(会費)が別途必要になります。
- 5マイルコース:手数料なしで1ポイント5マイルに交換
- 10マイルコース:手数料ありで1ポイント10マイルに交換
そのため、ANAカードで5マイルコースにするか、10マイルコースにするかは年間の利用金額を考えて、そのお得さを比較、検証する必要があります。
ちなみにANAカードで貯まるマイルは、一旦、各国際ブランドごとに違うカード発行会社のポイントが貯まり、それをANAマイルに交換する方式となっています。
たとえば、ANA JCBカードはクレジットカードの利用で貯めたJ-POINTをANAのマイレージに交換することができます。
また、すでにANA VISAカードをお持ちの方もショッピングではVポイントが貯まり、それをANAマイルと交換することができるようになっています(※2026年4月より「ワールドプレゼント」のマイレージ移行サービスは完全終了し、Vポイントからの移行に集約されました)。
マイル交換手数料を払う価値はあるのか?
- ANA JCB:5,500円(年・税込)
- ANA VISA:6,600円(年・税込)
10マイルコースの交換手数料は上記のとおりです。
ここで10マイルコースを選び5,500円(JCB)、6,600円(VISA)の手数料がかかるということを考えようと思うと、1マイル当たりの価値と、実際に交換できるポイント数が重要になります。
たとえば、1マイルの価値を仮に2円として、年間の利用する金額とポイント価値(マイル価値)を考えていきましょう。
年間20万円を利用するケース
まずは年間に20万円のお買い物だったというケース。
20万円=200ポイントです。
- 5マイルコース:5マイル×200=1,000マイル(2,000円相当)
- 10マイルコース:10マイル×200=2,000マイル(4,000円相当)
10マイルコースはここに5,500円(6,600円)の手数料がかかるので、差し引きでマイナスになってしまいます。この利用金額の場合は10マイルコースを選ぶのではなく、5マイルコースを選ぶべきですね。
年間100万円を利用するケース
続いては年間に100万円のショッピングをする前提だとしましょう。
100万円のお買い物だと0.1%分のポイントが貯まるので1,000ポイントが貯まることになります。
- 5マイルコース:5マイル×1,000=5,000マイル(1万円相当)
- 10マイルコース:10マイル×1,000=10,000マイル(2万円相当)
ということになります。10マイルコースの場合は5,500円(6,600円)の手数料がかかりますが、それを差し引いたとしても得られるマイルの価値が高いため、10マイルコースを選択するほうが経済性は高いということになります。
5マイルコース、10マイルコースの損益分岐点比較
上記のようになるわけですが、損益をグラフ化してみました。ANAマイル(1マイル)あたりの価値も考える必要があるわけなので1マイル=1.5円、1マイル=2円で見たときの2つで計算したものです。
正直マイルの価値というものは用途によって変わります。一般的に1.5円~2円くらい。うまくマイルを活用できる人(海外利用、ビジネスクラス、ファーストクラス利用など)であれば5円~10円くらいの価値になります。
とりあえず、1マイル=1.5円(あまり活用できない人)と1マイル=2円(それなりにマイルを活用できる人)で計算します。
1マイル=1.5円の場合、追加で得られる5マイルの価値は7.5円になります。手数料を回収するための損益分岐点は、ANA JCBの場合は年間約73.3万円以上のショッピングをするなら10マイルコースがお得になります。ANA VISAの場合は年間88万円が分岐点になります。
こちらは1マイル=2円で見たときですね。追加で得られる5マイルの価値は10円となるため、損益分岐点は大きく下がります。ANA JCBのケースだと年間55万円以上、ANA VISAのケースでも年間66万円以上のショッピングをするなら10マイルコースでOKということになります。
2年に一度の交換にすれば移行手数料を半額にできる
ANA JCBカード、ANA VISAカードともに貯まるポイントは獲得月から2年間有効です。
10マイルコースのマイル交換手数料は1年あたりでかかりますので、ポイントをギリギリまで貯めて「2年に一度だけマイルに交換する」ようにすれば、手数料は実質半分(2年に1度のみ支払い)に抑えることができます。
とすれば10マイルコースを選択する損益分岐点も半分の水準に落ちるということになります。
ポイントをマイルに自動移行するサービスはオフに
たとえばANA JCBカードの場合、ポイント交換に以下の2つの設定があります。
- マイル自動移行コース
- マルチポイントコース(手動交換)
自動移行コースは毎月自動的にポイントをマイルに交換できます。便利な反面で、ここで紹介した「2年に一度だけ10マイルコースでマイルを移行する」という節約テクニックが使えません。
なので、ANA JCBカード、ANA VISAカードのポイント交換コースは自動で交換されないタイプ(マルチポイントコース等)に設定しておくべきです。
よく飛行機に乗る人ならワイドゴールドも要検討
ANAカードによる10マイルコースの5,500円、6,600円という移行手数料は決して安くはありません。
ちなみに、ANAカードの中でもゴールドカード(ワイドゴールドカード)以上のクレジットカードの場合、10マイルコースの交換手数料は無料になります。
ワイドゴールドカードの年会費は15,400円(税込)と割高感を感じるかもしれませんが、実質的なコストで比較すると見え方が変わってきます。
ANA JCBカードの実質コスト比較表
| カード種類 | 年会費(税込) | 10マイルコース手数料 | 合計コスト |
|---|---|---|---|
| ANA JCB一般カード | 2,200円 | 5,500円 | 7,700円 |
| ANA JCBワイドカード | 7,975円 | 5,500円 | 13,475円 |
| ANA JCBワイドゴールド | 15,400円 | 無料 | 15,400円 |
表を見るとわかるように、ワイドカードとワイドゴールドカードの実質的なコスト差はわずか1,925円しかありません。
その上で、ボーナスマイルや入会・継続の特典マイル、空港ラウンジサービスなども考えると、飛行機によく乗る人でANAカードをメインにショッピングをしているというのであれば、ワイドゴールドカードを選択するというのも非常に合理的な選択と言えます。
【補足】マイル還元率をさらに高める最新の活用術
さらにANAマイルを効率よく貯めるための、2026年現在の代表的なルートやテクニックをご紹介します。
ANA Pay経由のチャージルートで高還元を狙う
現在、ANA Payへのチャージを活用した高還元ルートが注目されています。クレジットカードの基本還元(1,000円=10マイル)だけでなく、ANA Payへのチャージを活用することで、1,000円ごとに最大11マイルが貯まる仕組みが提供されています。日々の決済をANA Payに集約することで、より効率よくマイルを獲得できます。
nimocaルートによる高レート交換
ポイ活等で貯めた各種ポイントをANAマイルに交換する際、「ANA VISA nimocaカード」を持っていると、通常ルートの交換レートより大幅に有利な70%という高レートでマイル交換が可能になる「nimocaルート」が存在します。
ルート自体は複数ステップを踏むため複雑さがあり、函館や九州エリア等の特定の交換機を利用する条件等もありますが、マイル効率を最大限に重視するユーザーには非常に有用なテクニックです。
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