おまとめローンのメリット・デメリット。借金一本化の注意点と向いている人
おまとめローンは、複数のカードローン、キャッシング、リボ払いなどを一つの借入にまとめる方法です。返済日を一本化でき、金利が下がれば利息負担を減らせる可能性があります。
ただし、おまとめローンは借金が消える制度ではありません。返済期間を延ばすだけだと、毎月返済額は下がっても総利息が増えることがあります。
おまとめローンで確認すること
- 今の借入総額、金利、毎月返済額、返済日を一覧化する
- 一本化後の金利が本当に下がるか確認する
- 毎月返済額だけでなく、総返済額も比較する
- 追加借入ができない専用商品か確認する
- 返済がすでに限界なら債務整理も比較する
おまとめローンのメリット
| メリット | 内容 |
|---|---|
| 返済管理が楽になる | 返済日、返済先、残高確認を一本化できる |
| 金利が下がる可能性 | 高金利の少額借入をまとめると、適用金利が下がることがある |
| 毎月返済額を調整しやすい | 返済期間を見直して家計を立て直しやすくなる |
| 返済計画を作り直せる | 追加借入を止めて完済に向かうきっかけになる |
特に、複数社で少額借入をしていて、それぞれ上限金利に近い金利が適用されている場合は、一本化で利息負担が下がる可能性があります。
おまとめローンのデメリット
総返済額が増えることがある
毎月返済額を下げるために返済期間を長くすると、金利が少し下がっても総利息が増えることがあります。比較するときは、月々の返済額だけでなく総返済額を確認しましょう。
審査に通らないことがある
おまとめローンは借入額が大きくなりやすいため、収入、勤続年数、信用情報、既存借入の状況が見られます。延滞が続いている場合は審査が厳しくなります。
追加借入を続けると意味がない
おまとめ後に空いた枠でまた借りると、借入総額がさらに増えます。おまとめは「完済に向かうための手段」であり、借入余力を増やすためのものではありません。
総量規制とおまとめローン
貸金業者からの借入は、原則として年収の3分の1までという総量規制の対象です。ただし、顧客に一方的に有利となる借換えなど、一定のおまとめローンは例外貸付として扱われる場合があります。
例外になるからといって必ず借りられるわけではありません。追加借入ができない、借換え対象が限定される、返済専用になるなど、商品ごとの条件を確認しましょう。
おまとめローンより債務整理が向くケース
すでに返済が遅れている、利息だけ払って元金が減らない、生活費を借入で補っている場合は、おまとめローンで延命するより債務整理の相談が適していることがあります。
おまとめローンを検討する手順
- 借入先ごとの残高、金利、毎月返済額を一覧にする
- 一本化後の金利、毎月返済額、返済期間、総返済額を比較する
- 追加借入ができない返済専用商品か確認する
- 審査に不安がある場合は、債務整理の無料相談も並行して確認する
- 契約後は空いた枠を使わず、完済まで返済を続ける
まとめ
おまとめローンは、金利や返済管理を改善できる可能性がある一方、返済期間を延ばすだけでは総負担が増えることもあります。今の借入状況を一覧化し、総返済額まで比較したうえで、債務整理も含めて検討しましょう。
参考:日本貸金業協会「総量規制について」、金融庁「貸金業法Q&A」、法テラス「借金・債務整理」
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